【プリキュア10周年:キュアミント】
緑:
「キュアミントです」
「プリキュア10周年、ありがとうございます」
「これからも宜しくお願いしますね」
「ふふっ」
安らぎの緑の大地さん。
彼女がカワリーノさんに見せられた悪夢「コマチチャン人形の夢」は、プリキュア史最大のミステリーの一つ。
何で秋元先輩があんな夢を見たのか、劇中の説明だけではさっぱり分かりません。
(もしかしたらインタビュー等で解説があったのかもしれませんが)
同じく悪夢の体現であるダークミントさんは、「守っているばかりは損でしょう?」とおっしゃった。
これもよくよく考えると異質です。
他の4人はそれぞれの娘さんの悩みを映していますが、別にミントさんは「守るのは損」なんて言動はなさってない。
それなのにミントさんは「貴女も守りたかった」と返しており、ダークさんの発言を完全には否定していない(反撃して倒した→守るだけでは解決しない→損、なので、どちらかと言えば肯定した上で嘆いている)。
アクアさんでいえば「私も一人でやり遂げたかったのだけど…」と言うようなものです。
プリキュア5の皆さんの悩みは、ココナツのそれを反映しているように思います。
秋元先輩が受け継いでいるのは、ナッツの「ココに対して一歩引いてしまう」と「ピンキーを守ろうとしたせいでパルミエが陥落してしまった」でしょうから、上記の謎は設定上は理解できる。
ただ先輩のキャラクターストーリー上、何があってあんな悪夢になったのかが分からない。
無理に想像するに、お姉さんのまどかさんと何かあったのかなと思う。
ナッツがココにしていたように微妙に一歩引いていた結果、心を押し殺し過ぎて幼少期に閉じこもってしまっていたとか。
お姉さんはかなり奔放な性格のようですので、色々と譲ったり姉を守ったりするために、幼子的にはかなりの無理をしていたとか。
彼女が内向的な小説好きだったり、作った小説が「読み手のことを考えていない(他者とのコミュニケーションがうまくっていない)」だったりしたのは、この辺も影響してるのかなとか。
もしまた「プリキュア5」を見返す機会があったら、秋元先輩に注目したいです。あの方は本当に謎だ。
■ハピネスチャージプリキュア! 第13話「強敵登場!キュアフォーチュンVSプリキュアハンター!」
ハニーさんが加入して一息ついてたハピネスさん達。今日も呑気にご飯を食べたり、ドラマに興じたりと愉快に生活なさってます。
ほんの数か月前まで、生きるか死ぬかの戦いをしていたことを思うと、劇的な改善です。
戦時の中の一時の平和。嗚呼これが望んでいた日常ってやつなのね。
だけど現実は非情で。
ハピネスさんがのほほんとしている横で、各国のプリキュアは苦戦を続けていました。
謎のプリキュアさんが、謎のハンターに狩られている…。
ハンターさんは実に手際よく処理していきます。
下手に痛めつけたり演説したりせず、動きを止めたら速やかに封印。大事ですね、これ。
時間かけたら、後から後から、わらわらわらわら湧いてきますから、こいつら。
戦況報告。白い点がプリキュアさんです。
先日公開された勢力図と比較すると、なかなかぞっとする事実が見えます。
インドとフランスにいるはずのプリキュアさんが表示されていません。
や、やられたの…?
それともどこかに遠征に行っているとかかしら。そうですよ。きっとそうに違いない。
一方のハピネスさん。
恋愛ドラマに夢中な姫さんを見ながら、神さんは暗い顔。
ついにはこっそり部屋を出ていきました。
それを見逃さない愛乃さんが後をつけたところ、謎の鏡の部屋へ。
神曰く、ここから世界中のどこにでも行けるそうで。では早速試してみましょう。
あからさまに話を逸らされてる感はありますが、気にしない気にしない。
どこにでもいける鏡を通って行き着いたのは、ぴかり神社でした。めっちゃ近所じゃん!
神曰く、鏡は自分の想いを映すそうで。そっかー、愛乃さん、この街が好きだもんねー。
あからさまに誤魔化されてる感はありますが、気にしない気にしない。
単細胞な愛乃さんがポワンとしている横で、神さんは想いにふけります。
謎の巫女さんに、謎の神さん。謎の告白に、謎の別れ。そして幻影帝国のクイーンミラージュ様。
回想の舞台はここ、ぴかりの街か。過去に何があったのかは分かりませんが、神さんがわざわざ練馬に本拠を構えているのも納得です。
そしてそんな重要拠点なら、当然のこと敵もやってくる。
突如やってきたプリキュアハンターことファントムさんは、神さんを見て憎悪と嫌悪を露わに。
二人して良く分からない会話を繰り広げます。
愛乃さんは蚊帳の外。だけどあの人が神さんに乱暴しようとしてるのは分かった!
すかさず変身して応戦に出たところ、ファントムさんも特に動揺することもなく戦闘態勢に。
娘さんがプリキュアに変身したくらいでは驚きません。そりゃ妙齢なんだからコスプレくらいする。
まぁ愛乃さん=キュアラブリーの知識を持っていたのかもしれませんけれど。
状況を察するに、以前に神さんがミラージュ様と恋仲になったが何がしかの別れが発生したらしい。
そして何があったか、コスプレした女子中学生をはべらせて、敵対関係になったと。
うん、ミラージュ様を敬愛する身としては、殴るしかないですね。ファントムさんが激怒するのも無理はない。
その怒り故かハンターさんは名前の通りに大変にお強く。
素人臭さの抜けないラブリーさんを圧倒します。
完全にプリキュアを舐め切ってるあたりが、今までの敵と随分と格が違う。
あわやラブリーさんも玉砕か…というその時。
ごつり。
紫さんが!来てくれた!
お得意の不意打ちキックをぶちかますと、それはもう物凄いまでの憎悪を剥き出しにして襲い掛かります。
嗚呼、人の形をした獣がここにいるわ。
拘束されてるラブリーさんも、よく分かんないポーズ決めてる神さんも無視し、猛然と殴る蹴る殴る蹴る。
ですが、初撃の不意打ちを防がれたのが響いたか。
炎を推進力にした燃焼パンチ(サニーさんの必殺技ですね)も、頭上と背後をとった空中殺法(美翔さんも見習うように)も通じず。
紫さんはたちまち劣勢に。
そこで慌ててラブリーさんが割り込み、紫さんに共闘を提案。
突っぱねる紫さんですが、このままでは勝てないのも事実。
やむなく、ふたりはプリキュアしてみたところ、あら予想外に強いじゃない。
紫さん:
「すごい。私とラブリーの力が合わさって」
「力が何倍にも」
いける。このままいけば、奴を倒せる。
大事な人を奪ったあのファントムを粉砕することができる…!
だけど必死の思いで放った同時攻撃は、あえなく打ち消されてしまいました。
ハンターさん:
「まさかプリキュア如きにこの剣を抜く時が来ようとは」
「一人の力は弱い。だが共に戦うことで力が何倍にもなる」
「やはりプリキュアは一人に残らず倒す」
もはやプリキュアさんが有象無象の雑魚扱いされてる…。
時代は変わったものですね。。
「プリキュアがこんなにたくさん…!」の時代から「そりゃいっぱいいるだろ。奴らは群れるから」の時代か。
またもや万事休す…となったところで、後ろに隠れていた神さんが飛び出してきた。
勇ましくプリキュアさんを背に負うと、ハンターさんに対峙します。
神さんもやるときはやるじゃないか。
神:
「僕にも覚悟がある」
「君と刺し違える。僕は消える」
「それは君の主の望みではないはずだ」
…今、『いいのか?俺を倒して。お前の惚れてる女が悲しむぜ。だってあいつは俺のことが大事だからな』と言ったか。
これほど下種な交渉は見たことない。
確信しました。こいつが敵だ。愛乃さん、回れ右してハンターさんと一緒に、あの不幸の元凶を叩きのめそう。
言われたハンターさんは、ますます憎悪を募らせたまま、一時撤退。助かったけど助かった気がしない。
また、紫さんも特に正体を明かすことなく去っていきました。分かりあえた気がしたけどそうでもなかった。
あと去り際に「私の姉はキュアテンダー」とか宣まっていきました。それを聞いた神さんはまたもや思いつめた顔を。
今回、最初から最後まで全くの蚊帳の外に置かれてしまった愛乃さん。
もう面倒くさいからお家に帰ってもおかしくないところでしたが、何かに目覚めたのか、神様に優しく語り掛けてみちゃったりしました。
それを聞いた神様も、何を思ったか優しくコスプレ中学生を抱き寄せてみたりした。
全く持って何が起こってるのかわかりませんが、この神様を殴らなければいけないことだけは分かった。愛乃さん、敵はそいつだ。
「キュアテンダー」って随分と難しい名前ですね。
「柔らかい」とか「優しい」の意味らしい。あと肉。
ハニーさんが聞いたら「お肉好きだからその名前なのね」と、いらん納得をされそう。
【プリキュア10周年】
ミントさん関連でいえば、「守りたかったけど守れなかった」でしょうか。そのまんまなバリア技も使っていましたし。
妹・フォーチュンさんと姉・テンダーさんの関係も、ちょっと関連していそう。
【今週の戦況】
8話で公開された進撃マップと比較してみましょう。
侵攻を示す黒塗りと、プリキュアを示す光点が何か所か一致していません。
今回の戦いでキュアナイルさんが敗北。スエズ運河や原油産出国を押さえられてしまいました。洒落になってません。
インドやアメリカ西部も光点がありませんが、敗北したのか転戦しているのか微妙なところ。
南アフリカも光点がなく、代わりに北部に集中しています。
逆に東南アジアやロシアは、先日までは黒塗りがなかったのに、光点が出現しています。新しく進撃が始まったのかしら。
南アメリカでは、前回の状況とほぼ一致。一進一退の戦いが続いているんでしょうか。
と、ここまで書いておいてなんですが、肝心の練馬にも光点がないですね。
幻影帝国が正確な情報をまとめてると考えちゃダメだったかも…。
【今週の姫】
愛らしいですね。
「白馬の王子が来た時の練習」とか言ってましたが、これでも姫なので、お相手が王子でも特に不思議はありません。
まぁ現実世界のお姫様は、他国の王子と結婚するよりも、スポーツ選手や会社員や事業家と結婚していますけれど。
王家間の結婚は、色々とごたごたしそうですし…。
【プリキュアメモリ】
次回はプリキュア500回記念。
だからというわけでもないですが、改めてEDの凄さをしみじみ感じてみた。
もしもこの曲が10年前に使われていても、これほど良いとは思わなかったはず。
例えば歌詞も、10周年の今だからこそ響くものがある。
『いつか大人になった時も 忘れないでね愛と勇気』
『クチビルからこぼれるルビーみたいに ルビを読んで歌った言葉はジュエリー』
『強いすごいストーリー ずっと一緒に ハピネスチャージ・プリキュア』
初代を見ていた子供たちが大人になっていく今だからこそ、意味がある。
『夢見るつぼみは諦めない』や『MaxHeartでSplash☆Star』の下りも同様。
言葉以上の意味を持った歌詞って素敵です。
流れている映像も同じく。
原っぱでダンスするシーンで映る風力発電や、遠くに見えるダンス会場等、10年前に同じ物を見るのとは違う意味が付加されています。
あからさまに10周年記念EDと銘打たれてるわけじゃないですけど、本当に良いEDを良いタイミングで流してくれたなぁと思う。
緑:
「キュアミントです」
「プリキュア10周年、ありがとうございます」
「これからも宜しくお願いしますね」
「ふふっ」
安らぎの緑の大地さん。
彼女がカワリーノさんに見せられた悪夢「コマチチャン人形の夢」は、プリキュア史最大のミステリーの一つ。
何で秋元先輩があんな夢を見たのか、劇中の説明だけではさっぱり分かりません。
(もしかしたらインタビュー等で解説があったのかもしれませんが)
同じく悪夢の体現であるダークミントさんは、「守っているばかりは損でしょう?」とおっしゃった。
これもよくよく考えると異質です。
他の4人はそれぞれの娘さんの悩みを映していますが、別にミントさんは「守るのは損」なんて言動はなさってない。
それなのにミントさんは「貴女も守りたかった」と返しており、ダークさんの発言を完全には否定していない(反撃して倒した→守るだけでは解決しない→損、なので、どちらかと言えば肯定した上で嘆いている)。
アクアさんでいえば「私も一人でやり遂げたかったのだけど…」と言うようなものです。
プリキュア5の皆さんの悩みは、ココナツのそれを反映しているように思います。
秋元先輩が受け継いでいるのは、ナッツの「ココに対して一歩引いてしまう」と「ピンキーを守ろうとしたせいでパルミエが陥落してしまった」でしょうから、上記の謎は設定上は理解できる。
ただ先輩のキャラクターストーリー上、何があってあんな悪夢になったのかが分からない。
無理に想像するに、お姉さんのまどかさんと何かあったのかなと思う。
ナッツがココにしていたように微妙に一歩引いていた結果、心を押し殺し過ぎて幼少期に閉じこもってしまっていたとか。
お姉さんはかなり奔放な性格のようですので、色々と譲ったり姉を守ったりするために、幼子的にはかなりの無理をしていたとか。
彼女が内向的な小説好きだったり、作った小説が「読み手のことを考えていない(他者とのコミュニケーションがうまくっていない)」だったりしたのは、この辺も影響してるのかなとか。
もしまた「プリキュア5」を見返す機会があったら、秋元先輩に注目したいです。あの方は本当に謎だ。
■ハピネスチャージプリキュア! 第13話「強敵登場!キュアフォーチュンVSプリキュアハンター!」
ハニーさんが加入して一息ついてたハピネスさん達。今日も呑気にご飯を食べたり、ドラマに興じたりと愉快に生活なさってます。
ほんの数か月前まで、生きるか死ぬかの戦いをしていたことを思うと、劇的な改善です。
戦時の中の一時の平和。嗚呼これが望んでいた日常ってやつなのね。
だけど現実は非情で。
ハピネスさんがのほほんとしている横で、各国のプリキュアは苦戦を続けていました。
謎のプリキュアさんが、謎のハンターに狩られている…。
ハンターさんは実に手際よく処理していきます。
下手に痛めつけたり演説したりせず、動きを止めたら速やかに封印。大事ですね、これ。
時間かけたら、後から後から、わらわらわらわら湧いてきますから、こいつら。
戦況報告。白い点がプリキュアさんです。
先日公開された勢力図と比較すると、なかなかぞっとする事実が見えます。
インドとフランスにいるはずのプリキュアさんが表示されていません。
や、やられたの…?
それともどこかに遠征に行っているとかかしら。そうですよ。きっとそうに違いない。
一方のハピネスさん。
恋愛ドラマに夢中な姫さんを見ながら、神さんは暗い顔。
ついにはこっそり部屋を出ていきました。
それを見逃さない愛乃さんが後をつけたところ、謎の鏡の部屋へ。
神曰く、ここから世界中のどこにでも行けるそうで。では早速試してみましょう。
あからさまに話を逸らされてる感はありますが、気にしない気にしない。
どこにでもいける鏡を通って行き着いたのは、ぴかり神社でした。めっちゃ近所じゃん!
神曰く、鏡は自分の想いを映すそうで。そっかー、愛乃さん、この街が好きだもんねー。
あからさまに誤魔化されてる感はありますが、気にしない気にしない。
単細胞な愛乃さんがポワンとしている横で、神さんは想いにふけります。
謎の巫女さんに、謎の神さん。謎の告白に、謎の別れ。そして幻影帝国のクイーンミラージュ様。
回想の舞台はここ、ぴかりの街か。過去に何があったのかは分かりませんが、神さんがわざわざ練馬に本拠を構えているのも納得です。
そしてそんな重要拠点なら、当然のこと敵もやってくる。
突如やってきたプリキュアハンターことファントムさんは、神さんを見て憎悪と嫌悪を露わに。
二人して良く分からない会話を繰り広げます。
愛乃さんは蚊帳の外。だけどあの人が神さんに乱暴しようとしてるのは分かった!
すかさず変身して応戦に出たところ、ファントムさんも特に動揺することもなく戦闘態勢に。
娘さんがプリキュアに変身したくらいでは驚きません。そりゃ妙齢なんだからコスプレくらいする。
まぁ愛乃さん=キュアラブリーの知識を持っていたのかもしれませんけれど。
状況を察するに、以前に神さんがミラージュ様と恋仲になったが何がしかの別れが発生したらしい。
そして何があったか、コスプレした女子中学生をはべらせて、敵対関係になったと。
うん、ミラージュ様を敬愛する身としては、殴るしかないですね。ファントムさんが激怒するのも無理はない。
その怒り故かハンターさんは名前の通りに大変にお強く。
素人臭さの抜けないラブリーさんを圧倒します。
完全にプリキュアを舐め切ってるあたりが、今までの敵と随分と格が違う。
あわやラブリーさんも玉砕か…というその時。
ごつり。
紫さんが!来てくれた!
お得意の不意打ちキックをぶちかますと、それはもう物凄いまでの憎悪を剥き出しにして襲い掛かります。
嗚呼、人の形をした獣がここにいるわ。
拘束されてるラブリーさんも、よく分かんないポーズ決めてる神さんも無視し、猛然と殴る蹴る殴る蹴る。
ですが、初撃の不意打ちを防がれたのが響いたか。
炎を推進力にした燃焼パンチ(サニーさんの必殺技ですね)も、頭上と背後をとった空中殺法(美翔さんも見習うように)も通じず。
紫さんはたちまち劣勢に。
そこで慌ててラブリーさんが割り込み、紫さんに共闘を提案。
突っぱねる紫さんですが、このままでは勝てないのも事実。
やむなく、ふたりはプリキュアしてみたところ、あら予想外に強いじゃない。
紫さん:
「すごい。私とラブリーの力が合わさって」
「力が何倍にも」
いける。このままいけば、奴を倒せる。
大事な人を奪ったあのファントムを粉砕することができる…!
だけど必死の思いで放った同時攻撃は、あえなく打ち消されてしまいました。
ハンターさん:
「まさかプリキュア如きにこの剣を抜く時が来ようとは」
「一人の力は弱い。だが共に戦うことで力が何倍にもなる」
「やはりプリキュアは一人に残らず倒す」
もはやプリキュアさんが有象無象の雑魚扱いされてる…。
時代は変わったものですね。。
「プリキュアがこんなにたくさん…!」の時代から「そりゃいっぱいいるだろ。奴らは群れるから」の時代か。
またもや万事休す…となったところで、後ろに隠れていた神さんが飛び出してきた。
勇ましくプリキュアさんを背に負うと、ハンターさんに対峙します。
神さんもやるときはやるじゃないか。
神:
「僕にも覚悟がある」
「君と刺し違える。僕は消える」
「それは君の主の望みではないはずだ」
…今、『いいのか?俺を倒して。お前の惚れてる女が悲しむぜ。だってあいつは俺のことが大事だからな』と言ったか。
これほど下種な交渉は見たことない。
確信しました。こいつが敵だ。愛乃さん、回れ右してハンターさんと一緒に、あの不幸の元凶を叩きのめそう。
言われたハンターさんは、ますます憎悪を募らせたまま、一時撤退。助かったけど助かった気がしない。
また、紫さんも特に正体を明かすことなく去っていきました。分かりあえた気がしたけどそうでもなかった。
あと去り際に「私の姉はキュアテンダー」とか宣まっていきました。それを聞いた神さんはまたもや思いつめた顔を。
今回、最初から最後まで全くの蚊帳の外に置かれてしまった愛乃さん。
もう面倒くさいからお家に帰ってもおかしくないところでしたが、何かに目覚めたのか、神様に優しく語り掛けてみちゃったりしました。
それを聞いた神様も、何を思ったか優しくコスプレ中学生を抱き寄せてみたりした。
全く持って何が起こってるのかわかりませんが、この神様を殴らなければいけないことだけは分かった。愛乃さん、敵はそいつだ。
「キュアテンダー」って随分と難しい名前ですね。
「柔らかい」とか「優しい」の意味らしい。あと肉。
ハニーさんが聞いたら「お肉好きだからその名前なのね」と、いらん納得をされそう。
【プリキュア10周年】
ミントさん関連でいえば、「守りたかったけど守れなかった」でしょうか。そのまんまなバリア技も使っていましたし。
妹・フォーチュンさんと姉・テンダーさんの関係も、ちょっと関連していそう。
【今週の戦況】
8話で公開された進撃マップと比較してみましょう。
侵攻を示す黒塗りと、プリキュアを示す光点が何か所か一致していません。
今回の戦いでキュアナイルさんが敗北。スエズ運河や原油産出国を押さえられてしまいました。洒落になってません。
インドやアメリカ西部も光点がありませんが、敗北したのか転戦しているのか微妙なところ。
南アフリカも光点がなく、代わりに北部に集中しています。
逆に東南アジアやロシアは、先日までは黒塗りがなかったのに、光点が出現しています。新しく進撃が始まったのかしら。
南アメリカでは、前回の状況とほぼ一致。一進一退の戦いが続いているんでしょうか。
と、ここまで書いておいてなんですが、肝心の練馬にも光点がないですね。
幻影帝国が正確な情報をまとめてると考えちゃダメだったかも…。
【今週の姫】
愛らしいですね。
「白馬の王子が来た時の練習」とか言ってましたが、これでも姫なので、お相手が王子でも特に不思議はありません。
まぁ現実世界のお姫様は、他国の王子と結婚するよりも、スポーツ選手や会社員や事業家と結婚していますけれど。
王家間の結婚は、色々とごたごたしそうですし…。
【プリキュアメモリ】
次回はプリキュア500回記念。
だからというわけでもないですが、改めてEDの凄さをしみじみ感じてみた。
もしもこの曲が10年前に使われていても、これほど良いとは思わなかったはず。
例えば歌詞も、10周年の今だからこそ響くものがある。
『いつか大人になった時も 忘れないでね愛と勇気』
『クチビルからこぼれるルビーみたいに ルビを読んで歌った言葉はジュエリー』
『強いすごいストーリー ずっと一緒に ハピネスチャージ・プリキュア』
初代を見ていた子供たちが大人になっていく今だからこそ、意味がある。
『夢見るつぼみは諦めない』や『MaxHeartでSplash☆Star』の下りも同様。
言葉以上の意味を持った歌詞って素敵です。
流れている映像も同じく。
原っぱでダンスするシーンで映る風力発電や、遠くに見えるダンス会場等、10年前に同じ物を見るのとは違う意味が付加されています。
あからさまに10周年記念EDと銘打たれてるわけじゃないですけど、本当に良いEDを良いタイミングで流してくれたなぁと思う。