穴にハマったアリスたち

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フレッシュプリキュア! 第9話「美希の夢 私プリキュアやめる!!」

2009年03月29日 | フレッシュプリキュア!感想
【今週のオールスターズ】

 

劇場版の大公開から1週間。
今日はもう一つのオールスターズ「乙女たちからの招待状」が開催です。
公式ブログを見たら、本当に「乙女たち」のマッドティーパーティーなのにビビりました。
美翔さん・日向さんの素朴天然コンビとはノリが違う。
ナッツハウスに美翔さんを一人放り込んだら、凄く浮きそうだなぁ…。

■フレッシュプリキュア! 第9話「美希の夢 私プリキュアやめる!!」

蒼い人には夢がありました。
彼女はモデルとして著名になりたいのです。
そこに海外のお仕事のオーディション話が舞い込みました。大チャンス!

ですが舞台が海外となると、プリキュア業を辞めないといけません。
これは悩みどころ。プリキュアを取るか夢を取るか。
かつて様々な先輩方も悩みました。

 

桃園さん:
 「美希たんの輝かしき未来に」
 「かんぱーい!」

即決した。というか悩みすらしなかった。
やったー!モデルになるチャンスダヨー!え。プリキュア?辞めればー?
桃園さんの決断力はハイスペックです。

三人の中で最も優秀な蒼い人。
よりにもよってその彼女が抜けるとなり、フェレットさんもダンスの人もがっかり感を隠せません。
まぁ当人たちがそれでいいならいいけどね…。でも本当にそれでやっていけるのかしら。

 

そしてやってくるラビリンス。
街頭テレビで敵の襲来を知った桃園さんたちは急ぎ現場へ。
テレビ頼りの悲しいヒロイン様…。敵の出現を察知することすらできやしない。

 

初っ端からしょっぱい香りをさせながらようやく現場についたものの…。
ボロ負けです。あまりにも予想通り過ぎます。
そりゃ最大戦力の蒼い人が抜けたんじゃ…。

 

Piキュアさん:
 「ふたりじゃパワーが足りないのかも…」
桃キュアさん:
 「弱音を吐いちゃダメ!」
 「これからはあたしたちふたりでプリキュアなの!」

史上最弱プリキュアの噂も出始めたブッキーさんと、ロースペックには定評のある桃キュアさん。
このふたりでふたりはプリキュアはシビアすぎます。
なまじ二人とも逃げないで戦おうとするせいで、被害が拡大していく。

 

桃キュアさん:
 「キュアスティック!ピーチロッド!」
 「って、あああ!?」

 

頼みの新商品も弾かれてしまいました。
必死にロッドに飛びつく桃キュアさんが大層健気です。
玩具…!玩具がないとあたし…!

 

でも武器に頼るプリキュアさんなんて、それだけで己のロースペックを物語ってるようなものだと思うんだ。
痛々しくて、もう見てられない。
(なおパインさんは問答無用で捕縛されぐったり中です)

一方そのころ。
フレッシュ組の最後の希望・蒼い人は順調にオーディションを勝ち進んでいました。
この人だけ他の二人と頭一つ違う。

けれどオーディションの幕間に。
ふと流れたTVニュースに苦戦する仲間たちの姿が。
警察は何をやっている。いや既に沈黙させられたのか。

 

国家権力すら撃破するラビリンス相手に、ロースペックの友二人では…。
蒼い人も一瞬の逡巡。
でも答えは決まってました。

 

蒼い人:
 「プリキュア!エスポワールシャワー!」

オーディション会場から急行。
ちなみに現場へはドーナッツ屋さんの車で送ってもらいました。
いかなる時も自分の足で走った夢原さんたちとは違います。賢い。

繰り出されるトリプルキック。
そして陽動のための必殺技。続けてとどめのロッドアタック。
蒼い人一人加入しただけで戦況は劇的に変わり、無事に撃退成功しました。

ですが、オーディションを抜け出たと知って、桃園さんは絶望。

 

桃園さん:
 「抜け出したって…あたしたちがナケワメーケを倒せなかったから…」
 「あたしたちのせいで、美希たんの夢を潰しちゃったよ…!」

あ、ああ…。
頑張ったのに。あたし、頑張ったのに。
それなのに親友の夢を奪ってしまった…。
幸せが遠のいていく…。
もはや恒例の桃園さんのマジ落ち込み。日曜朝の新しい風物詩。

けれど蒼い人は優しく慰めます。

 

蒼い人:
 「もしラブがいなくてあたしとブッキーだけでも勝てなかったし」
 「ブッキーがいなくてラブとあたしだけでもきっと勝てなかったと思う」

プリキュアは3人。それが新しい共通認識。
ただ、「ブッキーがいない」パターンのみ『きっと~と思う』と推論形なのが気になります。
まぁブッキーさん、戦力としては居てもいなくても変わらないですからね。
案外、蒼&桃のふたりなら倒しきれてしまったのかも。

【次回予告】

 

やっぱりブッキーさんがいなくても…。
ブッキーさんの存在概念について、思わず首を傾げてしまうそんな次回。
謎生物キャリアー担当なのに、「フェレットが苦手で抱っこできない」という致命的欠陥を持つ彼女。果たして弱点を克服できるのか。
過酷な荒療治が始まる予感。


(左画像)
フレッシュプリキュア! ドール BOX (食玩)

(右画像)
映画プリキュアオールスターズDXみんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!主題歌 キラキラkawaii!プリキュア大集合♪プリキュア、奇跡デラックス


【今週のロースペック】

桃園さん:
 「幸せ、ゲットだよ!」

before
after

ゲットしたんだけどね、幸せを…。
どうして桃園さんはいつもこんなことに。
今週だって頑張ったのに。
毎週桃園さんのぐったり感を見るのが楽しみになってきました。
幸せに、なれますように。

【今週のハイスペック】

 

今週の桃園さんの色香は3割増し。
だからこそロースペックぶりが際立ってしまう。
彼女の普通にダメなところが辛抱たまりません。
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きらりん☆レボリューションSTAGE3 第153話(最終回)「きらりん☆アイドルレボリューション」

2009年03月29日 | きらりん☆レボリューション
今から3年前。
堅牢凶悪な敵陣に、その娘はたった一人で放り込まれました。
援軍はなし。ろくな武器もなく、補給物資もすぐに断たれ…。
次々と現れる敵軍に取り囲まれ攻撃され、でもそれでも挫けずに。
難攻不落のはずの相手を撹乱し、落とした城砦は数知れず。

辛く苦しい日々でした。でも悔いはない。望まれた以上の仕事は成し遂げた。
ただほんの少しだけ。少しだけ疲れちゃった。
持てる力の全てを出し切り座り込む彼女の耳に、遠くからやってくる追っ手の足音が響く。

 たったったったった…。チェインジ、ビートアッ…

眼前に現れた新たな敵。
最新の3D技術で武装した彼女たちを前に、きらりさんはむしろ微笑んで…。
懐のパイナップルに手を伸ばすと、最後の行動に。

 しゅぴんっ

新鮮果物娘:
 「ッッッッ!!」

爆音の轟く中、神と呼ばれた少女は永遠のアイドルになる。
後は後輩に全てを託した。
望んでいた援軍到着の報も届き、もう、思い残すことはない。

■きらりん☆レボリューションSTAGE3 第153話(最終回)「きらりん☆アイドルレボリューション」

最終回ならではの特殊OP。
お歌が命の「きらりんレボリューション」において、あまりにもありえないOP。
なんと今週のOPは、歌なしです。
今までが今までなだけに、『最終回』がじんわり伝わる。

 

先日きらりさんはダイヤモンドアイドルクイーンコンテストの第2ステージを棄権しました。
きらりさんの舐めきったちゃぶ台返しに、のえるさん・こべにさんは激怒。
けれど二人はきらりさんの気持ちをちゃんと汲み取ってくれました。
皆のことを想っていたからこそ、「MilkyWay」を否定するようなことはできなかった。
そしてだからこそ、ひとつのけじめをつけないといけない。

きらりさん他2名:
 「月島きらりは…」
 「雪野のえるは…」
 「花咲こべには…」

 

きらりさん:
 「MilkyWayを卒業します!」

ちゃぶ台返しが伝染した。
き、きらりさんの悪い病気が他の二人にまで…!
卒業というか完全解散です。事務所さん、大ダメージ。

 

きらりさん:
 「タンバリンにも楽しい思い出がいっぱいあるね…」

役目を終えた玩具を見る目がとても優しい。
タカラトミー様と共に闘ったこの3年を、決して忘れはしない。
第1話をリフレインしながら、きらりさんはラストステージに赴きます。

 

きらりさん:
 「笑顔が笑顔を呼んで、更に笑顔が広がって…」
 「それだけでもすごい奇跡。レボリューションだよね!」

あの日から3年…。長いようであっとういう間でした。
まさかこんなに長い戦いになるなんて誰も思わなかった。
こんなに善戦するなんて、誰も思わなかった。それはまさに、レボリューション。

そして始まる最後の舞台。

 

まずは、元MilkyWayふたりによるお歌。
こうやって見るとバンクのレベルも上がりました。
きらりさんが切り開いた3Dの道は決して無駄ではなかった。

最後にいよいよきらりさん登場。
けれど不意のトラブルで電源系統が落ちてしまいました。
暗闇に包まれるステージ。不安にイラつき始める観客たち。

しかしこういうアクシデントの時こそ、神の力が発揮される。

 

きらりさん:
 「ピンクのフリル…水玉セーター…」

お客さんを鎮めるため、アカペラでお歌を決行。
絶音痴で知られるきらりさんとしては大冒険ですが、
アイドルに大切なのは歌唱力なんかじゃない。

ファンの皆様:
 「ねえ見て。まっくらなはずなのに…」

 

後光が…射しておられる…。

やがて電源も復活。
全く違和感なく、きらりさんは更にお歌を続行。
最終装備「はぴはぴサンデー」が神々しく木霊する。

 

きらりさん:
 「大好きが溢れそう…!」
 「はぴはぴサンデーはぴサンデー…!」
 「どきどき音を立ててハートが高鳴っていく」

それは素敵な日曜日。誰もが夢見る日曜日。
そして、みんな大好きな「あの」番組が放送される日曜日…。
女児向け玩具の金字塔を打ち立てたあの人たちと、3年もの間死闘を繰り広げました。
…けれども。

 

きらりさん:
 「何度も喧嘩したのに何故何故なんで?はにかんで」
 「誰かれかまわず教えたいこの気持ち」

この3年間、己の存在意義を賭けて戦った。だからこそ言える。
好敵手を相手に、きらりさんから最後のエール。
あんなに何度も喧嘩したけれど、この気持ちだけは伝えたい。

 

きらりさん:
 「…世界一幸せです」

だから貴女たちもこれからも頑張って。
「はぴはぴ」な「サンデー」に向かい、きらりさんから最初で最後の贈る言葉。
もう役目は終わった。後は後輩と彼女たちの戦いを見守ろう…。

アイドルクイーンの争いは、もはや描くまでもなくきらりさんの勝利。
盛り上がった観客はアンコールを希望します。
それに猫さんたちも粋に応じます。

 

タンバリン。
やっぱり最後は愛用の武器で締めなくちゃ。
ライバル娘にエールを送ったきらりさんですが、それはそれ。
最後はしっかり殴り合う。
それこそが一番のはなむけです。

 

歴代キャラの皆さんも勢ぞろい。
ふたごやバンダイライバル企業の社長さんもいるのが嬉しいです。
南さんも素敵だなぁ…。

 

まぁ若干一名、姿を見なかった気もしますが気にしません。
霧沢さんが分裂してた気もしますが、それも気にしない。
超アイドルの彼女なんだから、それくらいはできて当然なんですよ。

 

きらりさん:
 「あたしたちこれからも、アイドル一番星目指して頑張ります!」

最後の最後までタンバリンを装備。きらりさんはやっぱり格好いい。
神の勇敢なバトルと輝かしい戦績は、一社会人として尊敬しています。
3年間、ありがとうございました。


(左画像)
第1期OP2:久住小春/バラライカ

(右画像)
第3期OP1:MilkyWay/アナタボシ(初回生産限定盤)

OPの私的1番と2番は上の2つでした。
最後のOP連打演出は流石。
1曲ほどハブられたOP曲がありましたが、そんなことは「バラライカ」が聞けて満足なので気にしないことにします。


元々「きらレボ」はあまり好きではありませんでした。
「ぴちぴちピッチ」と競合するため、「このアニメが続く限り『ぴっち』第三期がない!」と被害妄想に捕われていたのです。
結論からいえば、「きらレボ」が続こうが続くまいが、「ぴっち」第三期はありえなかっ…(いやそんなことはない!)

第1クールのきらりさんは微妙に嫌な性格をなさってました。
自分の都合だけで周囲のルールを捻じ曲げ、迷惑をかけてるのにそれに気がつかないで、持って生まれた運と才能だけでのし上がっていく…みたいな。

印象が劇的に変わったのは、メタ的ではありますが競合他番組の「SplashStar」を圧倒し始めてから。
誇らしげに唄われる決戦兵器「バラライカ」。そして土手っぱらに銛を打ち込まれ、失速していく鳥娘。
この武器では勝てない…。そう悟ってから更に半年、番組を続けないといけないと分かったときの絶望感。
きらりさんに対する畏怖の感情は、当時の「SS」ファンならご理解いただけると思う。

去年の5月の連休に第1期の24時間視聴をやりましたが、きらりさんは本当にお仕事の出来る娘さんでした。
上述の嫌な性格も、劇中でそれに気が付き、考えを改めるエピソードがあります。
「みんなが楽しめればそれでいい」と競争を拒否してた小娘が、「いや。あたしが頑張ってCDを売らないと、ここまで商品を作ってきた人たちを裏切ることになる」と悟る展開は素直に感動。

第3期は、これまでの「異常なボケを誰も突っ込まずに放置する異様な展開」とか「ライバルとの激戦」とかの要素が落ちてしまったのが残念といえば残念でした。
でもあえて3Dという過酷な道に踏み出した勇気は称えたい。
この気概を後輩の委員長さんたちが継承してくれることを祈るばかりです。

【きらレボで一番好きなキャラ】

 

最終回でもエリナさん大活躍。
彼女はああ見えて本当にできるアイドルなのが凄い。
最後の戦いに赴くきらりさんにエールを送る姿が素敵すぎます。
スタッフさんも粋なことをなさる。

【ファイナルライブ】

リアル世界で5月4日に開催される、きらりさんの最後のライブ。
「チケットが取れなかった」と以前に書いたのですが、先日確認したところ、いたって普通に入手できてしまいました。
どうやら私は、先行発売用の電話番号にかけて「売り切れた」とのアナウンスを聞いたらしい?
何かもはや完全にきらりさんに弄ばれてる気がしますが、もう諦めました。
5月4日、最後のお歌を聞き届けてきます。
コメント (10)
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