会社は有給が設定してあっても実際有給なんかほとんどとれネエし、逆に休日出勤の代休ばかりたまっていく有様なので度々の車検となると「平日の休みを取る」事がうっとおしくてたまりません。
頼むから土曜日くらい車検の受付してくれ、陸運局!
毎回やった後思うのですが、平日休みを取るのがクソ面倒なので来年のX11の車検の時はお店にお任せするつもり。
そんなクジラの「並行輸入車届出書」ですが、先日許可が下りたとの連絡が。
もっと追加で書類の提出を言われるかと思いましたが、これだけはすんなりいきました。
まずは1号様式(その1とその2)と3号様式。
1号様式のその1で車体番号等を記載し、その2で車体番号とエンジン番号の場所及び写真、砂刷りを添付して証明をします。とりあえずうちのCB450K0はハンドル変更の為に車体形状が純正と変わっている為、指定自動車と同一ではなく「指定自動車等と類似」と記載し、ハンドル形状が違うために指定自動車と車体寸法が変わっているいる旨を記載しました。
あとは苦戦した物としてエンジン番号の砂刷りですね。
CB72やCB450などはエンジン番号の打刻にブツブツの打刻があるのでなかなか砂刷りが写らないんですよね・・・。ココに指摘が入るかと思ったのですが、そのままでOKでした。
3号様式はエンジンの排気量計算書。
シリンダーの内寸、ストローク量、気筒数を記載し、記載の計算式にそってエンジンの排気量を計算します。
CB450はシリンダー内径が70mm、ストローク量が57.8mm、気筒数は2気筒で444ccとなります。
続いて5号様式。主に車両の諸元を記載。
と言っても様式自体が車の物と共用なので、いきなり軸距とか荷台の寸法とか二輪には関係のない記載が続きます。関係ないところや不明のところは記載しないので、5号様式は二輪の場合はほとんど記載できる事がありません。
1号様式や3号様式、5号様式に記載している事を証明する為の資料を同時に添付する必要があります。
今時のバイクはメーカーが発行する型式証明書がありますが、旧車等は無いため何かしらのメーカー発行の資料を提出する必要があります。
1999年以前に税関を通ったバイクに関してはメーカーの型式証明は必要ない、とホンダからは聞いたのですが、一応記載事項の裏づけとしてサービスマニュアルの諸元表、性能曲線、外観四面図、電気配線図(万が一フロントブレーキレスにクレームがついた時の為)を添付しました。
現在のバイクでも諸元表や性能曲線、外観四面図などエンジン型式や排気量、形状を証明する物は必須です。
今回これで不足を指摘された時の為にホンダへも資料取り寄せを依頼していたのですが、来た資料はペラペラ2枚の諸元だけ・・・うちの資料の方が詳しいし!
逆に先日来訪されたShiraさんから頂いた資料など「どこから出たのか?」と思うほど超緻密な資料だったのですが、結局奥の手のこの資料までは使わずに済みました。
1999年以降の輸入車ならこのレベルまで使わないといけないかもしれませんね。
その他では本来であれば製造年月日が証明できる資料が必要なのですが、コレにはもちろん無く通関証明書で証明しました。
ついでに四面図に対応するうちのCB450K0の四面写真及び主要部の写真を撮影し添付。
輸入車の為に税関の通関証明書の添付が必要となります。通関証明書に記載されている輸入者の証明書(事業届出証明書等)や輸入車が自分以外の場合、他者からの譲渡証明なども必要になるようなのでこれも添付しました。
この車両は通関証明書に「1966Y」と記載がありましたので、これを製造年月日(製造年だけですが)の証明としました。
と言う事でこの内容で提出していたのですが、提出後結構短期間で承認が下りた旨の連絡が来ました。
これで再び車検にいける様になった訳ですが・・・まだまだ準備が。
6日連続でこのネタが続きます。
決まった日に中々休みを取れない私、車検はバイク屋まかせです。
車検はまだ簡単ですけど、平日に休みを取る、予約取った日にきちんと仕事休む事が超難関ですね。
並行輸入届出書の問題は突破しましたが、検査で失格をくらいまくって悪戦苦闘中です・・・。今時の単車の基準に合わせて検査するな!って言いたいとこです。
間違いなく次回失格をくらったら検査場で吠えまくる事でしょう(笑)
と常々思います。まあ土木関係の申請やら何やらで平日休む訳にはいかないのでしょうが、いいかげん何とかして欲しいものです。
代休ですら休めないのはどこも一緒ですね^^;
かく言う今日も休日出勤です。
現実的なところで車業界が休みの水曜日に休んで土曜日は営業すればいいのにと思います。
そうなったらなったで土曜日はユーザー車検の人で混雑するでしょうけど・・・。