【プリキュア10周年:キュアマーチ】

マーチさん:
「キュアマーチだよ」
「プリキュア10周年ありがとう」
「これからも直球勝負!」
プリキュア色派閥の少数組・緑カラーの栄えある一人。
秋元先輩の直系後輩ですね。性格的には共通点は少ないですが。
「スマイル」さんは「現実には存在しない何かを信じる」ことにまつわるお話だと思っていますが、緑川さんのキーワードといえば「家族」。
初変身回の「家族はいつかバラバラになる」発言はとても印象的でした。
家族自体は現実に存在しますけど、必ずいつか違う道を進むことになります。
順当行けば子供はやがて独立していくし、命の順番で行けば親はいずれ他界してしまう。
特に緑川さんは長女ですので、おそらく最初に家を出るのは彼女。他ならぬ彼女自身が、家族を破壊するトリガーになってしまう。
ただ、だからといって家族は虚構か?というわけではもちろん無い。
ずっと家族で一緒にいるのが正しいのか?というのも、やはり違う。
親から巣立ち、新しい人生や家族を作っていくのが子として正しいし、そうやって繋いでいけば家族はなくならない。
第42話で弟妹の前で変身した彼女の姿には、その決意が表れていたと思います。(「変身」は成長のメタファー)
「NS3」で緑川さんの見た夢が「家族と一緒に走る」だったのは、とても丁寧な演出で嬉しかったです。
サッカー選手とか大食いとかの方が、絵としては映えたと思いますけど、やっぱりここは「家族」を出して欲しかったので。
■ハピネスチャージプリキュア! 第11話「謎のメッセージ!キュアハニーの秘密!!」
姫さんは憤慨していました。
唄うプリキュア・キュアハニーの正体が判明しました。それは良いです。
ハニーさんの正体は大森さんでした。それも良いです。
ですが、では何故彼女は正体を隠していたのか。
聞けば前々から変身していたようです。それなのに、何故。
問い詰めますが、大森さんは「お腹が空いた」と見え見えの誤魔化しを続けます。
腹立たしい。こいつ、影で笑ってやがったんですよ。
姫さんが敗北の苦しみに喘いでいた時も、微妙に遠くからご飯を食べつつ「あの青は今日も滑稽だね。ああ、ご飯が美味しい」と嘲笑してたんです。
しかも神さんも正体を知ってたそうです。最低だ。どこまで人を侮辱すれば気が済むのか。
怒りと憎悪に涙すら浮かべ、姫さんは一人憤ります。私がどんな思いで、今まで戦ってきたと思ってるの…っ。
しかしハニーさんは涼しい顔で言います。ぴかり山においでよ。そしたら教えてあげる。
よし分かった。では行ってやろうじゃないか。そして回答如何によっては殴る。絶対、殴る。
拳を固く握りしめ、姫さんは指定した山に登ります。さあ、ついた。事情を説明してもらおうか。
大森さん:
「ここは私のおじいちゃん、おばあちゃんの田んぼで」
「毎年、田植えの手伝いをしているんだ」
「そういって(手伝って)くれると思ってた!」
殺意が芽生えますね。謎を教えてくれる話はどこにいった。
しかし何が腹立たしいって、一緒に行った愛乃さんらも平然と手伝い始めました。
あまつさえ忠実な下僕・リボンまで。罠か。外堀を完全に埋められている。
しょんぼりとしつつ、姫さんも田植えを始めます。
私はハニーの疑惑を聞きたかっただけなのに。どうして山奥で田植えをしているの?
その問いには誰も答えてくれません。皆、ごはん教に洗脳されているのですから。それが何よりも、悲しい。
そこに敵さんがやってくる。目的はハニーさんの撃破です。
ちなみに第1話時点の姫さんは、もはや狙われることもなく放置されていました。
どうしてこんなに差がついてるんでしょうね。
応戦に出た愛乃さんと姫さんですが、慣れない足場のせいであっさりと敗北されました。
まぁここまでは前座です。ほどなく本命の大森さんがやってきます。
敵前に優雅に歩み出ると、敵さんに語り掛けます。
大森さん:
「勝負なんてやめようよ」
「飴はいかが?」
「一緒に美味しいものを食べれば争いなんて…」
対話…ですか。その心意気は買いましょう。
ですが、よくよく考えてみれば、これは対話ではなく降伏勧告。
相手側の価値観に歩み寄らず、こちらに譲歩せよと言ってるだけ。
ナマケルダさん:
「結構」
「何故なら、私はカビが大好き。美味しい食べ物など大嫌い」
「ご飯で人間たちが喜ぶのなら」
「田んぼごと破壊するのが、私の喜びなのですぞ」
まぁそうなりますよね。

こうして戦闘開始。変身してとりあえず正体告白が妄想ではないことを証明した後、即座にハニーさんは歌唱開始。
全方位に向かって歌声が放たれ、押し寄せる敵軍を制圧していきます。
歌は強い。大勢に一度に届くし、足場の悪さも関係ない。
だけどハニーさんのお唄には致命的な欠点が。
彼女の破壊力の源は、その歌詞にあります。つまり、歌をまともに聞かない相手には無効。
ナマケルダさんは「歌詞を聞き流す」という手段によって破ってきました。
歌声そのものに殺傷力を持たせないから、こうなるんだ。
一転ピンチに陥ったハニーさんを、今度は姫さんらが助けます。

姫さん:
「私、貴女が何を考えているのか全然わからない」
「でも私は友達だと思ってるんだから」
裏で嘲笑われていたのに、なんて良い子でしょう。
さすがにここまで言われては、ハニーさんも罪を自白せざるを得ません。
さあこの戦いを切り抜けよう。そして真実を語ろう。

ハニーさん:
「命の光よ、聖なる力へ!」
「命よ、天に帰れ!」
今、「死ね」と言ったような。
個人的に感想記事内では「死」とか「殺す」とかのワードは極力避けているつもりなのですが、今日ばかりは使いたい。
今、「死ね」とか言いましたよね、この子。
大気圏外から大質量物を叩き込んで、「命を天に返せ」と。
恐ろしい発言な上に、他の皆様との同時攻撃が困難な技です。
ハニーさんの横暴は止まらない。世界はこのまま「ご飯は美味しい」を争点にした戦いに移行してしまうのか。
そして出るタイミングを完全に逸した紫さんはどうなってしまうのか。
なお大森さんの語った正体隠しの理由は「恥ずかしいから」でした。
体よく誤魔化された気がしてなりません。
その恥ずかしい状況を晒し続けていた姫さんの立場もない。
次回はここのところ全く役に立っていない愛乃さんのお話。
駄々下がりの愛乃株ですが、ここで少しは持ち直せるんでしょうか。
【プリキュア10周年】
緑川さん繋がり要素は、ご飯と家族かしら。もしくは脇。
【今週の姫さん】

この子は普段の髪型よりも、こうやって変えてる時の方が確実に可愛いですね。
もはや「いかにして姫さんに合法的に髪型を変えさせるか」が、ここ数話のストーリーづくりのスタートになってる気がする。
お祭り回とか空手回とか。
【プリキュアラジオ】
ラジオがなくて諦めていたのですが、普通にネットから聞けるんですね。道理で皆聞いてるわけだ…!
来週からはちゃんと聞こう。(公式サイト)
【今週の愛】

ラブリーさん:
「『おともだち』でハピネス注入!」
「このパニティポーチ、『たのよう』の付録だよ」
ここまで露骨な宣伝は、今まであるようなないような。
頑張ってますね、愛乃さん。


マーチさん:
「キュアマーチだよ」
「プリキュア10周年ありがとう」
「これからも直球勝負!」
プリキュア色派閥の少数組・緑カラーの栄えある一人。
秋元先輩の直系後輩ですね。性格的には共通点は少ないですが。
「スマイル」さんは「現実には存在しない何かを信じる」ことにまつわるお話だと思っていますが、緑川さんのキーワードといえば「家族」。
初変身回の「家族はいつかバラバラになる」発言はとても印象的でした。
家族自体は現実に存在しますけど、必ずいつか違う道を進むことになります。
順当行けば子供はやがて独立していくし、命の順番で行けば親はいずれ他界してしまう。
特に緑川さんは長女ですので、おそらく最初に家を出るのは彼女。他ならぬ彼女自身が、家族を破壊するトリガーになってしまう。
ただ、だからといって家族は虚構か?というわけではもちろん無い。
ずっと家族で一緒にいるのが正しいのか?というのも、やはり違う。
親から巣立ち、新しい人生や家族を作っていくのが子として正しいし、そうやって繋いでいけば家族はなくならない。
第42話で弟妹の前で変身した彼女の姿には、その決意が表れていたと思います。(「変身」は成長のメタファー)
「NS3」で緑川さんの見た夢が「家族と一緒に走る」だったのは、とても丁寧な演出で嬉しかったです。
サッカー選手とか大食いとかの方が、絵としては映えたと思いますけど、やっぱりここは「家族」を出して欲しかったので。
■ハピネスチャージプリキュア! 第11話「謎のメッセージ!キュアハニーの秘密!!」
姫さんは憤慨していました。
唄うプリキュア・キュアハニーの正体が判明しました。それは良いです。
ハニーさんの正体は大森さんでした。それも良いです。
ですが、では何故彼女は正体を隠していたのか。
聞けば前々から変身していたようです。それなのに、何故。
問い詰めますが、大森さんは「お腹が空いた」と見え見えの誤魔化しを続けます。
腹立たしい。こいつ、影で笑ってやがったんですよ。
姫さんが敗北の苦しみに喘いでいた時も、微妙に遠くからご飯を食べつつ「あの青は今日も滑稽だね。ああ、ご飯が美味しい」と嘲笑してたんです。
しかも神さんも正体を知ってたそうです。最低だ。どこまで人を侮辱すれば気が済むのか。
怒りと憎悪に涙すら浮かべ、姫さんは一人憤ります。私がどんな思いで、今まで戦ってきたと思ってるの…っ。
しかしハニーさんは涼しい顔で言います。ぴかり山においでよ。そしたら教えてあげる。
よし分かった。では行ってやろうじゃないか。そして回答如何によっては殴る。絶対、殴る。
拳を固く握りしめ、姫さんは指定した山に登ります。さあ、ついた。事情を説明してもらおうか。
大森さん:
「ここは私のおじいちゃん、おばあちゃんの田んぼで」
「毎年、田植えの手伝いをしているんだ」
「そういって(手伝って)くれると思ってた!」
殺意が芽生えますね。謎を教えてくれる話はどこにいった。
しかし何が腹立たしいって、一緒に行った愛乃さんらも平然と手伝い始めました。
あまつさえ忠実な下僕・リボンまで。罠か。外堀を完全に埋められている。
しょんぼりとしつつ、姫さんも田植えを始めます。
私はハニーの疑惑を聞きたかっただけなのに。どうして山奥で田植えをしているの?
その問いには誰も答えてくれません。皆、ごはん教に洗脳されているのですから。それが何よりも、悲しい。
そこに敵さんがやってくる。目的はハニーさんの撃破です。
ちなみに第1話時点の姫さんは、もはや狙われることもなく放置されていました。
どうしてこんなに差がついてるんでしょうね。
応戦に出た愛乃さんと姫さんですが、慣れない足場のせいであっさりと敗北されました。
まぁここまでは前座です。ほどなく本命の大森さんがやってきます。
敵前に優雅に歩み出ると、敵さんに語り掛けます。
大森さん:
「勝負なんてやめようよ」
「飴はいかが?」
「一緒に美味しいものを食べれば争いなんて…」
対話…ですか。その心意気は買いましょう。
ですが、よくよく考えてみれば、これは対話ではなく降伏勧告。
相手側の価値観に歩み寄らず、こちらに譲歩せよと言ってるだけ。
ナマケルダさん:
「結構」
「何故なら、私はカビが大好き。美味しい食べ物など大嫌い」
「ご飯で人間たちが喜ぶのなら」
「田んぼごと破壊するのが、私の喜びなのですぞ」
まぁそうなりますよね。


こうして戦闘開始。変身してとりあえず正体告白が妄想ではないことを証明した後、即座にハニーさんは歌唱開始。
全方位に向かって歌声が放たれ、押し寄せる敵軍を制圧していきます。
歌は強い。大勢に一度に届くし、足場の悪さも関係ない。
だけどハニーさんのお唄には致命的な欠点が。
彼女の破壊力の源は、その歌詞にあります。つまり、歌をまともに聞かない相手には無効。
ナマケルダさんは「歌詞を聞き流す」という手段によって破ってきました。
歌声そのものに殺傷力を持たせないから、こうなるんだ。
一転ピンチに陥ったハニーさんを、今度は姫さんらが助けます。

姫さん:
「私、貴女が何を考えているのか全然わからない」
「でも私は友達だと思ってるんだから」
裏で嘲笑われていたのに、なんて良い子でしょう。
さすがにここまで言われては、ハニーさんも罪を自白せざるを得ません。
さあこの戦いを切り抜けよう。そして真実を語ろう。


ハニーさん:
「命の光よ、聖なる力へ!」
「命よ、天に帰れ!」
今、「死ね」と言ったような。
個人的に感想記事内では「死」とか「殺す」とかのワードは極力避けているつもりなのですが、今日ばかりは使いたい。
今、「死ね」とか言いましたよね、この子。
大気圏外から大質量物を叩き込んで、「命を天に返せ」と。
恐ろしい発言な上に、他の皆様との同時攻撃が困難な技です。
ハニーさんの横暴は止まらない。世界はこのまま「ご飯は美味しい」を争点にした戦いに移行してしまうのか。
そして出るタイミングを完全に逸した紫さんはどうなってしまうのか。
なお大森さんの語った正体隠しの理由は「恥ずかしいから」でした。
体よく誤魔化された気がしてなりません。
その恥ずかしい状況を晒し続けていた姫さんの立場もない。
次回はここのところ全く役に立っていない愛乃さんのお話。
駄々下がりの愛乃株ですが、ここで少しは持ち直せるんでしょうか。
![]() | (左画像) ハピネスチャージプリキュア!&プリキュアオールスターズ まるごとブック! (講談社MOOK) (右画像) ぷちきゃら! スマイルプリキュア! キュアマーチ Aver. 単品 フィギュア メガハウス Twitterアカウント:http://twitter.com/RubyGillis | ![]() |
【プリキュア10周年】
緑川さん繋がり要素は、ご飯と家族かしら。もしくは脇。
【今週の姫さん】




この子は普段の髪型よりも、こうやって変えてる時の方が確実に可愛いですね。
もはや「いかにして姫さんに合法的に髪型を変えさせるか」が、ここ数話のストーリーづくりのスタートになってる気がする。
お祭り回とか空手回とか。
【プリキュアラジオ】
ラジオがなくて諦めていたのですが、普通にネットから聞けるんですね。道理で皆聞いてるわけだ…!
来週からはちゃんと聞こう。(公式サイト)
【今週の愛】


ラブリーさん:
「『おともだち』でハピネス注入!」
「このパニティポーチ、『たのよう』の付録だよ」
ここまで露骨な宣伝は、今まであるようなないような。
頑張ってますね、愛乃さん。