斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

宮山登山会

2016-03-12 17:27:17 | 地域活動
宮山登山会は毎年3月の半ば頃に有島武郎を偲び宮山に登る恒例の
登山会です。今朝は雪が降っていましたが、登り始めた頃には一時陽も
射して風もなく暖かい日和でした。しかし頂上付近では再び雪もちらつき
曇って、羊蹄山・ニセコアンヌプリの姿は見られませんでした。
参加者は全員で14人、その内一般町民の方々は10人でした。

今日12日に宮山登山会に参加した町民の方の中に一万人目の入館者
がおり、今年度は平成19年度以来、9年ぶりに一万人突破したことに
なります。

宮山は有島地区にある標高218mの小さな山です。もともと名前のない
山でしたが、神社が置かれたことからその呼び名がついたそうです。
1900年(明治33年)に笹を刈っただけの小道をつくり、頂上に朴(ホコ)?
の木の一尺角(一片が30.3㎝)で高さ12尺(約3.6m)のものを建て、
それに「天照皇大神宮(あまてらすこうたいじんぐう)」と書いたものを
祀ったのが始まりのようです。
しかし山の頂上までは道も険しく参拝に行くのが大変なので、数年後、
その山の南の麓に10坪の遥拝所(ようはいじょ)を建て、無名の社に
有島武郎の父武が「弥照神社(いやてるじんじゃ)」と命名します。
当時宮山は桜の木が茂り山はピンク色に染まったほどだったとあります。
その様子は「狩太八景」の中に描かれています。
しかしその遥拝所も小樽・函館間を徒歩で通行する浮浪者などが宿泊する
場所となり、1916年(大正5年)、先に武郎は1908年(明治41年)に父武
から譲り受けた有島農場にある現在の場所に「弥照神社」を移転し改築を
行い現在に至っています。

現在宮山は頂上までの道も整備され、千本以上の桜の木が植えられ、
順調に育ち、年々開花数も増えています。
雪が解ける5月頃から宮山を散策するのもニセコの歴史を体験する
良い機会になると思います。


3月議会定例会 2日目

2016-03-09 23:57:22 | 議会・議員
9時30分議員控室、机の上に今日の書類が積まれていた。
議会事務局から今日の本会議及び予算特別委員会、政策案件説明会、議運、
昼休みの「ニセコこども館」見学についての説明を受ける。

10:00本会議が始まる。午前・午後共に副町長から「平成28年度ニセコ町
各会計予算」:一般会計他国民健康保険事業、後期高齢者医療、簡易水道事業、
公共下水道事業、農業集落排水事業の5つの特別会計の説明を受けて終わる。
午前中は2時間休憩を入れず、昼過ぎまで説明を受ける。
議場の中央で立ったまま2時間説明をつづける副町長はさぞお疲れのことと思う。
出席者全員座ったままで聞くだけ(予算書に目を凝らしながらも)でも相当疲れる。
本会議は15:10頃終了。

つづいてそのまま議場で予算特別委員会が開かれ、正副議長を選任する。
これは一種の儀式で、あらかじめ担当する正副議長は決まっている。

この後15:30から議員控室で政策案件等の説明会が開かれ、企画環境課から
課長、自治創生室長、経営企画係長、職員の5人が居並び、
1総合計画の変更について
2自治創生の取り組みについて
3過疎計画の制定について
以上3つの説明を受ける。分厚い書類が用意されたが、概要説明資料
が準備され、そこからポイントのみの説明を受け、後は議員との意見・
質疑応答を行う。

17:00から議会運営委員会が開かれ,私の提出した一般質問3件の内1件が問い質され、
議運の委員長と事務局長と話し合い、文言修正を行い終了したのは18:00をはるかに
回っていた。

10日から13日まで4日間休会になる。その間一般質問の準備と28年度予算について
検討していかなければなりません。

 3月議会定例会第1日目

2016-03-08 23:10:24 | 議会・議員
午前9時議員控室に集合。議員10名全員が出席。
新たに書類・資料が各議員の机の上に積み上げられていた。
議会事務局長から今日の議会の進め方と各議案のポイントの説明を受ける。
議案が多いので10:00開催の本会議ぎりぎりまでつづいたが,
かなり端折っても終わりそうにない。

10:00直前,本会議場に入り着席、ほぼ同時に定例会が始まる。
行政報告、教育行政報告、平成28年度町政執行方針、平成28年度教育行政
執行方針が読み上げられ12:30に終了。13:30まで1時間の昼休み。

13:30から議案1号から議案21号まで説明を受け、その内1号から17号まで
質疑→討論→採決が行われる。
私は議案第4号の「特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例」
について質疑を行いました。

この条例の提案理由は「平成27年度の人事院勧告において、期末手当の増額改定
が勧告されたことから、議会議員、特別職等にかかる期末手当の支給月数0.1月
引き上げをおこなうため、本条例を提出する。」とあります。
私はこの議会議員の期末手当の支給に関する取り決めは町長提案ではなく、
議員提案で議会が議論すべきことではないのか質しました。これに対し、
副町長から「議会の内部で揉んでもらう」という発言がありました。
この特別職の職員の給与に関して反対討論、賛成討論がありました。

またニセコ町国民健康保険事業特別会計補正予算の中で
「ニセコ町の医療費が下がった分、国の交付金が下がったため負担金が却って
追加になったのは何故か質しました」。
町長からの説明では「ニセコ町は頑張って医療費を減らした結果、国の総額予算が
減ってしまった。適性な財産運営に努めたい。」との回答をもらいましたが、
詳細はよくわかりません。これについてはもう一度説明を受けたいと思っています。
他に補正予算に関する質疑が何件かあり,16:30分過ぎ本会議終了。

その後総務常任委員会と産業建設委員会に分かれて、各委員会で請願書・
要請書等の審査。16:50終了。

簡単ですがこれが今日一日の私の議会報告です。

第2回ニセコ町議会定例会

2016-03-07 21:41:14 | 議会・議員
第2回ニセコ町議会定例会は3月8日(火)から休会日10日と11日,
土・日曜日を挟み3月15日(火)まで開かれます。
3月議会定例会は1年間の議会定例会の中でも最も重要で忙しい議会です。
平成28年度各会計予算案が上程され、予算審査のための予算特別
委員会が開かれ予算を審査します。その他の議案は大半が規約や
条例の一部を改正する条例です。

7日(月)に一般質問通告書を議会事務局に3件提出しました。
9日の議会運営委員会の審査に掛けられ、パスすれば14日(月)
午前中に一般質問を行うことになっています。
一般質問は
①ニセコ町の婚活(結婚)対策について
②「長寿祝金」の見直しと「敬老会」の在り方について
③「受動喫煙防止条例制定」の推進について
以上3件について質問したいと思っています。

議会に関する書類・資料は大体厚さにして6~7センチ位いです。
その他私が集めた一般質問に関する資料などを積み重ねると現在の
ところ約10センチ以上になります。(書籍・雑誌は含まない)
この量、厚さが他の自治体議会の文書・資料と比べて多い方なのか、
少ない方なのかわかりませんが、手渡されてから4~5日で読み込む
のは正直私にとって至難の業です。全部は読み切れません。しかも
超細かい字で書かれている物もあります。明日8日の本会議でさらに
これにも増すたくさんの資料が渡されると思います。

第64回北海道ニセコ高等学校卒業式

2016-03-01 21:56:52 | 町の行事
3月1日第64回北海道ニセコ高等学校卒業証書授与式が執り行われ
ました。昨夜から今朝にかけて北海道は暴風雪に見舞われ、
10時からの卒業式は午後3時からに変更され行われました。

ニセコ高等学校は町立高校なので、町長始め教育委員会、学校関係者、
議会議員、警察関係者他、大勢の来賓が出席しました。

学校の歴史の始まりは昭和23年10月20日に遡ります。
学事報告によると64回目になるこの卒業式で総計1669人の
卒業生を送り出したことになります。
今年の卒業生は31人で、その内女子は18人、男子は13人でした。
大学・専門学校進学は11人、就職は公務員2人・民間企業15人の
計17人でした。

高校の卒業式はとりわけ意義深いものを感じます。
子どもから大人へ移行する節目の年でもあり、今年から18歳選挙が
始まり卒業と同時に選挙という政治に大人と肩を並べて参加する
ことになります。
日本では成人は20歳からとなっていますが、選挙権を持つと言うことは
大人としての責任ある社会参加が始まる第一歩でもあります。

これからの人生に幸多かれと祈ります。