■(第32話)ひろがるスカイ!プリキュア「大変身!キュアマジェスティ!!」感想
(「ひろがるスカイ!プリキュア」第32話より)
マジェスティさんが降臨なされました。そしてエルちゃんが「それは私だ」と自白した。
【疑うことと信じること】
突然の発言に驚きはしたものの、一同は素直に信じました。赤ちゃんの戯言だと一蹴せず、信じてあげるのは大事。
なのだけど。
現実として、勢いで嘘をついてしまったとか、何かを勘違いしているケースもある。
あまりに無条件に信じてしまうと、引っ込みがつかなくなってかえって傷つけてしまいます。
これでツッコミ待ちの冗談だった日には目も当てられません。黄瀬さんの引っ越し嘘の悲劇を思い出そう。
そしておそらくは、あげはさんはちゃんとそこまで考えていたっぽい。
「エルちゃんには自分だけのペンがある」のくだりは、エルちゃんが本当にマジェスティだったなら既にペンを持っているはずですから、少々不自然です。
「実はマジェスティではないのでは」を踏まえたフォローに思えます。
他、エルちゃんが転んだ時の支え方(手の平ではなく腕で受ける)とか、今回はさりげなく丁寧な描写が多かった気がする。誤食は怖かったけど…!
【固定観念と基盤】
マジェスティになってみせるため、スカイさんを初め、歴代プリキュアのポーズをとって変身の模索をなされていた。
身近の頼れる先輩を真似するのは当然のこと。親の振る舞いを見て、子は育つ。
だけどそれは悪し様に言うなら固定観念の刷り込みです。だから変身できなかった。
「プリキュアの変身とはこういうもの」の固定観念のままでは、先に進めない。
一方、変身の直接のきっかけとなったのは、ソラさん達と同じく、誰かを守りたいとの想いでした。
親世代から受け継いだ大事な信念を胸に、親世代の固定観念を打ち破り、先に進む。
この辺り、スタプリを想起します。やっぱり第3クールはスタプリを意識してるんだろうか。
第1はトロプリ(今は目的に拘らず目の前のことに全力になろう)、第2はデパプリ(自分は如何にして今の自分になったのか。ルーツを振り返る)要素を感じたので、次の第4クールはヒープリなのかもしれない。
【幼い最強】
エルちゃんがマジェスティに変身し、4人合わせたよりも強大な力でミノトンを撃破。
ソラさん達はやんややんやと大喜び。これからは一緒に戦いましょう!
盛り上がる一行の中、ましろさんだけは何やら思うところがあるようで。
次回予告を見るに「赤ちゃんを戦わせていいんだろうか」かと思われます。正論すぎる。
はーちゃんのように段階を踏んで成長したならまだしも、常識的に考えて1歳児を戦闘に放り込むのは間違っています。
ただそれを言うなら、女子中学生に怪物と戦闘させるのも間違ってる。
「赤ちゃんを戦わせるのはおかしい」
→「女子中学生を戦わせるのはおかしい」
→「だから成人や男子プリキュアが必要」
「女子中学生も自立して戦ってきた」
→「それを赤ちゃんにも拡張するだけ」
→「だから赤ちゃんが戦うのはプリキュアに即している」
どっちも理屈は通ってます。
面倒なことに、操られて強制的に戦わされているミノトンは、「戦いを強制される赤ちゃん」と被る側面がある。エルちゃんは自発的に戦ってはいるものの、1歳児に「自分から望んだことだよね?」を迫るのは酷すぎる。
(ついでに言えば、マジェスティさんが耳につけてる凶悪なトゲトゲは、アンダーグの皆様のトゲトゲに似通ってる。素直に考えるならアンダーグ関係者(もしくはアンダーグがエルちゃんの関係者)?)
マジェスティさんがいきなり在庫倉庫行きになるとは思えないので「一緒に戦う」方向で行くのでしょうけれど、どんな筋道を立てるんだろう?
【オールスターズF】
いよいよ後1週間。
予告がキナ臭く、良い感じに不審が高まります。
「プリキュアしかいない世界」はヨヨ邸での日々そのもの。
プリキュアとは何なのかを問いかけながら、そこからの脱出を目指すようです。
まるで「プリキュア」に関する記憶を失っているかのような様子もあり(それとも単に虚を突かれたのか)、まっさらな状態で「プリキュア」に向き合おうとしてるのかも。
ひろプリ本編は、良くも悪くもかなり「奇妙」なことになってる。
例年通りなら、秋映画で何かが分かるはず。震えながら期待して待ってる。
(「ひろがるスカイ!プリキュア」第32話より)
マジェスティさんが降臨なされました。そしてエルちゃんが「それは私だ」と自白した。
【疑うことと信じること】
突然の発言に驚きはしたものの、一同は素直に信じました。赤ちゃんの戯言だと一蹴せず、信じてあげるのは大事。
なのだけど。
現実として、勢いで嘘をついてしまったとか、何かを勘違いしているケースもある。
あまりに無条件に信じてしまうと、引っ込みがつかなくなってかえって傷つけてしまいます。
これでツッコミ待ちの冗談だった日には目も当てられません。黄瀬さんの引っ越し嘘の悲劇を思い出そう。
そしておそらくは、あげはさんはちゃんとそこまで考えていたっぽい。
「エルちゃんには自分だけのペンがある」のくだりは、エルちゃんが本当にマジェスティだったなら既にペンを持っているはずですから、少々不自然です。
「実はマジェスティではないのでは」を踏まえたフォローに思えます。
他、エルちゃんが転んだ時の支え方(手の平ではなく腕で受ける)とか、今回はさりげなく丁寧な描写が多かった気がする。誤食は怖かったけど…!
【固定観念と基盤】
マジェスティになってみせるため、スカイさんを初め、歴代プリキュアのポーズをとって変身の模索をなされていた。
身近の頼れる先輩を真似するのは当然のこと。親の振る舞いを見て、子は育つ。
だけどそれは悪し様に言うなら固定観念の刷り込みです。だから変身できなかった。
「プリキュアの変身とはこういうもの」の固定観念のままでは、先に進めない。
一方、変身の直接のきっかけとなったのは、ソラさん達と同じく、誰かを守りたいとの想いでした。
親世代から受け継いだ大事な信念を胸に、親世代の固定観念を打ち破り、先に進む。
この辺り、スタプリを想起します。やっぱり第3クールはスタプリを意識してるんだろうか。
第1はトロプリ(今は目的に拘らず目の前のことに全力になろう)、第2はデパプリ(自分は如何にして今の自分になったのか。ルーツを振り返る)要素を感じたので、次の第4クールはヒープリなのかもしれない。
【幼い最強】
エルちゃんがマジェスティに変身し、4人合わせたよりも強大な力でミノトンを撃破。
ソラさん達はやんややんやと大喜び。これからは一緒に戦いましょう!
盛り上がる一行の中、ましろさんだけは何やら思うところがあるようで。
次回予告を見るに「赤ちゃんを戦わせていいんだろうか」かと思われます。正論すぎる。
はーちゃんのように段階を踏んで成長したならまだしも、常識的に考えて1歳児を戦闘に放り込むのは間違っています。
ただそれを言うなら、女子中学生に怪物と戦闘させるのも間違ってる。
「赤ちゃんを戦わせるのはおかしい」
→「女子中学生を戦わせるのはおかしい」
→「だから成人や男子プリキュアが必要」
「女子中学生も自立して戦ってきた」
→「それを赤ちゃんにも拡張するだけ」
→「だから赤ちゃんが戦うのはプリキュアに即している」
どっちも理屈は通ってます。
面倒なことに、操られて強制的に戦わされているミノトンは、「戦いを強制される赤ちゃん」と被る側面がある。エルちゃんは自発的に戦ってはいるものの、1歳児に「自分から望んだことだよね?」を迫るのは酷すぎる。
(ついでに言えば、マジェスティさんが耳につけてる凶悪なトゲトゲは、アンダーグの皆様のトゲトゲに似通ってる。素直に考えるならアンダーグ関係者(もしくはアンダーグがエルちゃんの関係者)?)
マジェスティさんがいきなり在庫倉庫行きになるとは思えないので「一緒に戦う」方向で行くのでしょうけれど、どんな筋道を立てるんだろう?
【オールスターズF】
いよいよ後1週間。
予告がキナ臭く、良い感じに不審が高まります。
「プリキュアしかいない世界」はヨヨ邸での日々そのもの。
プリキュアとは何なのかを問いかけながら、そこからの脱出を目指すようです。
まるで「プリキュア」に関する記憶を失っているかのような様子もあり(それとも単に虚を突かれたのか)、まっさらな状態で「プリキュア」に向き合おうとしてるのかも。
ひろプリ本編は、良くも悪くもかなり「奇妙」なことになってる。
例年通りなら、秋映画で何かが分かるはず。震えながら期待して待ってる。