雪の冬期湛水

おはようございます。妻の美由紀です。

北陸の冬の冬期湛水をご紹介します。

冬期湛水とは、文字通り田んぼに冬の間も水を湛えておくことです。
ただ溜めておけばいいのではなく、田んぼの生態系を大切にした農法だからこそ意味があります。
田んぼの中に生き物が沢山住んでいる環境でないといけないのです。

詳しくは冬期湛水してますで熱く語らせていただきましたので、よかったら見てください。

雪が降り、水分たっぷりの北陸の冬。
冬期湛水状況はこんな感じです。


凍った湖のような美しさです！


冬期湛水をしていない田んぼと比較するとこの違いです。
これだけ違うときっと及ぼす効果も違うはず！


凍っています。
氷の下の田んぼの土はどうなっているかな？

きっと冷たい氷のしたで、土づくりの仲間である小さな田んぼの生き物たちが暮らしていることでしょう。
氷が解けたら、鳥が雑草をついばんでいってほしいな。
できれば、沢山食べていってと頼みたいです。

こちらは、光男の米のラインナップの中のひとつ
農薬を使わない有機栽培米の圃場です！

冬期湛水は慣行栽培ではあまり一般的でない農法なので、周辺の慣行栽培の農家の方との兼ね合いを見ながら行わなければならないのが現状です。

用水の水も、冬は融雪用にもなるため取水権が難しいのです。問題がないよう配慮しながら、圃場を選びながらしています。

トラクター整備中！

こんにちは、妻の美由紀です。


今日は気持ちがいいお天気です！

でも外ではなく施設内でトラクターの整備です。




良く働いて減ってしまった刃を1本1本交換しています。


ねじも新しいもので交換。良く働きました。


50本はありますね～。土をかき回すのですから！！

ハウス内にも雪があります。
ビニールは高価なので、破けたりしないよう畳んでおります。



これぐらいの雪でしたらハウスに被害が出る心配はないです。
雪は重いので冬はハラハラしています。

ハウスの近くで見つけました！！
これ誰の足跡でしょうか？

追っていくとここでストップ…何処に行ったの？？

可愛い訪問者のようです。

冬の間に

こんばんは、妻の美由紀です。

米専業農家ですので、よく聞かれるのです。
冬、何してるの？

確かに…田んぼには雪がありますし暇そうです。

お答えしましょう！
まず一番大切なのは、主人がしっかり休養することです！

3月から11月までの間は、もう休日なしの体力勝負のような毎日です。
12月に入ってようやく土づくりもひと段落して冬期湛水に入ります。
主人もやっと一息つける時期に入るのです。
農業は、体力を使いますのでしっかり体を回復させてほしいです。
美味しいこだわり米づくりは、健康第一！

今は、配達や発送のお米の準備と来年度用の資材の準備が仕事です。

お米の食味向上にはどの肥料がいいのか？
まとまった数を確保できるか？
どのくらいの価格で購入できるか？
資材証明はきちんと提出できるのか？

検索したり、本を見たり、実際取扱店を探し回ったり、メーカーと交渉したり…。

それと今年から新たにブドウの木の世話が仕事になりました！


少しずつ成長してこんな状態の木を、果樹農家さんと農林振興センター指導員さんの指導のもと

このように剪定します。
けっこうバッサリいくのですね。先生がおっしゃるからこそできる技です！

バイブルは、こちらです。

夜な夜なの仕事は、ネットで農業自主トレ！


こちらは農文協のルーラル図書館にログインしまして今年度の改善点など探っております。

デスクワーク担当の私は、お米の発送作業と簿記で一生懸命です。
10日に税理士さんと会いますので、実は只今農業簿記ソフトに全力で取りかかっております！！

こんな感じで米農家なりに冬の間の仕事があるのです。

お正月

迎春　
明けましておめでとうございます。
妻の美由紀です。

富山のお正月は、雪まじりの風が吹き寒いです。
皆様どのようなお正月をお過ごしでしょうか？

元旦のブログがついつい米作りの意欲にまかせ全然お正月らしくないものになってしまいましたので、少しお正月らしい話題をと思いまして…。
ここ魚津のお雑煮などご紹介したいと思います。


こちらが魚津のお雑煮です。
お嫁に来てからばあちゃんに教えてもらいました。
おだしはフクラギの素焼きです！
地元のいつもの魚屋さんでフクラギの素焼きを頼み、丸々一本分！骨と皮を取り身だけほぐし入れます。
海に近い魚津らしいですね！

ごぼう、人参のささがきたっぷり。蒟蒻と焼き豆腐もたっぷり。
お餅が見えないくらいに具をどさっと盛り付けます！

嫁いで初めてのお正月は驚きました。
お雑煮って本当にその土地で全然違うものですね～。
魚津のお雑煮は、魚も野菜もたっぷり頂けて美味しいですよ！

もうひとつ魚津のお正月と言えば、「汐ぶり」です！！豪華～！！

脂がのって本当にいいお味です。
焙って熱々のところを大根おろしと共に…幸せです。

蜃気楼で有名な魚津は、海の幸が豊富です。

我が家のお正月は、男の子3人ということもあり伝統よりボリューム重視です。
きれいなおせち料理を作る腕も私にはないので、大皿にどんどん作ってどんどん食べるといった感じになっています。
中2・小6・小2の男子とくれば、やはり肉も大好きです！


煮豚は、生姜と叩いたニンニクを入れ圧力鍋で。


金平ごぼうも牛肉でボリュームたっぷり。

主人が畑から泥付きで持ってきてくれた赤カブは、きれいに洗って甘酢漬けに。
この色がいいですね。赤カブは富山のお正月です！
丸ごと色鮮やかに漬けるのもいいのですが、私は畑から採れたてをササッとスライスして浅漬けにしています。
ピリッと辛いです。


お正月はおせちを作って台所に立たない。というわけにいかず…食べたらまた作るといった具合です。
明日は、畑のさといもを沢山入れて「筑前煮」を作ります。
お餅もなくなったので、作らないと！
男の子3人は凄いです。みかん5キロ箱3日で空っぽです。もう3箱買ってます。


明日から「光男の米」は元気に営業再開です！
今年もどうぞ宜しくお願い致します。

謹賀新年

明けましておめでとうございます。
妻の美由紀です。

旧年中のご愛顧ありがとうございました。
今年もどうぞよろしくお願い致します。



今年も元旦から主人と話すのはお米のこと！ついついね～。
今年もより安全で美味しいお米にするために新たなことに挑戦する気満々の光男です！
12月の有機JASの研修の時、名人の話からまた何かお米にいいことを思いついたようです。

私もお客様がおかげ様で増えてまいりましたので、とにかく日々の事務仕事をためない！というのが今年の目標です！
去年よりさらに米作りにどっぷりのめり込む所存でございます！

有機JAS認定に向けての書類や、特別栽培米の管理記録などなど安全なお米にはそれを証明するための書類がつきものです。
きちんと提出期日までに揃えるには、日々の記録が大切！
そして、米作りに使用する資材も資材証明をきちんと取り、認定されるかの確認もその都度しなければなりません。

夫婦ともども、うちのお米を安心して食べて頂くために、しっかり働きます！！



元旦の富山は雪が舞い降りとても寒いというのに、頭の中は米作りの風景が浮かんでおります！
あれまぁ。季節はずれの写真、お許しください。この風景でいっぱいなもので…。

食事は大切です…。
日常の食事が本当に大事です…。
美味しくて身体にいい食事は、最高の幸せだと思っています。