角田光代さんの
「笹の舟で海をわたる」を読みました。
主人公は疎開世代の坂井佐織さん。
彼女は疎開中に、戦争で父を亡くしましたが、
春日温彦(はるひこ)さんという、大学の先生と
幸せな結婚をして、一男一女をもうけ、一見幸せそう。
疎開時代に知り合った矢島風美子さんと、佐織さんは銀座で偶然に再会。
そして、風美子さんは春日家の2男、潤司さんと結婚。
佐織さんと風美子さんは義理の姉妹になります。
料理研究家として、有名な風美子さんに
コンプレックスを抱いているらしい佐織さんは複雑な心境。
おまけに、佐織さんは、
実の娘、百々子ちゃんとは心を通い合わせることが出来ず、
頼みにしていた長男柊平君にも、ある秘密が・・・
昭和史とともに、一つの家の変遷が
淡々と描かれています。
心に沁みる小説でした。
「笹の舟で海をわたる」を読みました。
主人公は疎開世代の坂井佐織さん。
彼女は疎開中に、戦争で父を亡くしましたが、
春日温彦(はるひこ)さんという、大学の先生と
幸せな結婚をして、一男一女をもうけ、一見幸せそう。
疎開時代に知り合った矢島風美子さんと、佐織さんは銀座で偶然に再会。
そして、風美子さんは春日家の2男、潤司さんと結婚。
佐織さんと風美子さんは義理の姉妹になります。
料理研究家として、有名な風美子さんに
コンプレックスを抱いているらしい佐織さんは複雑な心境。
おまけに、佐織さんは、
実の娘、百々子ちゃんとは心を通い合わせることが出来ず、
頼みにしていた長男柊平君にも、ある秘密が・・・
昭和史とともに、一つの家の変遷が
淡々と描かれています。
心に沁みる小説でした。
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