暑い日が続いています。今日(11日)の新聞記事によると、10日は日本列島は朝から猛暑に襲われ、甲府市と高知県四万十市では昼過ぎに40.7度を記録したそうです。
全国927観測地点のうち約32%の295地点で35度以上の猛暑日になり、史上最多だということです。また30度以上の真夏日になったのは約75%の693地点だったそうです。しかしこの記録は気象庁の無人観測システムであるアメダスが記録したもので、実際には各所でもっと暑くなり40度を超す所も多かったと思います。都会では50度近くになることもあるのではないでしょうか。
私は毎日朝8時ごろに家を出ますが、その頃にはもう空気はムッとするようで、上からの日照りと地面からの照り返しでまるでオーブンの中のようです。湿度もかなり高いようで、近くの山がけぶって見えます。昼過ぎには戻ってきますが駅から家までの10分くらいの僅かな距離を歩くだけで、途中にちょっときつい坂があることもあって汗が吹き出します。帰ってからすぐ顔を洗い汗を流すのですが、しばらくは止まりません。
若い時には夏は苦にならず、どっと汗をかくとむしろ爽快でもありましたが、今はひどく疲れてしまいます。この暑さはしばらく続き10月ごろまで暑いとか言われていますが、今年は秋がないのだろうかと思ったりもします。
毎日のように「熱中症」が話題になっています。日射病と違って屋内でも起こるもので、寝ている間に死ぬこともあります。私は昨年屋外で軽い熱中症になったらしく、倒れて救急車の世話になりましたから、今年は注意しています。夜もエアコンを「ドライ(除湿)」にし、あまり低い温度にしないようにして寝ます。夏の夜は寝苦しいものと決まっているようなものですが、今では熱中症のこともあって寝苦しいだけではすみません。夜の冷えた空気と違ってエアコンの冷えは何となく肌に馴染まないものがありますが仕方がありません。ずっと以前は熱中症ということは耳にしないで、もっぱら日射病とか言っていましたが、熱中症は日射病や熱射病などの総称とされ、日射病(熱失神)、熱けいれん、熱疲労、熱射病の4つに分類されるとのことです。