検査当日は朝8時半にT外科に行き、看護師の問診を受けた後で椅子に座り、下剤と経口腸洗浄液を飲みます。下剤は1回だけですが腸洗浄液は15分ごとに200mlくらいずつ飲みます。これは水分を外に出しますので、脱水症状を起こさないように水を何回も飲みます。そうこうしているうちに便意を催してトイレに立ちますが、最初のうちは粉末状の便が出ます。こういうことを繰り返しているうちに便はなくなって透明の液だけになりますが、ここまでに昼過ぎまでかかりました。
それですぐに内視鏡検査になるのかと思ったら、多分医師の昼食時間なのでしょう、3時頃まで待たされました。朝からずっと同じ姿勢でさすがに背中や腰が張って痛くなり別室のベッドで寝かせてもらいました。
それから本番の内視鏡検査になったのですが、左下を横にしてベッドに横になるとすぐに内視鏡が挿入され、腸の中に様子が目の前のカラーモニターに映し出されました。自分の大腸の中を見たのはもちろん初めてですが洗浄液のせいでとてもきれいでした。時々強い鈍痛がありましたが、経験のある長男の話では大腸が屈曲している部分にカメラが当たると痛いのだそうですが、一瞬のことで苦痛はありませんでした。
最後の直腸と下行結腸の境目にポリプが1つありました。画面では大きく見えましたが7mmくらいのものだそうです。それに輪のようなものをかけて引っ張り、メスで切除しました。切り口は小さいクリップのようなもので止められました。1分もかからない痛みもない鮮やかな切除でした。
上から2番目の画像がポリプ。 その下左はポリプに輪をかけて引っ張る。右は青い色のメスでポリプを切り取る。その下左はクリップで傷口を塞ぐ。右は切り取ったポリプ。
これで終わったのですが15分たらずの短時間で済み、その後T医師の話を聴きました。ポリプは癌化の恐れはあるし、すでに癌化しているかも知れないので、切除したということで安心しました。
医院を出たのは5時半で朝から9時間もいて、その間何も食べずにいたのでかなり疲れました。T外科は施設や設備はとても整っていて看護師や受付の女性達の対応も丁寧で満足でした。この後も3日間の自宅安静、入浴禁止、7日間の食事療法と強い運動の禁止などいろいろな注意事項があり、独り身の生活では不便なこともありましたが、終わってみるとこれくらいで済んで良かったと思います。
私もこの検査をしたことがあります。相当前でしたが、苦しい思いをしました。
十分静養なさってください。
大腸ですね~ ポリプを無事摘出して良かったですね。
これで死ぬまで生きられますね(笑い)
人生これからです・・元気で楽しく生きましょう・・