前に紹介した「花のみち」を通り抜けて北に向かうと、街路樹に紅白のハナミズキが植えてある。今から20年以上前にハナミズキが植えられて間もない頃、妻と散歩したことがある思い出の道だ。あの頃若かった樹もだいぶ太く大きくなっている。
歌劇場とハナミズキ
ハナミズキ(アメリカヤマボウシ)は1912年に東京市長だった尾崎行雄が、アメリカのワシントンに桜(ソメイヨシノ)を贈り その返礼として1915年に贈られたものだ。花が白いものと赤いものがある。
花弁のように見えるのは苞というもので、中央にかたまっているのが花序。
わが家のピンクのハナミズキも、同じように咲いています。
庭木にこれを選んだのは正解だったと思っています。
そうなるとあのピンクの濃さがウザい。
私はやはり桜、それも山桜が好きだな。
まあ色の淡いソメイヨシノはOKとしても八重桜は厚化粧の大年増芸者みたいで暑苦しいし、河津桜も色が濃すぎて飽きる………
ただ河津桜は何も咲いていない冬の終わりから咲いてくれる。
そういう意味ではいじらしい、愛着の持てる有難い花である。