熊谷三郎徒然日記(gooブログ版)

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遅い夏休み

2008-08-26 05:56:00 | 日記
 関東地方も雨模様の涼しい日が続いています。こんな天気は予想していませんでしたので、24日(日)、25日(月)と駆け足で、松本・平湯(奥飛騨温泉郷)に行ってきました。
 24日は朝6時に熊谷を出発、この日も雨模様の天気だったので、乗鞍方面に行く予定を変更して、麻績村の修那羅石仏~日本浮世絵博物館・旧開智学校(松本)と珍しくアカデミックなコースをとりました。
 修那羅石仏は、人里離れた山の上の安宮神社に800体以上の石仏が祀られています。神仏混交の名残でしょうか。
 
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 松本ICで降りて日本浮世絵博物館に着いたのはお昼ちょっと過ぎでした。紙問屋だった酒井家が収集した浮世絵が展示されています。今回の企画展は竹久夢二でした。
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 学芸員の書いたコメントが洒落ています。
 
 次に向かったのは旧開智学校、明治9年に出来た小学校の校舎です。この学校もお洒落な建築ですね。
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 昔懐かしい机も展示されていました。
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 そろそろお腹も空いたので松本城の近くの「もとき」さんで「吟醸そば」をいただきました。あとからWebをみて分かったのですが、ここのお店には今は亡き帝国ホテルの村上料理長や橋本元総理もよくお出でになったそうです。そんな訳で今では全国から蕎麦好きが押しかけるとか。この日もひっきりなしにお客さんがみえていました。
 私が気に入ったのは「蕎麦通になるために」という店主のコラムです。

 <全国の蕎麦屋を食べ歩いた、そば通?  良いことだと思いますがそば通にはなかなかなれません。お口も学習しないと肥えません、美味しく無いそば屋を何軒も食べるより本当に旨いそば屋(全国で数軒しか有りませんが)で週三日以上3年位食べると味が少し解るようになります> 
 私も今こんな状態で、何処の蕎麦が美味しいのかということが分からなくなっています。店主のコラムに納得です。
 参考にお店と頂いた美味しいと思う「吟醸蕎麦」の写真を貼っておきます。
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 2時頃平湯に向かって出発し稲核ダムの辺りに来ると車が大渋滞しています。風穴の里付近では完全に止まってしまいました。途中から引き返す車もちらほら。
 
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原因はトンネル内の事故でした。
こんな時に便利なのはライブカメラです。以前お世話になった、上高地ホテルに電話して様子を聞くと親切に教えてくれました。風穴の里のライブカメラでみるとまだ全然動いていないとのこと。
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 保冷車とF急観光の観光バスがトンネル内で衝突、結局開通したのは3時半過ぎでした。
 事故原因は保冷車のセンターラインオーバー、平湯の岡田旅館に着いたのは5時少し過ぎでした。迷惑な事故です。

 翌日の天気も雨は止んでいるものの好天とは言えない天気でした。乗鞍に行くか新穂高ロープウェイに行くか迷いましたが、ライブカメラで見ると新穂高の方が良さそうなのでそちらに行くことにしました。実は友人と3年前にも来たのですが、その時もガスで霧を見ただけでした。
 1番目のロープウェイで鍋平まで上がると一面ガス、2番目のロープウェイで西穂高口まで登ると、標高は2,156mにもなるためガスを突き抜けて、視界が開けました。リベンジまではいきませんが・・・
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 西穂高口からちょっと登山コースに入って避難小屋の少し先で折り返しました。ここに来ると
 41年前の8月1日松本深志高校の生徒11名が西穂高岳からの下山途中、独標付近で雷に打たれ死亡するという大惨事が頭に浮かびます。山の雷は上から来るとは限りません。横からも下からも来ます。確かこの時も水平雷だったと記憶しています。
 再び鍋平まで降りて、ビジターセンターのDVDで四季を鑑賞して再リベンジを・・・
 帰りは松本の喫茶&レストラン ポムでお昼(毎日蕎麦では苦情が出ます)を頂き、松本ICから花園ICまで高速を使って帰ってきました。
 1泊2日の走行キロ 600km(内高速400km) 燃費 21.7km/L 第2世代プリウスにしては良く走りました。お疲れ様でした。