まやの部屋

過ぎていく一瞬 
心に浮かんだことや気になることを書きとめる日記

オーストリアに行ってきた!

2015-10-22 12:32:43 | 旅行

仕事や何やらで忙しいといいつつ、10日間も旅行に出かけました。暑い夏にも夏休みをとらずに頑張ってきたから、いいかなと思ったのですけれど。

今年はオーストリアを鉄道でぐるりと1週してきました。

帰ってきてから思い返してみると、まるで夢のような毎日でした。

去年まで出かける前は心配で夜も眠れなかった(笑)のですが、今回は何とかなるさ、と気軽に思えたのも不思議。

個人旅行なので、何かあっても頼みの綱は自分と夫のみ。

でも、思い切って出かけてよかったなあ。本当に気持ちがすっきりして、何だか頭の中もクリアになった気がする。

オーストリアというとウィーンだと思いがちですが、今回ウィーン滞在はわずか2泊だけで、正味は1日だけでした。

セメリング鉄道を利用して、グラーツに行き、そこから風光明媚な路線を経てハルシュタット、その後、ザルツブルク、ドナウ川と回りました。

一番印象に残ったのは、オーストリア人の心の温かさでした。

うろうろしていると、どこへ行くの?と老婦人に2回も話しかけられ、夫が駅のプラットフォームで派手に転んだ時は、とっさに傍にいた私たちと同じくらいの歳のおじさんに、”大丈夫ですか?怪我はないですか?”と心配して声をかけられました。

また、有名なシェーンブルン宮殿のすごく広い庭園を歩いている時、前にいた3才くらいの男の子が自転車ごと倒れたると、とっさに傍にいた若いカップルが二人して、その男の子の自転車を元に戻して男の子ももちろん起こしてあげていました。すぐ前にいたお母さんもすぐに気づいて子供を起こしていましたが、それでもそのカップルも手伝っていました。

何だかとても暖かいものを感じて、いい国だなあ、と心底思える旅でした。

ヨーロッパはどこに行っても、素晴しい彫刻で飾られた建物が貴重品のように保存されているのですが、今回は心の温かさもその建物に勝るとも劣らず素敵に思えたのです。

そう言えば、私は旅行者に気軽に声をかけることもないし、すぐそばにお母さんがいる男の子の自転車が倒れても、助けに行こうとはしないな、と我が身を振り返って恥ずかしくなりました。

これからは勇気を出して、声をかけてみようかな、と思っています。(できるかな~?)

 

 


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