4年前にノーベル賞を授与された、カズオイシグロの「日の名残り」を読みました。
気になっていたのに、なかなか手に取れずにいましたが、ひょんなことで、最近手に入れました。
とても素敵な内容でした。
イギリスの古き良き時代が舞台で、大邸宅の執事が主人公と、聞いておりました。
その通り、執事であるスティーブンスの一人称で話は進み、現在と過去が入れ混じり、イギリスの緑に覆われているであろう大地が実際に見えているような描写でした。
今から30年以上前に書かれた小説で、アンソニー・ホプキンスが主演で映画化されているようです。アンソニー・ホプキンス、とってもはまり役だと思います。
最近は配信が多くて、DVDを売っているお店も少なくなっておりますが、是非手に入れて見てみたいです。
最近書店で、カズオイシグロの最新版「クララとお日様」も目にしました。
こちらも読んでみたくなりました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます