数年前から続けてるネタなので、これだけだとなんのことやらですがいつもの代替記事です。
■ディケイドプリキュア! 第1話「プリキュア大戦」
これまでのディケイドプリキュアは!
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「私たちはこれからも旅を続ける」
「世界の壁を越え、仲間を作る」
「その旅はやがて、世界を変える」
「あたしの言葉を覚えてる?」
「貴女は全てのプリキュアを破壊しなければならなかった」
「私?…通りすがりのプリキュアよ。覚えておきなさい!」
第01話「プリキュア大戦」
第02話、第03話「ドキドキの世界」「誰がために」
第04話、第05話「プリキュア5の世界」「夢のその先へ」
第6話「SplashStarの世界(前編)」
第07話、第08話「スマイルの世界」「あなたと私の物語」
第09話、第10話「GoGo!の世界」「あなたに会いに行くよ」
第11話、第12話「MaxHeartの世界」「無限の光 永遠の闇」
第13話、第14話「スイートの世界」「新たなる運命の扉」
第15話、第16話「フレッシュの世界」「You make me Happy?」
第17話、第18話「ハートキャッチの世界」「せめて、そうすれば」
第19話、第20話「ふたりの世界」「旅の始まり」
第21話、第22話「鏡の世界の闇プリキュア」「歩くプリキュア図鑑」
第23話、第24話「銀水晶の世界」「後悔はしない」
第25話、第26話「見参双子姫」「それが宇宙の授けた光の答え」
第27話、第28話「謎生物の世界」「プリキュアの資格」
第29話、第30話(最終回)「世界の破壊者」
劇場版「ディケイドプリキュア! 完結編」
『世界の破壊者・ディケイド』
『多くの世界を巡り、その瞳は何を見る…』
…。
……。
………。
とてもとても大好きな夢があった。
ココナツみたいな甘い甘い夢。ハートをピカピカにしてくれる素敵な夢。
その瞳にキラ星宿して、この夢が空の向こうまで続いているのだと、ずっとずっと信じていた。
だからその日、憧れ続けた夢と出会えた時。
宝探しの毎日は終わり、消えない輝きは失われてしまっていたことを、悟ってしまった。
空へ明日へ希望を乗せて、絶対いい日になると信じた明日は、もう来ない。
………。
……。
…。
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一体何が起こったのか。
途方にくれるディケイド姉の前に、ずらりと並ぶプリキュア娘。
それも、オリジナルの。
そんなプリキュアさんたちが、ぞろり揃ってディケイド姉を睨みつける。
彼女たちは「世界の破壊者」を許しはしない。
自分たちの世界を守るため、偽の世界を認めるつもりはない。
いきなりな展開に、ディケイド姉も心を折られそうです。
う、うぅ…。完全に敵組織を睨む目だ…。酷い…。
思わず唯一残ってるディケイド版夢原さんに助けを求めますが…
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夢キュアさん:
「あんたは悪い人!絶対に許さない!!」
ッ!
夢原ジャッジが、我を悪と断じた!
う、うわあ。もうこうなったら会話は成立しない。
ディケイド姉:
「…ああ、そう。そういう態度なわけね」
い、いけない。ディケイド姉さんまでキレかけてる。
所詮姉さんも「話を聞かない」プリキュアの端くれです。
らしくもなくフレンドリーな対応してたのに、こんな扱いをされたら…
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ディケイド姉:
「来るなら来い…!全てを破壊してやる!!」
完全にキレてしまわれた。
もうこうなったら止まらない。
ディケイド姉の叫びを合図に、プリキュアたちが一斉に襲い掛かる…!
『PreCu Ride ... 』
『Shiny Luminous!!』
そしてすかさず、自暴自棄バリア発動!ごしゃり!!
先陣切って飛び込んできたプリキュアさん達が、壮絶な衝突音を響かせてもんどり打つ。
ふふん、ざまを見…
ぴしゅん。
音もなく。瞬間移動でバリアをすり抜けたパッションさんが背後から強襲。
応戦するも、瞬間移動で素早く姿を消しては現れ、ヒットアンドアウェイの嵐。
あの能力、ほんと卑怯…!
『PreCu Ride ... 』
『Cure Sunny!!』
姿を変えると同時に、周囲に炎をまき散らす。
全方位、問答無用で炎の海にしてしまえば瞬間移動したところで丸焼きです。
熱風の上昇気流に巻き込まれて、鳥っぽい子が燃えながら墜落して行ったのがちらりと見えましたが、まぁどうでもいい。
だけど一息つく暇もなく、お水系プリキュアの皆さまが一斉射撃。
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炎を打ち消し殺到する水と冷気に対し、ディケイド姉も身構える。
『PreCu Ride ... 』
『Cure Rhythm!!』
夢と希望の二段変身。
煌びやかにリズムさんに変身したディケイド姉の横に、ぬっと幻影メロディさんが立つ。
そして二人並んで撃ち放つのは、もちろんこの技。
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ディケイド姉:
「パッショナート…」
『…Harmony!!』
迫りくる氷攻撃を物ともせず。
音響攻撃が伝播して、プリキュアさん達に襲いかかる。
よし、これであの子らを撃破し…
ロゼッタさん:
「カッチカチのロゼッタウォール!」
ノイズキャンセラーとか、何それ…。
歯ぎしりするディケイド姉の横で、今度は唐突に、幻影メロディさんが砕け散る。
慌てて振り返った先には、突撃してきた黒白キュア。その後ろには桃キュアや花キュアさんの姿も。
『PreCu Ride ... 』
『Cure Sunshine!!』
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応戦する。応戦する。
必死に姿を変え、何度も何度も。
だけど…。
『PreCu Ride ... 』
『Cure Beat!!』
『Cure Heart!!』
『Cure Beauty!!!!』
どれほど姿かたちを変えても。どれほど己のビートを貫いても。
みなぎる愛は断ち切られ、目指す道は閉ざされる。
プリキュアさん達の猛攻は止まらない。止められない。
ぱきん…。
ついに凌ぎきれなくなったディケイド姉の手から、変身玩具が転がり落ちる。
砕けたプラスチックの破片と、安っぽい電子音をまき散らして。
同時にディケイド姉の変身が解除される。集めたカードもただの紙切れに。
ディケイド姉:
「………。。。。」
壊れた玩具を、ただただ茫然と眺めることしかできない。
私は…。私は、どうして…。
こんなに頑張ってるのに、どうしてこんなことに。。
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涙に霞む視界に、光が満ちる。
どこかで誰かが灯す光。どこかで誰かの応援する声。
だけどその光はディケイドを照らさない。その声は、ディケイドに届かない。
ディケイド姉:
「ああ、そうか…」
光と声を受け、眼前のプリキュア達は眩い姿に変わっていく。
その神々しい姿を、ただただ蹲り見上げる自分。
同じプリキュアのはずなのに、この差は何なのか。
壊れた玩具を抱きかかえ、その様子を茫然と見上げながら。
唐突にディケイドは悟った。
ディケイド姉:
「私は」
「プリキュアじゃなかったんだ」
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溢れかえる力の奔流が、空と大地を埋め尽くす。世界の破壊者・ディケイドを撃ち滅ぼすために。
彼女たちは絶対に諦めない。絶対に負けない。
考えるまでもなく、そのことを悟ってしまう。
だって、そんな強い彼女たちのことを…。
ずっとずっと大好きで、ずっとずっと憧れてきたんだから。
何が間違っていたのか、今となっては分からない。
ただ単純明快な事実だけが、ディケイドの胸を貫く。
私はあの子たちとは違った。プリキュアには、なれなかったんだ。
ディケイド姉:
「私も」
「プリキュアに」
「なりたか…」
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彼女の言葉を飲み込んで、世界は暗転する。
………。
……。
…。
…。
……。
………。
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???:
「ディケイド。今日あなたの世界は終わります」
急に連れてこられた謎空間で、謎の娘さんの説明が続きます。
なんでも色んな世界が滅亡の危機に瀕しているんだとか。
それを救えるのはディケイド姐だけ。
なんたる丸投げかと思いますが、ヒラヒラのコスプレして世界中を旅するなんて、とても楽しそう。
思わずテンションも上がります。よぅし世界を救おう!コスプレして!
ディケイド姉:
「世界を救ってあげる。多分」
だけど何かが胸をちくりと刺す。
とてもとても大切な事を忘れてしまったような…。
まぁいいか。きっと旅する内に思いだすでしょう。大事なことだったら。
そしてディケイド姉の旅が始まる。昨日と今日の力を合わせ、明日を守るために。
この世の果ても、時間の壁も乗り越えて。みんなで笑える幸せを信じて。
失くした玩具箱の夢を、現実にするために。
意識してなかったのに、結果的には「DX3」VS「NS」になった気がする。
■ディケイドプリキュア! 第1話「プリキュア大戦」
これまでのディケイドプリキュアは!
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「私たちはこれからも旅を続ける」
「世界の壁を越え、仲間を作る」
「その旅はやがて、世界を変える」
「あたしの言葉を覚えてる?」
「貴女は全てのプリキュアを破壊しなければならなかった」
「私?…通りすがりのプリキュアよ。覚えておきなさい!」
第01話「プリキュア大戦」
第02話、第03話「ドキドキの世界」「誰がために」
第04話、第05話「プリキュア5の世界」「夢のその先へ」
第6話「SplashStarの世界(前編)」
第07話、第08話「スマイルの世界」「あなたと私の物語」
第09話、第10話「GoGo!の世界」「あなたに会いに行くよ」
第11話、第12話「MaxHeartの世界」「無限の光 永遠の闇」
第13話、第14話「スイートの世界」「新たなる運命の扉」
第15話、第16話「フレッシュの世界」「You make me Happy?」
第17話、第18話「ハートキャッチの世界」「せめて、そうすれば」
第19話、第20話「ふたりの世界」「旅の始まり」
第21話、第22話「鏡の世界の闇プリキュア」「歩くプリキュア図鑑」
第23話、第24話「銀水晶の世界」「後悔はしない」
第25話、第26話「見参双子姫」「それが宇宙の授けた光の答え」
第27話、第28話「謎生物の世界」「プリキュアの資格」
第29話、第30話(最終回)「世界の破壊者」
劇場版「ディケイドプリキュア! 完結編」
『世界の破壊者・ディケイド』
『多くの世界を巡り、その瞳は何を見る…』
…。
……。
………。
とてもとても大好きな夢があった。
ココナツみたいな甘い甘い夢。ハートをピカピカにしてくれる素敵な夢。
その瞳にキラ星宿して、この夢が空の向こうまで続いているのだと、ずっとずっと信じていた。
だからその日、憧れ続けた夢と出会えた時。
宝探しの毎日は終わり、消えない輝きは失われてしまっていたことを、悟ってしまった。
空へ明日へ希望を乗せて、絶対いい日になると信じた明日は、もう来ない。
………。
……。
…。
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一体何が起こったのか。
途方にくれるディケイド姉の前に、ずらりと並ぶプリキュア娘。
それも、オリジナルの。
そんなプリキュアさんたちが、ぞろり揃ってディケイド姉を睨みつける。
彼女たちは「世界の破壊者」を許しはしない。
自分たちの世界を守るため、偽の世界を認めるつもりはない。
いきなりな展開に、ディケイド姉も心を折られそうです。
う、うぅ…。完全に敵組織を睨む目だ…。酷い…。
思わず唯一残ってるディケイド版夢原さんに助けを求めますが…
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夢キュアさん:
「あんたは悪い人!絶対に許さない!!」
ッ!
夢原ジャッジが、我を悪と断じた!
う、うわあ。もうこうなったら会話は成立しない。
ディケイド姉:
「…ああ、そう。そういう態度なわけね」
い、いけない。ディケイド姉さんまでキレかけてる。
所詮姉さんも「話を聞かない」プリキュアの端くれです。
らしくもなくフレンドリーな対応してたのに、こんな扱いをされたら…
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ディケイド姉:
「来るなら来い…!全てを破壊してやる!!」
完全にキレてしまわれた。
もうこうなったら止まらない。
ディケイド姉の叫びを合図に、プリキュアたちが一斉に襲い掛かる…!
『PreCu Ride ... 』
『Shiny Luminous!!』
そしてすかさず、自暴自棄バリア発動!ごしゃり!!
先陣切って飛び込んできたプリキュアさん達が、壮絶な衝突音を響かせてもんどり打つ。
ふふん、ざまを見…
ぴしゅん。
音もなく。瞬間移動でバリアをすり抜けたパッションさんが背後から強襲。
応戦するも、瞬間移動で素早く姿を消しては現れ、ヒットアンドアウェイの嵐。
あの能力、ほんと卑怯…!
『PreCu Ride ... 』
『Cure Sunny!!』
姿を変えると同時に、周囲に炎をまき散らす。
全方位、問答無用で炎の海にしてしまえば瞬間移動したところで丸焼きです。
熱風の上昇気流に巻き込まれて、鳥っぽい子が燃えながら墜落して行ったのがちらりと見えましたが、まぁどうでもいい。
だけど一息つく暇もなく、お水系プリキュアの皆さまが一斉射撃。
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炎を打ち消し殺到する水と冷気に対し、ディケイド姉も身構える。
『PreCu Ride ... 』
『Cure Rhythm!!』
夢と希望の二段変身。
煌びやかにリズムさんに変身したディケイド姉の横に、ぬっと幻影メロディさんが立つ。
そして二人並んで撃ち放つのは、もちろんこの技。
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ディケイド姉:
「パッショナート…」
『…Harmony!!』
迫りくる氷攻撃を物ともせず。
音響攻撃が伝播して、プリキュアさん達に襲いかかる。
よし、これであの子らを撃破し…
ロゼッタさん:
「カッチカチのロゼッタウォール!」
ノイズキャンセラーとか、何それ…。
歯ぎしりするディケイド姉の横で、今度は唐突に、幻影メロディさんが砕け散る。
慌てて振り返った先には、突撃してきた黒白キュア。その後ろには桃キュアや花キュアさんの姿も。
『PreCu Ride ... 』
『Cure Sunshine!!』
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応戦する。応戦する。
必死に姿を変え、何度も何度も。
だけど…。
『PreCu Ride ... 』
『Cure Beat!!』
『Cure Heart!!』
『Cure Beauty!!!!』
どれほど姿かたちを変えても。どれほど己のビートを貫いても。
みなぎる愛は断ち切られ、目指す道は閉ざされる。
プリキュアさん達の猛攻は止まらない。止められない。
ぱきん…。
ついに凌ぎきれなくなったディケイド姉の手から、変身玩具が転がり落ちる。
砕けたプラスチックの破片と、安っぽい電子音をまき散らして。
同時にディケイド姉の変身が解除される。集めたカードもただの紙切れに。
ディケイド姉:
「………。。。。」
壊れた玩具を、ただただ茫然と眺めることしかできない。
私は…。私は、どうして…。
こんなに頑張ってるのに、どうしてこんなことに。。
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涙に霞む視界に、光が満ちる。
どこかで誰かが灯す光。どこかで誰かの応援する声。
だけどその光はディケイドを照らさない。その声は、ディケイドに届かない。
ディケイド姉:
「ああ、そうか…」
光と声を受け、眼前のプリキュア達は眩い姿に変わっていく。
その神々しい姿を、ただただ蹲り見上げる自分。
同じプリキュアのはずなのに、この差は何なのか。
壊れた玩具を抱きかかえ、その様子を茫然と見上げながら。
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ディケイド姉:
「私は」
「プリキュアじゃなかったんだ」
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溢れかえる力の奔流が、空と大地を埋め尽くす。世界の破壊者・ディケイドを撃ち滅ぼすために。
彼女たちは絶対に諦めない。絶対に負けない。
考えるまでもなく、そのことを悟ってしまう。
だって、そんな強い彼女たちのことを…。
ずっとずっと大好きで、ずっとずっと憧れてきたんだから。
何が間違っていたのか、今となっては分からない。
ただ単純明快な事実だけが、ディケイドの胸を貫く。
私はあの子たちとは違った。プリキュアには、なれなかったんだ。
ディケイド姉:
「私も」
「プリキュアに」
「なりたか…」
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彼女の言葉を飲み込んで、世界は暗転する。
………。
……。
…。
…。
……。
………。
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???:
「ディケイド。今日あなたの世界は終わります」
急に連れてこられた謎空間で、謎の娘さんの説明が続きます。
なんでも色んな世界が滅亡の危機に瀕しているんだとか。
それを救えるのはディケイド姐だけ。
なんたる丸投げかと思いますが、ヒラヒラのコスプレして世界中を旅するなんて、とても楽しそう。
思わずテンションも上がります。よぅし世界を救おう!コスプレして!
ディケイド姉:
「世界を救ってあげる。多分」
だけど何かが胸をちくりと刺す。
とてもとても大切な事を忘れてしまったような…。
まぁいいか。きっと旅する内に思いだすでしょう。大事なことだったら。
そしてディケイド姉の旅が始まる。昨日と今日の力を合わせ、明日を守るために。
この世の果ても、時間の壁も乗り越えて。みんなで笑える幸せを信じて。
失くした玩具箱の夢を、現実にするために。
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意識してなかったのに、結果的には「DX3」VS「NS」になった気がする。