穴にハマったアリスたち

生きてれば楽しい事がいっぱいある!の証明の為のページ。ぴちぴちピッチを大応援。第三期をぜひ!
→新章開始!ありがとう!

一言感想:週刊少年サンデー 「来週は1位の人カード」

2009年03月25日 | 週刊少年漫画「マガジン」「サンデー」感想
■絶対可憐チルドレン 167th sense.「ファントム・イン・ザ・ミスト(3)」

パティお嬢さんが救いようもなく腐ってることだけは分かりました。
そして扉絵のお人形さんパティを見て心を癒されました。
今じゃ見る影もなく腐り果てて…。

ところでアニメ版は来週で最終回。
ふと思ったのですが、劇中の三宮さんたちは小学6年生(うろ覚え)。
そんな三宮さん相手に、皆本さんたちが「まだ子供だから」的反応をしたり、「女児相手に何を血迷って…」的やりとりがあったりしますが。
冷静に考えれば「しゅごキャラ!」の日奈森さんと同年代ですよ。あっちの娘は、堂々と男を囲うわ、日々同衾だわ、二股三股当たり前だわですよ。
男の理想とする少女像と、女の理想とする少女像のギャップの酷さに泣けます。
だからバレットくんみたいに二次元に駆け込む人が増えるんだ。

あと個人的に「落ち込んだときに励まされるアニメの台詞」は、「大丈夫。間違ってない」です。意味が分かる人には、この言葉の特殊な意味がよく分かるはず。

■月光条例 第12条[赤ずきん]5「昔あったとさ」

暴走したお伽噺の襲撃を受けた人類は、「長靴をはいた猫」と協力して迎撃態勢を整えました。
敵の名は「赤ずきん」。通称レッドベレー。死を呼ぶ少女です。
奴の可愛い外見に騙されてはいけない。悲壮な覚悟を決めた一個大隊の一斉射撃が火を吹く…!

長靴猫:
 「狙撃部隊に一斉射撃をくらった感想はどうだ!?」
 「『おとぎばなし』界の武器でなければ、元の本には戻せない」
 「だからこの人間の持つ銃は一味違うのさ」
 「『おとぎばなし』界から持ってきた物を加工して撃ち出すんだ」

人間なめんな。そんな気合の入った声が聞こえてきそうです。
人は武器を持つことで強くなれる。
たとえ相手が、お伽噺世界の化け物であろうと、対等以上に渡り合えるのです。

長靴猫:
 「ちなみに今回の弾丸には『髪長姫』の髪を入れてある」

なに考えてるんだこの猫。
よりにもよってラプンツェル成分で赤ずきんを攻撃か。
大人って何て汚い…。

■怪盗GINGA

読み切りさん。
そういえば男性が怪盗で女性が捜査側はあんまり聞かない気がする。
ぎりぎり「ジャンヌ」がかするくらい?あと職業が殺し屋さんとか。

■魔王 JUVENILE RIMIX 第86話「狩人」

非合法企業「令嬢」さんが本格的に行動を開始しました。
選挙に立候補した犬養さんの狙撃計画を企て、更には安藤弟さんの関係者をロックオン。
詩織さんたちも殺しの競売にかけられて、ピンポイントに狙われる羽目に。
大ピンチです。
具体的には、ヒロイン様なのに年増のお姉さん以下の値段で売却された詩織さんが。
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仮面ライダーディケイド 第9話「ブレイドブレード」

2009年03月24日 | アニメ・日曜朝 感想その他
実のところ書きたいことはほんの一つなので、わざわざ記事にするのも恐縮なのですが。

■仮面ライダーディケイド 第9話「ブレイドブレード」

来週は!

 

555の世界!

まぁ言いたいことはそれだけです。
ていうか、「555」のモチーフはオートバジンでいいんですか。
しかも「555」代表はブーメランスネイクですか。これだから「555」は…。


(左画像)
仮面ライダーカイザ

(右画像)
劇場版 仮面ライダー555(ファイズ) パラダイス・ロスト [Blu-ray]


「ブレイド」は一応見てたはずなんですが、丸で記憶に残ってません。
巷で言われる滑舌ネタすら意識になかった。
何か普通に聞き取ってました。かえって悪いことした気分。

辛うじて覚えてることといえば、「そのダイイングメッセージはどうだろう」な劇場版とか。
あとはブレイド&黒白キュアVSカイザ&ローズマリーの同人誌とか。
何か当時の時勢を凄く物語ってる気がする。大変悪いことをした気分。
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東映アニメーションギャラリー ~プリキュアオールスターズ展~

2009年03月23日 | プリキュア雑談・総合
昨日、東映アニメーションギャラリーに行ってきました。
悪い人に「限定商品が売ってる」と嘯かれたからです。
罠と知りつつも、ついついお出かけしてしまいました。私、信じてみる。

 

場所は大泉学園。マニアックな駅です。建物自体もマニアックなところにありました。
入口もマニアックです。ギャラリーと言いつつ、いたって普通の事務所なので入口の守衛さんにサインをして入ります。
てか、入口は本当にここでいいのかと悩むくらい。これ、普通の会社の社用車口じゃ…。

ギャラリーではちょうどプリキュア特設展が開催されていました。
中の一室はプリキュアづくしです。
入室すると部屋のど真ん中に鎮座してるルミナス先輩が目に痛い。

展示物は作画資料やら何やら。美翔さんの作画設定にやたらに沢山のNG項目があったのが印象的でした。
曰く「髪の毛を重い感じにするのはNG」とか「ハイライト不可」とか。美翔さんたら注文だけは一人前だったのですね…。
往年の強気な彼女を彷彿として微笑ましくなりました。それが今ではこんなに猫背になって…。

会場には私の他に、黙々と上映ビデオに見入る女児様1組と、黙々と展示のゲームに興じる女児様2組がおられました。
この娘らは、何をどうやってこんなマニアックなところに辿り着いたのだろう…。
先ほどから「マニアック」を連呼してますが、これは別に「プリキュアだからマニア」とかそんな狭量な意味ではありません。
行けば分かります。東映アニメーション様の本拠地という肩書と相まって、非常にもにょった気持ちになれます。
ぶっちゃけて言えば、「ギャラリー」というか「嗚呼、ここが噂の在庫倉庫か」というか。これは逆に新しい。

別室にはプリキュアさん以外の展示もあります。ていうか東映アニメ様も考えたな。
「展示」と称してガラスケースに入れておけば、売れない娘さんたちも仕事をしてることになります。まさに窓際。
日のあたるところに配置されたセラムン先輩や黒白さんはまだしも、片隅のナージャ大先輩のケースからは怨念が漂ってました。アレは絶対、数十年後には付喪神になってる。

件の限定品を売ってるお店は、そんな一角にありました。
確かに限定商品がいっぱいあります。
より正確には、各地のイベントで「限定!」と称して販売した商品の残りが。

当然、美翔さんも沢山おられました。むしろ美翔さんばっかり沢山おられました。
あー、あの限定ハンドタオル、一昨年の「プリ5」イベントで見たなぁ…。
回り回ってこんなところで再会するなんて…。
お値段はリーズナブルな100均。一昨年、定価で買ってしまった自分が悲しいです。
あの時は、こうしてまた出会うなんて想像もしなかったものな。

とりあえずSSグッズを買った。

 

ついでにレモネキーホルダーも買った。檸檬檸檬。

 

そんな在庫娘と在庫までリーチ娘以外に、フレッシュ娘の商品も売ってあります。
せっかくなので、誰が一番売れててるかを売店のおばちゃんにちょっと聞いてみました。
(なお100円の美翔さんを売ったところで人件費にもならないため、売店に人は常駐していません。カウンターに置いてある電話から呼び出さないといけない)

気になる人気と売れ行きは、番組開始直後は断トツで桃キュアさんだったそうな。
彼女の在庫が切れたので本部に要請するほどだったそうです。
が、その後売行きは鈍化し、現在は蒼い人が人気とか。
この売店の人気状況が全体の人気とイコールとは限りませんが、パインさんが地味目なのが意外でした。
それと主人公補正のスタートダッシュの後、ジリ貧になってる桃園さんはやっぱりロースペックだと思った。

 

というわけで桃キュアさんのキーホルダーも買った。
番組始まって2か月になりますが、気がつけば桃キュアさんが一番お気に入り。
おかしいな。始まる前は、敵味方含めて個人的には最下位だったのに。
何故か桃園株の一点買いをしてる自分がいる。

なんといってもあの娘はロースペックぶりが良いですね。
真っ当に考えれば歴代主人公様よりも高い技能をお持ちなのですが(料理とか運動とか)、どれもこれも一般人の域を出てないせいで非常に微妙です。いわゆる「普通にロースペック」。
二次元キャラなのに、突出した長所も短所もないとこういうことになる。
一応「ダンス」が夢に設定されてますけど、それすらも他の二人と共通ですし。
まずいですよ桃園さん。特技がない!これは美翔さんよりもヤバい!

当初、口癖の「幸せゲットだよ!」から能天気娘かと思ってたのですが、かなり違ったのも好感。
この娘のこの台詞は「良かった探し」の変形としか思えない。
何せまだ開始から2か月なのに、何回マジ落ち込みしたことか。「幸せゲットだよ」と「あたしこんなに頑張ってるのにどうして…」がほとんどセットですよ。
その内、「何故『ゲットだよ』が口癖になったのか」的エピソードがありそうな気がしないでもないです。
こう、幼少時に悲しいことがあったので、挫けないように言うようになったとかなんとかで。
蒼い人が「完璧ではないからこそ、あえて完璧と口にして自分を奮い立たせている」のと同じような何かがあるんじゃなかろうか。

個人的には「幸せ」というワードは好き。
正直なところ「夢」とか「愛」とかどうでもいいと思ってる。
今この瞬間、夢原さんの「この人は敵!」フラグがビコンと跳ね上がった気がしますが、気にしません。

(余談。相羽さんの「夢原さんは神」記事を読みました。彼女が人の望むことを無意識に満たす力の持ち主であることに異論はないのですが、同時に「人が望まないこと」も本能的に察知する娘な気がする。だってほら、戦闘になると即座に弱点狙い撃ちにするし、仲間が欲しくて飢餓に苦しんでたブンビーさんに対し、最後の最後になるまで名前すら(恐らくはわざと)呼んであげないし。
「相手の気持ちを満たす」能力は、裏返しに使えば戦闘でも凶悪に機能すると思うんだ。どこのグラップラーだ。

夢原さんと初めて対面したときに、彼女がこちらの心をえぐりにくるか満たしにくるか。それすなわち、夢原ジャッジで悪人or善人判定された結果なわけで…。
己の人間性を映し出す真実の鏡のような人です。恐ろしい女だ…。夢原さんに会うのは怖すぎる)

桃園さんの話をしてたはずが、夢原さんの話になってた。さすがロースペック。
それはともかく本題に戻すなら、夢が叶っても幸せになれなかったら意味ないだろうと思うのです。それは目的と手段を混同してるだろうと。
愛じゃなく夢じゃなく、ただ幸せが心のチカラじゃないかと思うんですよ。

…と、美墨先輩に媚を売ったあたりで、何の記事だったか分からなくなったのでダラダラと終わってみる。
あ、東映ミュージアムにあった黒白フィギュアは格好良かったです。実物は初めて見た。
美翔さんと比べ、あの手のグッズが充実してるのが羨ましい限りです。全く鳥娘はもう…。

【おまけ】

 

ギャラリー入口で貰った記念品。各シリーズの解説の書かれた冊子と、「お菓子の国」のフィルムから作成された栞。
冊子の気合いの入り方は異常です。
「SplashStar」のあらすじ紹介に「美翔舞」の名が全く出てこないとか、普通の気合いではできません。もはや美翔さんいじりはオフィシャルですか。
ギャラリーも含め、とても良いものを見てしまった気がする。
コメント (4)
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フレッシュプリキュア! 第8話「シフォン大ピンチ!ピーチの新しい力!!」

2009年03月22日 | フレッシュプリキュア!感想
【今年の大一番】

 

「プリキュアオールスターズ」絶賛公開中!

(2009年プリキュアカレンダー特典の日替わりボイスより)
 夢原さん:
  「3月20日!今日からプリキュアの映画が始まるよ!みんな、見に来てね!」


(某中の人のメルマガより)
  3月20日は!!!!!ついに!!!!
  「プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!」
  が公開になります!!!!!!

  ありがとうございます!みなさんのおかげで、前売りが
  ちょおおおおおおおおおお好調です!!!!!!!!
  でも私!!!!!!!!!あともう一歩先へ行きたいの!!!
  ってことで、本当に、見に行く予定の方は、ぜひ前売りを
  ゲットしてください(><)


…このように出演者の皆様もパワフルに応援しまくりです。
だから私たちも協力したい。みんなで映画館に行こうよ!
そして観客動員数に貢献できれば、来年も再来年もまた映画をやってくれるかもしれません。
「オールスターズ」には強い需要がある!そう製作サイドに思い知らせるんです!

来年の今頃、「今年はプリキュア映画やらないのか…」とか「え?新シリーズ無し?」とかなってからでは遅いんです。
その時になってから、「応援してるファンがいるのに」「この声を届けたら番組が続くかも」なんて言うのは愚か者なんです。
ネット上だけの「応援」なんて役には立たない。プリキュアさんだって、ご飯を食べなきゃやっていけない。
だから映画館に行って、プリキュアさんたちの雄姿を観戦しよう!良いものには選択的にお金を落とさなきゃ!
1年後、「オールスターズ長編第2弾」の報に狂喜乱舞しているか、それともまさかの撤退に涙しているか。全ては今この時にかかってる。

…と、aibaさんの映画感想記事で、悪影響ぶりを聞いて嬉しくなったのでストレートに書いてみた。
全国民プリキュア漬けになっちゃえばいいんだ。
それに上述のようなことは度外視しても、やっぱり映画館の大画面・大音量で見るプリキュアさんは全くの別格です。特別な事情で行けない方以外は、ぜひアレを味わって欲しいです。

あと冒頭のようなパワフル発言をするのはあの人しかいないような気もしますが、実名出すと殴られる気がするんで伏せておきたい。

■フレッシュプリキュア! 第8話「シフォン大ピンチ!ピーチの新しい力!!」

「髪の毛おろすとブッキーと見分けがつかない」で著名な桃園さん、ある日寝起きにバタバタしていました。

 

彼女はロースペックでも著名なのです。
歴代プリキュアの中で、ここまでぐったりポーズが似合う娘はなかなか居なかった。
と、そこへ居候の赤ん坊に食料をねだられました。

シフォンさん:
 「ぴゃあー!」

そして支給したミルク瓶を放り捨てられました。食べ物を粗末にするなんて!
いくら小さくてもやっていいことと悪いことがある。
ここは厳しく教育しないといけません。めっ!

フェレットさん:
 「…これ空っぽやんか」

桃園さん…。
一斉に非難の矛先が彼女に向かう。
お世話もできないのかこの娘…。

話を聞くと、謎ミルクの補給を怠り在庫を切らしたとのこと。
最悪ですね。これが桃園クオリティ。
しかしこんなこともあろうかと、フェレットさんは安全策を用意していました。
謎ミルクの業者の連絡先を押さえていたのです。
なかなか出来る謎生物。

が、しかし。

フェレットさん:
 「?ここに置いとった紙知らへん?」
 「業者の連絡先が書いてあったんやけど…?」

桃園さん:
 「あ」
 「この前メモをとるのに使って」
 「制服のポケットに入れちゃって」
 「コンビニでお金と間違えて出しちゃって」
 「捨てちゃった」

二重三重のセキュリティを突破し、桃園さんは確実に致命的なミスを招く。
これが彼女のロースペック…。舐めてもらっては困ります。
おかげでシフォンの餓死までのカウントダウンが始まりました。
さすがのシフォンもマジギレですよ。腹減って命が危ないですよ。

代用品でなんとかしようとしますが、赤ん坊かつ妖精のシフォンはこちらの世界の食べ物は受け付けません。
桃園さんの努力は全て空回り。
実に気持ちの良いダメっぷりですね。

 

桃園さん:
 「…あたしだって、一生懸命シフォンのこと考えてるのに」

それなのにどうして。
どうして毎回毎回、こんな風に嘲られるんだろう。
そんなにあたしはスペックが低いのか。あたしの何が悪いのか。

項垂れながら今日のノルマのダンス練習へ。
けれど全く集中できません。
当然でしょう。
預かってた赤ちゃんのミルクを枯渇させ、飢餓に追い込んでる状況で、へらへらダンスなんてやってられない。
桃園さんはそんな優しい娘なんです。ただちょっと、スペックが低いだけで。

早々にダンス練習を切り上げた彼女は、他の二人と一緒に改めて対策を練ることに。

 

すげぇ可愛い。
桃園さんは時折こういう色香を溢れださせるから困る。
まぁそれはともかく。在庫もなく業者とも連絡がつかない。
と、なると自作するしかありません。
幸い、材料は判明していますし、謎ミキサーも準備してあります。

材料:
 虹色の卵、空から降った乙女の涙、竜巻の欠片、走るペガサスの尻尾、天使が落とした幸福のリング

そこで早速集めにかかりました。

 

桃園さん:
 「できたー!これで虹色の卵ダヨ!」

即座に偽造ですよ。
桃園さん…。貴女って人は…。
当然ながら、謎ミキサーは「ふざけんな」と材料を拒否。
バンダイ様の高性能センサーなめてんでしょうか。
そんなイカサマに屈するような玩具は作ってないんですよ。

蒼い人:
 「だったら本物の虹を作るのよ」 
 「そして卵」

はん。
そんな誤魔化しは通用しないと言ったはず…

 

通じた。バンダイ様のセキュリティも大したことないな。
いやさすがは蒼い人と言うべきか。
桃園さんではこうはいかない。

 

かくして次々とイカサマを繰り出し、バンダイ様支給の玩具を騙くらかしていきます。
馬の尻尾=ポニーテールはなかなか良いアイデア。
それでもちゃんと謎ミルクを精製できる謎ミキサーが凄すぎます。

そこへいつものラビリンスの人がやってきました。
曰く「赤ん坊は泣きやすいから不幸を集めやすい」。
彼らが幼稚園のバスを狙う日も近そうです。

 

チューリッパナケワメーケ。
なかなかにお強いです。
しかし謎ミルクの材料を守るため、桃キュアさんがとても頑張る。

 

桃キュアさんはスペックがお高い。色っぽいですね。実に。
プリキュアさんお得意のご高説も出て、必殺技バンクも発動。
こうなったらもう、勝ちです。

ラビリンスの人:
 「…そういつもいつもやられてたまるか」
 「密かにパワーアップしておいたのだ」

 

防がれた。そして謎ミルクの材料も破壊された。
え、ちょっと待って?そんなのアリ?
いかん。ここにきてロースペックが痛い。桃キュアさん、限界を露呈する。

どうしようもないかと思われたその時。
けれど桃園さんはここで終わらない。
たとえ「幸せ」を一度破壊されても、失敗しても、それで「不幸」になったりはしない。
桃園さんはロースペックだけど、それと「幸せ」になれることには関係ない。
「幸せ」は私達の心の中にある。

そんなわけで早くもパワーアップアイテムが支給されました。

 

バトン…。

 

どこからどう見ても、バトン…。
しかもテーマはダンスですよね。
何ですかこれ。桃園ダンスレッスンとか始めるんですか。

 

桃キュアさん:
 「キュアスティック・ピーチロッド!」

無邪気に喜んでる新人さんが痛々しい…。
これで先輩たちとも対等に付き合える力を得たとか思ってるんでしょう。
違うのに。対等になった先輩は、違う先輩なのに。
最近の若い娘さんは、あの悪夢を知らないのか…。
フレッシュさんの未来に暗雲が立ち込める。これから1年、大丈夫かな…。


(左画像)
フレッシュプリキュア! ドール BOX (食玩)

(右画像)
映画プリキュアオールスターズDXみんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!主題歌 キラキラkawaii!プリキュア大集合♪プリキュア、奇跡デラックス


【今週の手料理】

 

なお、この謎ミルクの材料は落っこちたドーナツに生卵。
そして何より、桃園さんの涙に蒼い人の髪の毛です。
ヤバイ。凄く食べた…。

【今週の桃】

 

桃園さん:
 「はい、桃園です」

思わずもぞもぞしました。良いですね、自分で「桃園」っていう響きが。
携帯なのに名乗ってるとか(いや私も名乗るようにしてますが)、リンクルンには相手の着信が表示されてないのかとか。
桃園さんは時折こういう可愛いところを見せるから困る。

【今週の蒼】

 

蒼い人:
 「で、何なのピックルンって?」
フェレットさん:
 「プリキュアの種というか、そっち方面系?」

まぁハーティエルって何?と聞いても、九条さんから視線をそらされるでしょうし。
奇跡の雫って?と聞いても、首級みたいなもんでしょ?としか言われないでしょうし。
ピンキーって何?と聞いても夢原さんに殴られるだけでしょうし。余計なことを聞く人は、不幸になればいいんだ。

【先日の映画】

蛇足ながら、一昨日行った「オールスターズ」の感想記事。近い内にまた行きたいな。
ていうか、映画を見たから分かりますが、先週今週の特殊OPは上手ですね。
美味しいところは隠しつつ、興味をそそる場面を出している。
しかも先週より今週の方が確信に迫ってる。
多分来週は、もっと内容に触れ始めて飢餓感を煽るんだろうな。素晴らしい。
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しゅごキャラ!!どきっ 第75話「バレた!?歌唄が家にやってきた!」

2009年03月21日 | しゅごキャラ!
【エンジェル万歳】

 

王子はアミュレットハートが好き。
だけど「アミュハーも日奈森さんも同じ生き物だ」と悟りを開き、大妥協なされました。
ではアミュレットエンジェル好きの私はどうしたらいいんだろう。
とりあえずエルを捕獲して、日奈森さんの頭にぐりぐり押しこめばいいんだろうか。
それとも歌のお姉さんに土下座してセラフィックチャーム姿になってもらえばいいんだろうか。

■しゅごキャラ!!どきっ 第75話「バレた!?歌唄が家にやってきた!」

日奈森さんに、とうとう正式彼氏ができました。

 

そんなある日。日奈森さんのけだるい午後が過ぎていきます。
なお、件の正式彼氏は↑の画像の男ではありません。
それは彼女が飼ってる猫です。納得も理解もできませんが、単に飼育&同衾プレイを楽しんでるだけであって、彼氏ではありません。

そこに猫の元の飼い主がやってきました。

 

日奈森さんも汗だく。
まずい。盗ったことがバレた。
しかしあの怖いお姉さんも、変な風に丸くなってました。

歌のお姉さん:
 「…ってここにイクトがいるわけないか」

お姉さんのレーダーが錆びついている。
仇敵を前にしてるのに、いいように弄ばれているのが悲しいです。
とてもとても悲しいです。

「バレてない」と分かった途端、日奈森さんも余裕綽綽。

 

日奈森さん:
 「歌唄かっこい~!」

それに引き換え日奈森さんは…。
お姉さんが頑張ってる間にやったことと言えば、猫を拾って同衾プレイですよ。
しかもその猫、お姉さんのだし。

お姉さん:
 「ずっとイクトを探してるんだけど見つからないの…」

だって家で飼ってるもん。
日奈森さんが邪悪な笑みを浮かべ続ける。
人としてどうかと。

そんなことには欠片も気づかず、お姉さんは自分たちの生い立ちを語り始めます。
それを聞いてもなお、日奈森さんの邪悪な笑みは消えません。
うん。で、イクトは家で飼ってるから。返さないから。

普通、この状況ならイクトくんのことを打ち明けるかどうか悩むもんですが。
日奈森さんは迷いません。髪の毛ほども揺らがない。だってあの猫はもうあたしのだから。
しかもその挙句…

 

たまたま出会った正式彼氏相手にふにゃけまくり。
もはや完全にお姉さんの生い立ち話なんて忘れきってます。
この女、腐っておられる。

まさに我が世の春を謳歌中の日奈森さん。
望みの男はことごとく手に入れて、ライバルの女も懐柔済み。
誰か…この娘に人生の厳しさを教えてあげないと大変なことに…。

 

日奈森さん:
 「キャラなり・アミュレットクローバー!」

王子と一緒にいるのに。しかも告白されたばっかりだというのに、わざわざ緑を選択。
そこは彼氏の性癖に応えて、赤でしょうに。
それが顔を立てるというか、サービスというか、そういうことでしょうに。

ゲットした魚に餌をやる必要はない。これが日奈森さんの余裕。彼女の自由は止まらない。


(左画像)
テレビアニメ しゅごキャラ! しゅごキャラ!キャラクターソングアルバム ベスト!

(右画像)
きせかえフィギュア デコれっちゅ しゅごキャラ! ほしな歌唄


【今週のコスプレ】

 

イル姐さん:
 「久しぶりのキャラなりだぜ!」

嗚呼、セラフィックチャームの下位互換ですものね…。
姐さんもご苦労なさってる。
まぁ私はエル派ですけど。ちっ、セラフィックチャームじゃないのか。

【今週の格言】

 

モルセールさん:
 「やりたいことはやったらええがね!」

いや物事には限度ってもんがある。
やりたいようにやればいいってものじゃない…。
日奈森さんを見ながらつくづくそう思う。

【蛇足】

ところで価値観の押しつけは良くないと思うのですが、何もわざわざ不味くして食う必要もないわけで。
選択肢として「正しい」喰い方を知らないばっかりに損してることもあるので、いわゆる王道や正攻法を知らせることに意味はあると思うんだ。
それが強制のレベルに達するのは問題だし、そうでなくても他人からほんの少しでも干渉を受けると無条件に気分を害する人もいるので、匙加減は非常に難しいですけれど。
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映画「プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の大集合!」 感想

2009年03月20日 | プリキュア映画シリーズ
【今日のFAQ】

 

質問者:
 「プリキュア、一体何人いるというんだ…」

答え:
 14人です。公式ページにもそう書いてある。

…。
……。
………。

…………と思ったら大間違いだぜ!

そんな映画でした。あの方たちもちゃんと存在を認められてた!

■映画「プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の大集合!」
(画像は第7話特殊OPより)

【あらすじ】

かつてプリキュアさんに撲殺されたザケンナー・ウザイナー・コワイナー・ホシイナー達。
さぞかし無念だったことでしょう。
その恨み辛みが集まり合い、謎生命体フュージョンを生み出しました。
フュージョンさんは着々と力を蓄え、やがてはプリキュアさんをも圧倒する存在に。
かくして開港150周年に沸く横浜・みなとみらいを舞台に、凄惨な殲滅戦が始まる…!

テーマ自体はシンプルかつ「プリキュア」の原点である「多様性の賛美」。
完璧な一人の人間がいればいいんじゃない。
バラバラでも、一人一人は弱くても、だからこそ人は強いんだ。

【オープニング】

この映画を見るにあたり、多分、涙が出るだろうな、とは思ってました。
しかし、まさかOPで早々に泣くとは思わなかった。
アレは是非見て欲しい。黒白先輩に続け!

【運命の出会い】

 

その日、フレッシュな三人娘はダンスコンテストのために横浜に来ていました。
けれどロースペックで有名な桃園さんは道にお迷いに。
仕方がないので近くにいた娘さんに道を聞いてみました。

桃園さん:
 「そうだ、あの娘に聞いてみよう」

 

謎の女の子:
 「…………?」

明らかに聞く相手を間違ってます。
当たり前ですが、道は結局分かりませんでした。
桃園さんたら、初っ端から選択を誤ってる。

【襲来~桃園さん】

うなだれながら夢原さんと別れた三人。
そこに唐突に恐怖が空から降ってきた。
現れた謎の敵・フュージョンに、フレッシュ娘が立ち向かう。

 

敵さんの目的は謎パワーの持ち主・シフォン。
応戦に出たフレッシュ組に手こずった敵さんは、幸いすんなり引き上げてくれました。
けれどフェレットさんがこの脅威を他の謎生物に伝えようとしたせいで、事態は最悪の方向に。

【謎生物たち】

時を同じくして。何故か危機を察知したココナツは各国の代表を呼び集め、対策会議を行っていました。
用意されたのはナッツ自作のミラクルライト。
これを使えば謎の敵も倒せるはず…

と、そこにフェレットさん到着。
後をつけてたフュージョンさんも一緒に。
おかげで謎生物会議は、一瞬にして地獄絵図に。

ココ:
 「みんな!早くプリキュアの元にいくココ!」

困った時のプリキュア頼み。
結果論でいえば、このときプリキュアに頼らず、自力で応戦してればここで話は終わってました。
安易にプリキュアに頼ると大惨事になる好例です。

とはいえ、フレッシュな人たちが苦戦した相手の攻撃を、一匹の脱落者も出さずに切り抜けた謎生物たちの奮闘はちょっと感動した。
お互いにかばい合いながら協力する様が格好いい。
彼らも伊達に修羅場をくぐってない。

【襲来~夢原さん】

一方そのころ夢原さんたちは、タコカフェに食い倒れに行っていました。
客席には仙台エリさんの姿も。マジでマジでマジで。
ミルミルさんと謎の会話が展開される。
(ちなみに彼女は謎生物会議の列席を許されなかったのでこちらにいます。これが身分の差)

そこにやってくるルルン。そしてフュージョンさん。
「ひかりがいない」と知って絶望するルルンさんでしたが、応戦し始めた夢原さんにびっくり。
プ、プリキュアがいっぱいるルル!

 

対するフュージョンさん。立ちふさがった夢キュアさんたちを見て、ホシイナーの姿に。
困惑しつつも戦闘を続ける夢キュアさんたちでしたが、必殺技をブチかましたところ、そのエネルギーを吸収されてしまいました。
それで満足したフュージョンさんは場を後に。

【襲来~美墨先輩】

タコカフェがえらいことになってるなんて露ほども思わずに。
美墨先輩たちはパンパカパンに食い倒れに行っていました。
プリキュアさんは食べることしか考えてない。
そして児童労働違反の九条さんが、お休みを取れてることにびっくりだ。

目当てのチョココロネをゲットして、大空の樹の下で食いまくろうとしたその時。
異空間よりムプフプが。それと一緒にフュージョンさんも。
チョココロネを守るため、美墨先輩が立ちあがる…!私からチョコを奪おうとする奴は、コロす…!

そこにどういうわけかメポミポポルンもやってくる。
正確に相棒の居場所を追尾してきた彼らはさりげなく凄い。
まぁ美墨先輩は、生身でも殴る気満々でしたけど。

 

残念ながらこの時点ではルルンが合流していないため、九条さんの必殺技・超速二段変身は拝めませんでした。
ていうかそれを防ぐために離れ離れにしたんだろうな…。
九条さんは駆け引きも出し惜しみもなく、すぐ保身に走るから…。

そんな彼女の必殺技その2は健在でした。

九条さん:
 「輝く命!シャイニールミナス!」

くるり。ダッシュ!
変身完了した瞬間、即座に背を向け全力逃亡。
やっぱ九条さんは違うぜ。

【襲来~日向さん】

最後の1チーム・花鳥の二人はナッツハウスに出かけていました。
が、ココナツは謎生物会議に出ているため不在です。
「CLOSE」の看板を前に、どんより顔の二人。
このがっかり感が「SplashStar」の持ち味です。

持ち味といえば、謎の敵の襲来に対する反応がそれぞれのチームごとに微妙に違います。
自力変身できる夢原さんたちは、民間人を巻き込まないように退避する余裕まで見せてくれます。
自力変身できない黒白先輩は、そんなこと関係なくぶん殴ろうとします。

そして我らの美翔さんは。

 

美翔さん:
 「わきゃー!」

なんて可愛いんでしょうこのプリキュア。

遅れて到着したフラチョピを使い、どうにか変身して立ち向かいます。
ナッツハウスを背に負って戦う花鳥…。
なかなか面白い絵です。

しかし敵さんは因縁の液体金属ウザイナーもどき。勝てる気がしません。
しかも賢しくも、空中戦と水上戦を挑んできた。
は、花キュアさんの機動力が全然活かせない…!

なお鳥キュアさんはお得意の空中戦で「パニクって背を向けたところを背後から撃たれて撃墜」という美しい醜態をお見せになりました。これは惚れる。

ナッツ:
 「あいつは普通じゃないナツ!逃げるナ…」
花鳥キュア:
 「プリキュア!ツインストリームスプラッシュ!!」

謎生物の静止など完全無視し、必殺技発射。
スパイラルしてないのが地味に新鮮でしたが、放った技はあっさり吸収されてしまいました。
美翔さんもあんぐり。

ナッツ:
 「…力を吸収されたナツ」

このプリキュアはダメだ。
ココナツが静かに悟ったところで、フュージョンさんは去っていきました。
美翔さんのせいで被害が拡大していく…。

【玉砕するフレッシュさん】

以上、プリキュア3チームから力を吸収したフュージョンさんは本格的に攻撃をしかけてきました。
舞台は横浜みなとみらい。
このとき、現地にいたのはフレッシュの三人だけ。

 

ちょうどシフォンが行方不明になっていたため、フュージョンさんに拉致られたと考えた彼女たちは、速攻で戦闘モードに。
ですが、過去プリキュアの力を得たフュージョンさんに、二段変身すらできない新人さんが敵う筈もなく。
まともに組合えるのが蒼キュアさんだけとか、そんな体たらく。

【そこには死が満ちていた】

みなとみらいの異変に気がついた夢原さんたちが現場に到着。
そこで待ち構えていたのは、かつて屠ったはずのコワイナーにホシイナー。
その上謎のザケンナーやウザイナーまで現れる。それも大量に。

てっきり再生怪人は各シリーズから2体程度かと思いましたがとんでもなかった。
一匹に一撃入れてる間に、新しい一匹が出現。それに対応しようとしたところで、更に追加で一匹出現。そんなペース。
プリキュアさんより、敵さんの数の方が多い!

ノーバンクで必殺技を連打してるのに、相手の数が一向に減りません。
夢キュアさんなんて、ずっとシューティングスター状態ですよ。
誰ですか。あの技を猪突猛進の突進技だなんて言ったのは。あれは移動スキルですよ。なんだあの異様な弾道と機動力は…!

個々の組み合わせも熱いです。
ドレスコワイナーと再度相対した檸檬とか。
容赦なく攻撃をしかけたあたり、1年経って彼女も成長したということか。

【そして殺戮が始まる】

絶望的な数の敵を前に、夢キュアさんたちは二手に分断されてしまいました。
懸命に猛攻をしのぐ水・緑・ミルミルさんの3人でしたが、超巨大ザケンナーの前に大ピンチ。
ですが、突然にその超巨大ザケンナーは苦悶の声を挙げると絶命。

…救援に現れたのは黒白キュアさんでした。
震えたね、この登場シーンは。
純然たる恐怖で。

どんなに巨大な相手だろうと、空飛んでようと、物理攻撃を軽減しようと。
そんなこととは一切関係なく、殴り倒し蹴り伏せていく二人が怖くてなりません。
おかしいよこの二人。存在自体が間違ってる…。

遅れて到着した九条さんの吐きそうな顔が印象的でした。
私無理。こんなの無理ですから、もう勘弁してください…!
段々九条さんが可哀想になってきた。

緑:
 「貴女たちプリキュアなのね」

恐怖の前に混乱したか、緑の先輩が安らがない発言。
後で絞められたんだろうな、これ。
違うでしょう?私たちプリキュアの間違いでしょう?

【ついでに絶望もやってきた】

分断された夢・紅・檸檬の3人を救ったのは花鳥の二人でした。
得意気にバリアを展開する鳥キュアさんが面白おかしいです。
先週のOPでも流れてたこの↓シーン。

 

全くもう美翔さんたら調子に乗って…。
もちろんこの後、鳥バリアは割られるんですけどね。
美翔さんですからね。当然ですよね。彼女は期待を裏切らない。

【フレッシュな方々】

場面変わって。
圧倒的に不利な状況にもめげず、必死の抵抗を続けていた桃キュアさんたち。
そんな彼女たちの頑張りに応えるように、先輩方がやってきてくれました。
あの大量の敵をどうやって切り抜けたのかは描かれませんでしたが、どうにかしたんでしょう(伏線)。

勢ぞろいした14人のプリキュアさんを前に、フュージョンさんも本気の巨大形態に。
その一撃は凄まじく、プリキュアさんたちを一蹴します。
でもそれでも挫けない。プリキュアさんたちの猛攻撃が展開される。

とりあえず、相手がでかかろうがなんだろうが、一切気にせず殴りに行く黒い人たちは置いておくとして。
珍しくルミナスさんの謎バリアが役立ちました。こういう大規模戦闘だと、彼女の自暴自棄バリアは頼りになるなぁ。
あれの正しい使い方は、敵陣のど真ん中に放り込んで暴発させるとか、相手の大質量攻撃の盾として放り込むとか、そんなのですね。

巨大生物相手ということで、切り札として採用された攻撃は月キュアさんの大砲台でした。
全員で月キュアさんを援護して、彼女の一撃をブチ込む展開は圧巻。
やっぱ日向さんは頼りになるな!SS派の私としては、素直に嬉しい。

その援護シーンで、ミルミルさんの取った「敵の足止め」策。
てっきりブリザードで凍結させるのかと思ったのですが、黒白先輩のパワーファイターぶりに対抗心を燃やしたのか、かなり間違った行動に打って出ます。
ミルミルさんが、壊れた。

【だからプリキュアはいっぱいいるの!】

それでも倒れない敵さん。
ミラクルライトの支援を受けて、プリキュアさんが最後の大技を打ち込みます。
数々の強敵を殺戮してきた、この一撃をくらえ!

 

黒白輝:「エクストリーム!ルミナリオ!」
風月:「プリキュア!スパイラルスタースプラッシュ!!」
紫:「ミルキィローズメタルブリザード!!」
夢紅檸檬緑水:「レインボーローズ!エクスプロージョン!!」

それを見た桃園さん、背中を冷や汗が。

桃キュアさん:
 「わ、悪いの悪いのとんでいけー……」

ダ、ダメだ。ここでしょぼい技は見せられない。
その時、新人3人組の心は一つになった。
まさに以心伝心。言葉にしないでも想いは伝わる。これが本当の「一つになる」。

桃蒼Pi:
 「……プリキュア!トリプルフレッシュ!!」

悪い先輩方に、フレッシュな新人さんが毒されたこの瞬間。
パンフレットには違う技名が載ってるあたり、本当にギリギリで思いついたんでしょう。
ちゃんとテレビでも使うんだろうか、これ。

【戦い終わって】

最後は桃園さんたちのダンスコンテストを、全員で観戦して終了です。
相も変らぬロースペックぶりを発揮する桃園さんはさておいて。
観客席には恐怖をまとう二人の娘さんの姿が…!

15人目と16人目のプリキュアと言うべきか。それとも真の6人目・7人目というべきか。
劇中では描写されてませんでしたが、ウザイナーとの大乱闘の際にはこっそり大活躍してスタッブしまくりだったんだろうなぁ…。
何故、あの敵の大群をプリキュアさんたちは切り抜けることができたのか。そして明らかに相性が悪い花鳥を、日向さんたちは使い続けたのか。
きっとこの二人が敵を引きつけてくれてたんだ。彼女たちのために、ギリギリまで風月を託してたんだ。そう信じ込むことにしました。

【感想】

とにもかくにもとんでもねぇ映画でした。
ちょっとしたところで、不意に涙腺が緩んだり…。
個々の演出もサービス精神満載で、「やっぱそれだよな!」てものばっかり。
毎年やってくれないかなぁこれ。ぜひとも恒例行事として定着して欲しいです。
今年は先輩の絶技に慄くばかりだった桃園さんも、1年後には立派にご成長されてるでしょうし。

各プリキュアがそれぞれ相手の場所に訪問してて(美墨さんがパンパカパン、夢原さんがタコカフェ、日向さんがナッツハウス)、それが最後につながる…という展開はシンプルながら、とても好き。
意図しない日常の些細な事柄が、つながりとなって強い力を生み出していく…。
それはきっと、私達の生活でも同じことが言えるんだと思う。

元々知り合いの娘さんたちがプリキュアになって戦う…のではなく、共闘した仲間が実は生身でも関係のある人だった、という展開は自分の中にすとんと落ちてきました。
「プリキュア」を「(リアル世界)の仕事や職業」に置き換えて見ると、「ああ、こういうの、分かるなぁ」と感じます。
ビジネス上だけの付き合いかと思いきや、プライベートでも関係があったりとかですね。
きっと私たちも「プリキュア」なんだ。彼女たちは特殊で特別な人間ではなく、私たちだって成れるんだ。

そんなこんなで大満足の1時間。
まぁ強いて不満を言えば、美翔さんがかかと落としをしてなかった気がしましたが、そんなの些細なことです。だって鳥だし。
美翔さんのいらない子ぶりは熱かったですよ。まるでルミナス先輩と、「いかにどちらが楽をするか」を競ってるかの如く。
しかもその勝負はルミナス先輩の圧勝なあたりが、また鳥らしくて可愛すぎる。


(左画像)
映画プリキュアオールスターズDXみんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!主題歌 キラキラkawaii!プリキュア大集合♪プリキュア、奇跡デラックス

(右画像)
フレッシュプリキュア!&プリキュアオールスターズまるごとブック (講談社MOOK)


【個別感想】

ミルミルさん:
 ルルン相手にすげぇ優越感たっぷりで話しかけてるのが可愛かったです。私、ミルキィローズになれるのよ。にやりミル。

雪城先輩:
 ここぞとばかりに横回転しまくり。お美しい。

夢原さん:
 殺し文句の「大丈夫だよ」炸裂。相変わらず「夢原さんは神」パートが用意されてるのが素敵でした。

九条さん:
 圧巻の「攻撃した回数:0回」。黒白先輩の恐怖と過剰労働のせいで、完全に戦意を喪失しておられる。あー、私、そういうの無理ですから。あの二人に任せてますから。だから許してください、ほんと。

美翔さん:
 黒白先輩は、常に二人で組んで敵と向かい合っていました。ふたりでプリキュアですからね。
 でも日向さんは、颯爽と夢原さんとコンビ組んで戦ってました。相方が頼りないですからね。

 …い、いや。誰とでも仲良くできるのが日向さんのいいところなんだ。美翔さんが悪いんじゃないんだ。多分。

【蛇足】

「なかよし」4月号には、実際の映画では使われていない1カットが載っています。
ディレクターズカットされたのだとしたら、大正解。
この映画にそんなものは蛇足すぎる。今回の一種の連帯感は、なかなか部外者には理解できない気がする。

【蛇足2】

パンフレットをしみじみ読みました。なるほど。そうですか。
美翔さんたら、そんなにキャラフェを売りたいですか。
まだ在庫が残ってるんですね…。
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プリキュアオールスターズDX 感想

2009年03月20日 | プリキュア雑談・総合
…ちょっと考えれば分かったはずなんです。
今までにも何度もこんなことがあったはずなんです。
それなのに。嗚呼それなのに。

きらりさんのチケットを買いそこなったその後。
プリキュアさんに癒して貰おうと映画館に行きました。
さあ前売券を座席チケットに換えて貰おう!


受付のお姉さん:
「ご指定の公演は売り切れました」

…映画館は戦場でした。

「きらりさんを買ってから」なんて考えてる余裕はなかった。
そんないいとこどりみたいな考え方はダメなんです。
そういうの、夢原さんは一番嫌いだって知ってたはずなのに。

だからあれほど きらりさんはほどほどにって言ったのに…。

※4時間後、無事に公演は見れました。感想はこちら
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3月20日では遅すぎる

2009年03月20日 | プリキュア雑談・総合
今日は3月20日!
全国の良い子が首を長く長くして待った日です。
さあ朝から元気よくお出かけしよう!

…。
……。
………。

きらりん☆レボリューションのチケットを買うために。

神と崇められた彼女もとうとう勇退です。
そんな彼女のファイナルライブ、本日10時から発売です。
今まで感動をありがとう。巨悪に恐れることなく立ち向かう姿に、何度勇気づけられたことか。

ですから私も勇気を振り絞り、こんな記事を書くしかないのです。
どこか遠くから、14人のコスプレした娘さんの殺意を感じる気もしますが、恐れたりしてはいけないのです。
ていうか、14対1で同業他社と戦ってるきらりさんは何者なんだ。

別にきらりさんのライブになんて行きたいわけではないのですけど、当然、発売時刻には購入のスタンバイ。
行きたいわけではないのですけど、もう行きたいとか行きたくないとか、そういう次元の話をしてるんじゃないんです。
きらりさんがライブを開くと言った→チケットを買う。ここまでは決まってるんです。
あたかも朝になると太陽が昇るように。そして太陽が昇ると朝になるように。

受付のお姉さん:
 「ご指定の公演は売り切れました」

愕然。1分も持たずに完売されました。
元々枚数が少なかったんでしょうけど、あまりにもどうしようもありません。
き、きらりさんが!生きらりさんが見れない…!

酷く酷く悲しい気持ちになったので、これから同業他社の映画でも見に行くことにしました。
(※コメント返事が遅れてます…。申し訳ないです)
大丈夫。私はチケット買ってないから裏切ってない。
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一言感想:週刊少年サンデー 「祝・50周年」

2009年03月18日 | 週刊少年漫画「マガジン」「サンデー」感想
■MY SWEET SUNDAY 「あだち充・高橋留美子」

来月から高橋先生が復活されるそうです。
あの方は本当に変態だと思う。
毎打席ホームラン打つとか、明らかにおかしいから。

誰も聞いてないですが私はシャンプー派でした。あとなびき姉さん。
「うる星やつら」では三宅さんや了子さん。
そういえば「うる星やつら」って、「果敢にアプローチをかけるゲストヒロインが、正統派の正ヒロインに勝った」珍しい漫画ですね。
「純情な正ヒロインが、当て馬役の厭味な男キャラになびいて主人公と破局した」漫画でもある。
三宅さんが正統派&純情なのかは、はなはだ疑問は残りますが。

■絶対可憐チルドレン 166th sense.「ファントム・イン・ザ・ミスト(2)」

スカートがある方が絶対的に優れてると強弁したい!
野上さんには心底がっかりです。
あの無意味なヒラヒラがいいんじゃないか。

■はじめてのあく 第11話「ビフォア、アフター」

扉絵煽り文句:
 「女をあげるためなら、なんでも武器にしちゃう!」

「女をあげるため」というか、作者さんの魂の叫び。
人気をあげるためにはなんでも武器にしちゃう。
そういうアグレッシブさは大好きです。結果的に、チョイスした武器が「眼鏡コスプレ」という明後日な剛速球なあたりも含めて。

■月光条例 第12条[赤ずきん]4 「次の作戦」

とりあえず赤ずきんさんの目的が何かはさておいて。
迫りくるお伽噺の脅威に対し、銃火器で応戦する皆々様に痺れます。
私も赤ずきんと戦闘するような、そんな特殊部隊に就職したい。

■魔王 JUVENILE RIMIX 第話「アンダーソンの忠告」

ただひたすらに金を稼ぐ弟さん。
気がつけば出奔して早7ヶ月です。
もはや唸るほどの金を手に入れた。これで犬養さんに報復できる。

時を同じくして非合法企業「令嬢」さん。
彼らもまた犬養さんを殺戮しようと計画中。
犬養さんも狙われてばっかだ。
そんなわけで、誰が先に犬養さんを殺戮するかを競う羽目に。

ところで弟さんに対して槿さんが「特殊能力を持ってるのは君だけじゃない」的なことを言っていました。
生存してる他の能力者は今のところ鯨さんだけ。
変態蜂娘が真人間なことが逆に信じられませんが、今後そちら系の人が増えるんだろうか。
コメント (2)
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「なかよし」感想 2009年4月号 【しゅごキャラ!ンド再開催】

2009年03月17日 | 少女漫画「なかよし」「ちゃお」感想
■しゅごキャラ! 第38回

アミュハー:
 「あたしのココロ・アンロック!」
 「キャラなり!アミュレットダイヤ!!」

日奈森さんの最後の良心・アミュレットダイヤ降臨!
眩いばかりに輝いておられます。
まるで日奈森さんじゃないみたい。

そしてダイヤが君臨したせいで、変身中の赤は弾き飛ばされてしまいました。
日奈森さんひのい…。
赤の立場がありません。

アミュレットダイヤ:
 「あたしはちいさくて女の子で」
 「男の子みたいには戦えない」
 「だけどあたしには違う強さがある」

そう。たとえ腕力ではかなわなくても。
女の子には女の子の戦い方があるんです。
そんなわけで日奈森さん、当然のように色仕掛けに打って出ました。

これだからこの女は…。
思わずため息も漏れますが、天下無敵の必殺兵装・ダイヤのコスプレでイクトくんに向かってジャンプ。
ぎゅっと抱きしめ何かもう酷いことに。ぎゅっ!ぎゅっ!

そんなことしたら当然何かがはち切れて。
日奈森さんが更なる化学反応を引き起こしました。
なにこの大惨事。

アミュレットダイヤ:
 「赤、青、緑!キャラなり!!」

ダイヤ発現中だというのに、追加で赤青緑のコンタミを要求。
そんだけ色を混ぜたら、もはや真黒です。
この女は絶対、光の三原色なんかじゃない。

日奈森さん:
 「キャラなり!アミュレットフォーチュン!」

とうとう何だかわけの分からない生き物が誕生してしまいました。
頭には4色のクローバーつき。
どこかの幸せのプリキュアさんを連想させながら、日奈森さんの第五の本当の自分がお披露目されたところで、次回。

■しゅごキャラちゃん!

個人的に「地獄少女」はホラーとしてはあまり好みではないのですが(追い詰められてる状況が、被害者側も加害者側も生ぬるい気がする)、このコラボ企画のときの姐さんは素敵です。
作者さんは自分でもホラーではなくギャグだと自覚なさってるんだなぁ。

■フレッシュプリキュア 第2話

あらためて髪の毛おろしてる桃園さんはブッキーさんそっくりだと思いました。
しかし逆にブッキーさんが、髪の毛おろしてる桃園さんそっくりとは言われないこの不思議。
桃園さんは早急に髪の毛を伸ばし、金髪に染めるべきだと思います。

あと何でイースお嬢さんは水着になってくれませんか。せっかくのプール回なのに。
別に露出度の高い恰好が見たいわけではないんですよ。
ただあえてそういう格好をするという、その気持ちがですね。大事でですね。むーむー。

■サファイア リボンの騎士 第12話「ひきさかれた二人」

気がついたらシルバーランドが陥落していました。
紙のような防衛力が実に頼もしいです。
あんたら、昨日まで民間人だった王子や、通りすがりの海賊に何を助けられてるのかと。

今回の見どころとしては、イラストコーナーの小6の娘さんの投稿。
オリジナルサファイアも描いておられます。
まだ小学生だというのに、高度な技を…。

■Disney's マジカルダンス! カード13「ミニー&デイジー」

今月号で一番色気を感じたのは、どういうわけかリンさんでした。
自分でも理由は分からない。
プリキュアさんの仮想敵だというのに。

■恋キュン♥星占い★

今月号からリニューアル。
以前のコーナーは結構好きでした。
今回もうお座娘が可愛いですね。人魚さん人魚さん!

■妖界ナビ・ルナ 第2章「人魚のすむ町」第9話

人魚のお姉さんにさらわれた仲間を助けるため、ルナ姐さんは敵陣に突入しました。
優しかったお姉さんがなんでこんな酷いことを…。
ルナ姐さんは納得できず、懸命に呼び掛けます。

ルナ姐さん:
 「わたしはあなたとは戦いたくない」
 「リョウさんはあなたを心配していたわ」
 「こんなことやめて彼のところへいってあげて…」

けれど人魚のお姉さんは全力で拒絶。

人魚のお姉さん:
 「…ムリなのよ」
 「私は禁忌を犯したせいで人間の姿に戻れなくなったの」
 「このままじゃリョウさんにきらわれちゃう…!」

この言葉を聞いて、ルナの姐さんは「?」。
捕らわれてたお仲間さんも、思わず棒立ちで「?」。
当然ながら、読者の私も「?」。え?このお姉さん、何を言ってるの?

ルナ姐さん:
 「人魚のままじゃダメなの…?」

オールオーケーですよね、人魚。むしろ人魚の方が大歓迎ですよね。
このお姉さんは一体何を言ってるんだろう。
男心をまるで理解していない。

かくして極めて平和的な解決に落ち着きそうです。
このお姉さんにはまず「ぴちぴちピッチ」を全巻与えて、
脳が完全に汚染されるまでエンドレスリピートさせるべきだ。

■なかよし大予想

イラスト付きサイン色紙が当たるプレゼントクイズ。
とても嬉しいですね。
今週のお題はこれでした。

 『5月号の、2本目のカラーつきまんがのタイトルページにかかれている、いちばん大きなキャラは、だれでしょう?』

病的に細かい指定です。
しかも貰える色紙には、その「いちばん大きなキャラ」が描かれるそう。
これでマニアックなキャラだった日には酷いことになりますね。
割りと真面目に、「妖界ナビルナ」の人魚さんとかかすりそうなんですが…。
しっかり「主役とは限りません」と釘刺してるところが怪しすぎる。
コメント (23)
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