穴にハマったアリスたち

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東映アニメーションギャラリー ~プリキュアオールスターズ展~

2009年03月23日 | プリキュア雑談・総合
昨日、東映アニメーションギャラリーに行ってきました。
悪い人に「限定商品が売ってる」と嘯かれたからです。
罠と知りつつも、ついついお出かけしてしまいました。私、信じてみる。

 

場所は大泉学園。マニアックな駅です。建物自体もマニアックなところにありました。
入口もマニアックです。ギャラリーと言いつつ、いたって普通の事務所なので入口の守衛さんにサインをして入ります。
てか、入口は本当にここでいいのかと悩むくらい。これ、普通の会社の社用車口じゃ…。

ギャラリーではちょうどプリキュア特設展が開催されていました。
中の一室はプリキュアづくしです。
入室すると部屋のど真ん中に鎮座してるルミナス先輩が目に痛い。

展示物は作画資料やら何やら。美翔さんの作画設定にやたらに沢山のNG項目があったのが印象的でした。
曰く「髪の毛を重い感じにするのはNG」とか「ハイライト不可」とか。美翔さんたら注文だけは一人前だったのですね…。
往年の強気な彼女を彷彿として微笑ましくなりました。それが今ではこんなに猫背になって…。

会場には私の他に、黙々と上映ビデオに見入る女児様1組と、黙々と展示のゲームに興じる女児様2組がおられました。
この娘らは、何をどうやってこんなマニアックなところに辿り着いたのだろう…。
先ほどから「マニアック」を連呼してますが、これは別に「プリキュアだからマニア」とかそんな狭量な意味ではありません。
行けば分かります。東映アニメーション様の本拠地という肩書と相まって、非常にもにょった気持ちになれます。
ぶっちゃけて言えば、「ギャラリー」というか「嗚呼、ここが噂の在庫倉庫か」というか。これは逆に新しい。

別室にはプリキュアさん以外の展示もあります。ていうか東映アニメ様も考えたな。
「展示」と称してガラスケースに入れておけば、売れない娘さんたちも仕事をしてることになります。まさに窓際。
日のあたるところに配置されたセラムン先輩や黒白さんはまだしも、片隅のナージャ大先輩のケースからは怨念が漂ってました。アレは絶対、数十年後には付喪神になってる。

件の限定品を売ってるお店は、そんな一角にありました。
確かに限定商品がいっぱいあります。
より正確には、各地のイベントで「限定!」と称して販売した商品の残りが。

当然、美翔さんも沢山おられました。むしろ美翔さんばっかり沢山おられました。
あー、あの限定ハンドタオル、一昨年の「プリ5」イベントで見たなぁ…。
回り回ってこんなところで再会するなんて…。
お値段はリーズナブルな100均。一昨年、定価で買ってしまった自分が悲しいです。
あの時は、こうしてまた出会うなんて想像もしなかったものな。

とりあえずSSグッズを買った。

 

ついでにレモネキーホルダーも買った。檸檬檸檬。

 

そんな在庫娘と在庫までリーチ娘以外に、フレッシュ娘の商品も売ってあります。
せっかくなので、誰が一番売れててるかを売店のおばちゃんにちょっと聞いてみました。
(なお100円の美翔さんを売ったところで人件費にもならないため、売店に人は常駐していません。カウンターに置いてある電話から呼び出さないといけない)

気になる人気と売れ行きは、番組開始直後は断トツで桃キュアさんだったそうな。
彼女の在庫が切れたので本部に要請するほどだったそうです。
が、その後売行きは鈍化し、現在は蒼い人が人気とか。
この売店の人気状況が全体の人気とイコールとは限りませんが、パインさんが地味目なのが意外でした。
それと主人公補正のスタートダッシュの後、ジリ貧になってる桃園さんはやっぱりロースペックだと思った。

 

というわけで桃キュアさんのキーホルダーも買った。
番組始まって2か月になりますが、気がつけば桃キュアさんが一番お気に入り。
おかしいな。始まる前は、敵味方含めて個人的には最下位だったのに。
何故か桃園株の一点買いをしてる自分がいる。

なんといってもあの娘はロースペックぶりが良いですね。
真っ当に考えれば歴代主人公様よりも高い技能をお持ちなのですが(料理とか運動とか)、どれもこれも一般人の域を出てないせいで非常に微妙です。いわゆる「普通にロースペック」。
二次元キャラなのに、突出した長所も短所もないとこういうことになる。
一応「ダンス」が夢に設定されてますけど、それすらも他の二人と共通ですし。
まずいですよ桃園さん。特技がない!これは美翔さんよりもヤバい!

当初、口癖の「幸せゲットだよ!」から能天気娘かと思ってたのですが、かなり違ったのも好感。
この娘のこの台詞は「良かった探し」の変形としか思えない。
何せまだ開始から2か月なのに、何回マジ落ち込みしたことか。「幸せゲットだよ」と「あたしこんなに頑張ってるのにどうして…」がほとんどセットですよ。
その内、「何故『ゲットだよ』が口癖になったのか」的エピソードがありそうな気がしないでもないです。
こう、幼少時に悲しいことがあったので、挫けないように言うようになったとかなんとかで。
蒼い人が「完璧ではないからこそ、あえて完璧と口にして自分を奮い立たせている」のと同じような何かがあるんじゃなかろうか。

個人的には「幸せ」というワードは好き。
正直なところ「夢」とか「愛」とかどうでもいいと思ってる。
今この瞬間、夢原さんの「この人は敵!」フラグがビコンと跳ね上がった気がしますが、気にしません。

(余談。相羽さんの「夢原さんは神」記事を読みました。彼女が人の望むことを無意識に満たす力の持ち主であることに異論はないのですが、同時に「人が望まないこと」も本能的に察知する娘な気がする。だってほら、戦闘になると即座に弱点狙い撃ちにするし、仲間が欲しくて飢餓に苦しんでたブンビーさんに対し、最後の最後になるまで名前すら(恐らくはわざと)呼んであげないし。
「相手の気持ちを満たす」能力は、裏返しに使えば戦闘でも凶悪に機能すると思うんだ。どこのグラップラーだ。

夢原さんと初めて対面したときに、彼女がこちらの心をえぐりにくるか満たしにくるか。それすなわち、夢原ジャッジで悪人or善人判定された結果なわけで…。
己の人間性を映し出す真実の鏡のような人です。恐ろしい女だ…。夢原さんに会うのは怖すぎる)

桃園さんの話をしてたはずが、夢原さんの話になってた。さすがロースペック。
それはともかく本題に戻すなら、夢が叶っても幸せになれなかったら意味ないだろうと思うのです。それは目的と手段を混同してるだろうと。
愛じゃなく夢じゃなく、ただ幸せが心のチカラじゃないかと思うんですよ。

…と、美墨先輩に媚を売ったあたりで、何の記事だったか分からなくなったのでダラダラと終わってみる。
あ、東映ミュージアムにあった黒白フィギュアは格好良かったです。実物は初めて見た。
美翔さんと比べ、あの手のグッズが充実してるのが羨ましい限りです。全く鳥娘はもう…。

【おまけ】

 

ギャラリー入口で貰った記念品。各シリーズの解説の書かれた冊子と、「お菓子の国」のフィルムから作成された栞。
冊子の気合いの入り方は異常です。
「SplashStar」のあらすじ紹介に「美翔舞」の名が全く出てこないとか、普通の気合いではできません。もはや美翔さんいじりはオフィシャルですか。
ギャラリーも含め、とても良いものを見てしまった気がする。
コメント (4)
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