♪蚊帳の中から花を見る 咲いてはかない 酔芙蓉♪以下略 ご存知石川さゆりの「風の盆恋歌です。
この歌から風の盆に興味を持たれた方も多いかも知れません。小生もその一人ですが、この歌には元になる小説がありました。高橋治著「風の盆恋歌」です。この小説をモチーフにしてなかにし礼が作詞したとのこと。
この本を読んでますます風の盆を見たくなりました(笑)
かんぽの宿富山で早めの夕食をいただき18:50に前夜祭の駐車場、町民ひろばに向かいます。駐車場には20分程度で着きました。そこからかんぽの宿ののぼり旗を持った添乗員さんが親切に会場まで道案内してくれます。
今夜の当番町は鏡町なので井田川に架かる禅寺橋を渡り、結構急な禅寺坂を上って、会場には15分で到着。
橋には粋な細工がしてありました。
広場の周りは観光客でいっぱいです。おたや階段にも座れそうなスペースはありません。階段を上って何とか上から会場を見下ろせる位置を確保しました。でも写真やビデオを撮るのには少し遠すぎます。20:00から輪踊りなのでそれまで待機です。
20時ピッタリに越中おわら節の哀愁を帯びた音色をバックに風の盆輪踊りが始まりました。
説明するよりもちょっとお見苦しいですがユーチューブにアップした動画でご覧下さい。
初めに全体の踊り。
https://youtu.be/IrJwSA0fqzk?list=UUOG5dUmsk67aYAgCjL7h75Q
次は男踊り
https://youtu.be/rWmWYk3YrIY?list=UUOG5dUmsk67aYAgCjL7h75Q
最後は女踊り
https://youtu.be/pNNoM9yz1wE?list=UUOG5dUmsk67aYAgCjL7h75Q
如何でしょうか? 雰囲気は伝わりましたか?
21時で休憩に入ったので、八尾の町を少しブラついて待機しているバスに戻りました。
禅寺坂から井田川を眺める夜景も綺麗です。
添乗員さんのお話では八尾の人口は5千人、風の盆が行われる地域にお住まいの方は2千人だそうです。
そこに9/1~3の間に集まる観光客は24万人、如何に大混雑になるか想像がつきますね。それだけ魅力があるお祭りだという証明でもあります。そこで皆さんにお勧めするのはやはり前夜祭だそうです。前夜祭は8/20~30まで11日間、毎日開催町が変わって行われます。我々が見学した8/29まで一日も雨による中止も無かったとのこと。神様も夜だけは雨を降らせるのを遠慮しているのだとか。
21:45に名残惜しい八尾を後にして22:00にかんぽの宿に戻ってきました。
皆さんお疲れ様でした!
以下はおまけです。
こちらはかんぽの宿富山から頂いた特製の手ぬぐいです。
それとかんぽの宿富山に飾られていた風の盆の絵です。
この駄文を書いている9月3日は大型台風21号が接近しているところですが、風の盆の最終日が無事にお開きになりますように!