斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

ヒートポンプさま

2015-10-09 20:35:47 | 活動日誌
書く、言う、 (ヒートポンプ)

「貴方の考えを書く。
貴方の意見を言う。
せっかく頂いた権利大切にしてほしい!
期待して楽しみにこのブログを待っている人が居るんですよ。ファイト!」

ありがとうございます。
おっしゃる通りです。
私のブログを開いてみて下さる方にまた長い間お休み
してしまったことを大変申し訳なく思っています。
お詫びいたします。
ただこれには私なりの理由があります。
母につづいて叔母、兄、叔父、姉と身近な家族が1年余りの間に
相次いで5人が亡くなってしまいました。
この2か月余りの間、心身共にどん底に落ち込んでしまった
ような思いで生きてきました。
まだ立ち直るのにもうしばらく時間がかかりそうです。
申し訳ありません。
心身共に健全でなければ、仕事も上手くはいきません。
こうした状況の中で9月議会定例会では一般質問を諦めようと
思ったのですが、一問だけしました。
「『子どもの貧困』の実態調査について」です。

ニセコ町の教育委員会によるとニセコ町の就学援助費の割合は
厚生労働省の全国調査(2012年)の16.3%ととほぼ同率とのことです。
ニセコ町でも6人に1人の割合で子どもが何らかの形で貧困の状態に
おかれているということです。
「子どもの貧困」と言っても多岐・多面的に渡りかつ複雑です。
個々の子どもたちが異なる問題を抱えており、それも複数重なって
いるケースが多いことです。だからこそ実態調査の必要性があると
考えています。
ニセコ町の0歳から18歳までの子どもの数は800人余りです。
私はこれから未来を担う大切な子どもたち一人ひとりの健全な
育成と幸せを実感できる環境を整えるためにも実態調査の必要性が
あると考えています。まず調査をしなければ実態は掴めません。

町長と教育長の答弁からは消極的な姿勢が感じられ、残念に思っています。
確かにこれは正に「国の政治の貧困」が招いた結果ですから、まず国が
積極的に取り組んでもらわなければならない問題であることは確かです。
しかし現実に国が動いてくれるのを受け身になって指示待ちしている
ようではいけないと思います。

この世界に「貧困」の問題はたくさんありますが、私は「子どもの
貧困」問題は“待ったなし”に取り組む問題と考えています。
それにはまず私たちに一番近い自治体が調査に取り組むべきであると考えています。
「貧困の連鎖」を繰り返さないためにも急務を要するの問題ではないでしょうか。