最期をどこで過ごすか、
ホスピス棟を見学してきました。
まだ建ったばかりで新しい施設なので、とてもきれい。
明るいし、部屋もそつがなく機能的。
山側は紅葉で錦のよう、海側は遠くに港が見えて船の出入りも見える。
景色は抜群。申し分ない。
病室に戻り父の顔を見ると、何だか心もとなそうだ。
老人ホームもまだ部屋は確保してあるので、そちらに帰ることもできる、と思うけど。
今考えれば、ホームは家庭的で、介護の人がたくさんいて毎日の生活は家で過ごしているようにできる。
三度の食事もよほどのことがない限り、1階の食堂まで連れて行ってくれて、皆さんと一緒に過ごすことができる。
素敵なティールームや家族が来た時に過ごせる応接間もあるし…
ホスピスでは、部屋に入ってしまえば大変孤独です、という看護師さんやお医者さんの言葉が身に染みる。
やっぱり、出来たらホームに連れて帰りたいな。