今から4年前。
九条さんが全力疾走してたその頃、もう一つの「競合他番組」は始まりました。
前評判を完全に裏切って…というか、何をどうすればこんな話になるんだという絶句とともに。
きらりさんがタカラトミーの英雄ならば、こっちはサンリオの救世主です。
実際に売り上げにどの程度貢献したのかは微妙に疑問ですが、とりあえずそういうことにしておこう。
■おねがいマイメロディ きららっ☆ 第52話(最終回)「夢の橋から出発」
『ファンタジー世界に住む可愛いウサギのマスコットキャラが、
人間世界にやってきて夢を叶える』
このコンセプトをどう解釈すればこんな狂った話が出来上がるのか。
「夢を叶えようとするのは実は敵キャラの方であり、主人公サイドにはそんな能力はない」という設定を思いついた時点で勝ちだったと思う。
『魔法では夢は叶わない』
このテーマはとても面白い。
謎パワーなんかに頼っちゃだめだ。人生は自分の足で歩むんだ。
それを「悪夢テロに見舞われ『生き延びるためには夢見てる場合ではない』的に悟っていく登場人物たち」で表現するあたり、実に素晴らしかったです。
しかもたまに敵サイドが勝っちゃって、歪んだ夢が叶ったままになってしまったりする。
初期のマイメロで描いていたものは結構ダークです。
虐待されまくるマイメロとか、カオス展開だとかそういった表面的なこと以外にも、テーマはかなり重かった。
サンリオ様の許可を本当に取ったのかと疑問視され、スポンサーには偽装EDだけしか提出してないだろうと怪しまれたり。
演出面では、サブキャラが大事にされてたのが好きでした。
初めは単なる名無しキャラから始まったのに、悪夢テロに晒される内にどんどんタフネスになっていくクラスメイトたち…。
数々の伏線も凄く生きていました。
単なる馬鹿話と思わせておいて、それが怒涛の終盤の流れにつながったり。
こういう一つ一つを大事にする番組はとても好きです。
ただ第2期後半あたりから、個人的には微妙なネタもちらほらと。
私的にバクの負け組ネタがピンと来なかった。
一応、最後にその劣等感をカタルシスに変えたりもしてましたけど、ちょっとくどかった気が。
バクはかなり「格好いい」の部類に入るキャラだと思うので、使い方が勿体なかった気がする。
あとまぁ何度も書いてますが、歌ちゃんのラストの選択は納得いかない。ええもう、全くもって納得いかないですよ。ばぶー!
その歌ちゃん。
シリーズ最終回に登場!きゃー!歌ちゃーん!!きゃー!!きゃー!!
歌ちゃんフェチとしては狂喜乱舞ですよ。
時系列的には「マイメロ」第1期よりも前ですから、まだまだピカピカ。
これから悪夢テロと戦う3年が訪れると思うと、ご武運をお祈りしたくなります。
そして今度こそ、間違った道を進まずに正しい選択をしていただきたいものです。
この娘はつくづくいい子ですねぇ。何と言いますか、登場するだけで画面が中だるむと言いますか。
やる気の欠片もない顔と声。そして本当に心底やる気がない。
玩具を売ることを放棄し、劇中で起こる事件に対してもこの↓対応ですよ。
歌ちゃん:
「マイメロ!早く何とかして!!」
これほど気合いの入った決め台詞はなかなかない。
もう自分から動く気ゼロ。
同業他番組で例えるなら、チョッピを敵に投げつける美翔さんですよ。早く何とかして!
そんな素晴らしい彼女も第4期ではクビに。
実に納得ができません。やる気がないからってクビにするなんて。
後任のきららさんには申し訳ないですが、歌ちゃんのままなら後10年くらいは続けられたかもしれないのに。
ラストエピソードで「シアワセの羽」が流れたり、歌ちゃんのコスプレで決戦に挑んだり(いや時系列的には歌ちゃんがきららさんのコスプレになるのか)となかなか嬉しい演出でした。
(しかし歌ちゃん…。やっぱり過去に既に世界規模の破滅に巻き込まれてたのに、それを完璧に忘れてたのか…。きっと私たちも、気がついてないだけで何度も破局に立ち会ってるんだ)
続編に次ぐ続編は賛否両論あったかとは思いますが、この4年間、ありがとうございました。
最後に歌ちゃんが拝めただけでも私は満足です。
あと、サンリオ様は早く彼女を正社員登用してあげてください。いつになったらピューロランドに常勤出来るんだろう歌ちゃん…。
【新番組】
キーワードはウサギと夢。
おかしいです。何故それで「マイメロ」じゃないのか。
あれか、真にやる気がないのはマイメロ本人だと、ようやくサンリオ様は気がついたのか。
声優陣、キャラクターデザイン、そのほか諸々から「マイメロ」2世の気配がびんびんにします。
しかもこの珍獣たち、サンリオ様の正社員です。4年も働いた歌ちゃんを差し置いて…!
基本的にこの枠は視聴率も玩具売上も気にしないで、サンリオブランドの向上とピューロランドの宣伝のために存在してると思ってるのですが、新キャラクターとして展開していくつもりなんでしょうか。
歌ちゃんではブランド向上にならないとはいえ、サンリオ様はどうしてこう彼女に冷たいのだろう。
九条さんが全力疾走してたその頃、もう一つの「競合他番組」は始まりました。
前評判を完全に裏切って…というか、何をどうすればこんな話になるんだという絶句とともに。
きらりさんがタカラトミーの英雄ならば、こっちはサンリオの救世主です。
実際に売り上げにどの程度貢献したのかは微妙に疑問ですが、とりあえずそういうことにしておこう。
■おねがいマイメロディ きららっ☆ 第52話(最終回)「夢の橋から出発」
『ファンタジー世界に住む可愛いウサギのマスコットキャラが、
人間世界にやってきて夢を叶える』
このコンセプトをどう解釈すればこんな狂った話が出来上がるのか。
「夢を叶えようとするのは実は敵キャラの方であり、主人公サイドにはそんな能力はない」という設定を思いついた時点で勝ちだったと思う。
『魔法では夢は叶わない』
このテーマはとても面白い。
謎パワーなんかに頼っちゃだめだ。人生は自分の足で歩むんだ。
それを「悪夢テロに見舞われ『生き延びるためには夢見てる場合ではない』的に悟っていく登場人物たち」で表現するあたり、実に素晴らしかったです。
しかもたまに敵サイドが勝っちゃって、歪んだ夢が叶ったままになってしまったりする。
初期のマイメロで描いていたものは結構ダークです。
虐待されまくるマイメロとか、カオス展開だとかそういった表面的なこと以外にも、テーマはかなり重かった。
サンリオ様の許可を本当に取ったのかと疑問視され、スポンサーには偽装EDだけしか提出してないだろうと怪しまれたり。
演出面では、サブキャラが大事にされてたのが好きでした。
初めは単なる名無しキャラから始まったのに、悪夢テロに晒される内にどんどんタフネスになっていくクラスメイトたち…。
数々の伏線も凄く生きていました。
単なる馬鹿話と思わせておいて、それが怒涛の終盤の流れにつながったり。
こういう一つ一つを大事にする番組はとても好きです。
ただ第2期後半あたりから、個人的には微妙なネタもちらほらと。
私的にバクの負け組ネタがピンと来なかった。
一応、最後にその劣等感をカタルシスに変えたりもしてましたけど、ちょっとくどかった気が。
バクはかなり「格好いい」の部類に入るキャラだと思うので、使い方が勿体なかった気がする。
あとまぁ何度も書いてますが、歌ちゃんのラストの選択は納得いかない。ええもう、全くもって納得いかないですよ。ばぶー!
その歌ちゃん。
シリーズ最終回に登場!きゃー!歌ちゃーん!!きゃー!!きゃー!!
歌ちゃんフェチとしては狂喜乱舞ですよ。
時系列的には「マイメロ」第1期よりも前ですから、まだまだピカピカ。
これから悪夢テロと戦う3年が訪れると思うと、ご武運をお祈りしたくなります。
そして今度こそ、間違った道を進まずに正しい選択をしていただきたいものです。
この娘はつくづくいい子ですねぇ。何と言いますか、登場するだけで画面が中だるむと言いますか。
やる気の欠片もない顔と声。そして本当に心底やる気がない。
玩具を売ることを放棄し、劇中で起こる事件に対してもこの↓対応ですよ。
歌ちゃん:
「マイメロ!早く何とかして!!」
これほど気合いの入った決め台詞はなかなかない。
もう自分から動く気ゼロ。
同業他番組で例えるなら、チョッピを敵に投げつける美翔さんですよ。早く何とかして!
そんな素晴らしい彼女も第4期ではクビに。
実に納得ができません。やる気がないからってクビにするなんて。
後任のきららさんには申し訳ないですが、歌ちゃんのままなら後10年くらいは続けられたかもしれないのに。
ラストエピソードで「シアワセの羽」が流れたり、歌ちゃんのコスプレで決戦に挑んだり(いや時系列的には歌ちゃんがきららさんのコスプレになるのか)となかなか嬉しい演出でした。
(しかし歌ちゃん…。やっぱり過去に既に世界規模の破滅に巻き込まれてたのに、それを完璧に忘れてたのか…。きっと私たちも、気がついてないだけで何度も破局に立ち会ってるんだ)
続編に次ぐ続編は賛否両論あったかとは思いますが、この4年間、ありがとうございました。
最後に歌ちゃんが拝めただけでも私は満足です。
あと、サンリオ様は早く彼女を正社員登用してあげてください。いつになったらピューロランドに常勤出来るんだろう歌ちゃん…。
(左画像) 「おねがいマイメロディ」キャラクターソングシングル その2 (右画像) 【約61%OFF!】定価4,980円おねがいマイメロディ 1/8スケール『マイメロディ&夢野歌』フィギュア |
【新番組】
キーワードはウサギと夢。
おかしいです。何故それで「マイメロ」じゃないのか。
あれか、真にやる気がないのはマイメロ本人だと、ようやくサンリオ様は気がついたのか。
声優陣、キャラクターデザイン、そのほか諸々から「マイメロ」2世の気配がびんびんにします。
しかもこの珍獣たち、サンリオ様の正社員です。4年も働いた歌ちゃんを差し置いて…!
基本的にこの枠は視聴率も玩具売上も気にしないで、サンリオブランドの向上とピューロランドの宣伝のために存在してると思ってるのですが、新キャラクターとして展開していくつもりなんでしょうか。
歌ちゃんではブランド向上にならないとはいえ、サンリオ様はどうしてこう彼女に冷たいのだろう。
>サンリオ様の許可を本当に取ったのかと疑問視され、スポンサーには偽装EDだけしか提出してないだろうと怪しまれたり。
異常性だったらキティちゃんだって負けてませんよ。
先月ボランティアの合宿で参加した友人がテレビで「エンタの神様」見てたとき、のコマーシャルにキティちゃんが映ったと思ったら・・・
http://www.youtube.com/watch?v=UlpZVFb9O7o&feature=PlayList&p=FD2DABAE89E10CD2&index=4
<なぜキティちゃんがあの歌を!?]
↑僕
思わず叫んでしまいました(笑)
こんばんはー。お久しぶりです。
キティ御大も狂ってますからね…。
あの方の、コスプレと擬態を履き違えた奇怪な「ご当地キティ」や件のCM等々、奇行には限りがありません。
もしかしなくてもサンリオ様自体が、もはや正気を保っていないのかもしれません…。
あの「マイメロ」が、よくもまあ平成の時代に
こんなダークな話になるものだと感心してました。
そのダークさは「くるシャ」でピークに。
でも、副産物?の「ウサミミ仮面」に出会えたのは
サプライズだったと思います。
で、やっと任期満了。お疲れ様でした。
しかし、サンリオ様は太っ腹です。このシリーズのDVD自体を「公認」としてショップであつかっておられるのですからw。
ちなみに、「ジュエルペット」もこの路線を踏んでくれるとwktkしておりますwww。
昭和の…。知識としてしか知りませんが、確かまっとうな話なんですよね。
当時は純粋だったマイメロも、今や薄汚くなってしまって…。
無印~くるシャが私的にもピークだったと思います。
3年目4年目は、まぁ色々言われてはいますけど、ネタ的には1年目で色々やりつくしていたのに、ウサミミを初め、つないでつないで4年間も続け切ったのは素直に凄い。立派な勇退ですね。
>ジュエルペット
どこからどう見ても、ぬるい感じのほんわかアニメ……ですが、4年前「マイメロ」に対して同じ予想をしたことを思うと…。
また変化球に期待するばかりですねー。