レコール ジュエリーと宝飾芸術の学校へ

来週、待ちに待った、憧れの学校の講座を受けることになりました。

その講座とは、

L'ECOLE School of Jewelry Arts in Japan 

レコール ジュエリーと宝飾芸術の学校」は、ヴァン クリーフ＆アーペルの支援のもと、2012年にパリ ヴァンドーム広場に創設されました。

日本での初の開講から10年目を迎えて、再びレコールの特別講座が2月24日〜3月10日まで京都芸術大学の東京外苑キャンパスで開催されています。

憧れていたこのクラスに、私も行けることになりました。

現在、息子に関わる問題が山積みで、非常に非常に厳しい状況です。

しかし、今やりたいことを簡単に諦めるほど私の残りの人生があるわけでもなく、全身で学んで来たいと思います。

私が行く講座は、ジュエリーの芸術史とサヴォアフェール〈匠の技〉の中の２つです。

たった2講座ですが、私の使える時間はこれが精一杯でした。

何もかも忘れて行ってきます。

ようこそ♪ ＆ インフォメーション

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お越しいただきありがとうございます
ジュエリー作家の桜子です。

自閉症の息子と夫の3人で、ドタバタ明るく生きてます💚

【智天使工房】という空間で私が作ったジュエリーをご覧いただきながら、何気ない日々のことも綴っています

私は20年以上癒しの現場を当事者として歩いてきました。
セラピストとしてのスタンスからアクセサリーを提供するこの仕事が大好きです。
時は愛なり。

私の目一杯の大切な時間を注ぎ込んだ作品をどうぞ手に取ってみて下さいませね

 

Twitterにてたまーにつぶやいています。

お気軽にのぞいてみてね。フォローも

 

かねてよりコラボレーションをさせていただいている、ロックミュージシャンのeiju氏より画像を提供していただきました。
eiju氏装着のアクセは桜子オリジナル・セラピーアクセサリーです。

　　　　　　　　　　　　　

eiju official site は　こちら

お問い合わせは、sakura-396@goo.jpまで、お気軽にどうぞ

 

 

天使の羽

以前作った天使の羽のネックレス

これをピアスにしました。

銀線に細いポスト金具をロウ付けするのはなかなか難しく、結局直付けは諦めましたが、まあいいでしょう。

割と大ぶりのイヤリングです。

こういうジュエリーをstatement jewelry と言います。

まあ、メッセージ性のあるイヤリングという感じですね。

クロッシングピアス 2 珊瑚の紅い実をつけた

初めて作ったクロッシングピアスが今ひとつ地味（笑）だったので、もっと可愛いのを作りました。

第一作がこちら🔽

実際に着けると表裏両面が見えるのに気づいたので、それを活かすデザインにしました。

立体的に赤珊瑚を付けています。

次もさらに可愛いものを作ろうと、デザイン中です❤️

初めてのクロッシングピアス

◆pierced earrings

夏以来イヤリング（ピアス）を制作しています。これはクロッシングピアスです。

普通、ピアスはポストとキャッチという金具で耳たぶに装着するところを、ピアスの一部にキャッチを埋め込み、フープ状に見えるタイプをクロッシングピアスと言います。

相変わらず唐草模様にこだわります。

毎日のようにこのピアスを着けていますが、とても装着感が良く、邪魔にもならないけどちょっとステキという…自画自賛😅

Arabesque heart pendantの出来るまで 2

Arabesque heart pendantの出来るまで １ - 桜子の　† 智天使工房 †　の続きです。

結論から言います。

こういう作品は、非常に手間暇が掛かるし、まったく同じものを作ることは困難です。

それが銀粘土という素材の特徴なのであり、魅力でもありますね。

さて、乾燥体に差し丸カンなどを埋め込み、いよいよ焼成炉で焼きます。

おが屑粘土が焼失する際、黒煙やにおいがかなり出ますので、私はベランダに電気炉を出して作業します。

シリンジ作品など変形し易いものは、セラミックビーズの中で焼きます。

900度に温度を上げて、焼成して徐冷するまで2時間は掛かります。

銀粘土は焼くと、約10〜20%ほど縮みますので、作品によっては注意が必要です。

焼成後は磁気バレル研磨機で60分ほど磨くと綺麗なシルバー色になります。

このような中空の作品の硫化（黒ずみ）が気になる場合は、全体にロジウムメッキをするか、ジュエリープロテクトなどの樹脂を塗るかすればよいです。

銀粘土は彫金より簡単というイメージがありますが、やはりちゃんとデザインして丁寧に作るには、それなりの知識とスキルは必要ですし、根気が要る仕事ですね。

でも、大好き❤な作業なので、私はいつもワクワク、ニヤニヤしてますけどね🥰

Arabesque heart pendantの出来るまで １

2021年11月半ばに、Arabesque heart pendantという、シルバークレイ（銀粘土）のジュエリーをご紹介しました。

Arabesque heart pendant in silver clay - 桜子の　† 智天使工房 †　

これはある意味試作品でしたが、結構気に入って自分で愛用しています。

身につけていると、興味を持って下さる人が少なからずいらっしゃるので、じゃあ一点ものとして作ってみようかなと、二号機を先月完成させました。

「これ、どうやって作ったの？」という声も多く頂くので、数回に分けて制作工程をご紹介することにしました。

ちなみに、初号機にはハートの合成石を封入して焼成したのですが、木屑粘土が焼失する際に1000度近くになったらしく、元のブルー色が黒ずんでしまい、残念なことになりました。

今回は、予め純銀の小さなハート型パーツを作って、中子に封入しました。

外見では違いはほぼ分かりませんが、

よぉ〜く見ると中に銀のプチハートが入ってます。

やっぱわかんないか？😞😞😞

さて、まず銀粘土のプチハート（2㍉の石3個入）を作り焼き、磨きます。

もくねんさんというおが屑粘土でハートの中子を作り、数日乾燥させて銀のプチハートを封入します。

ハート中子にザッとシリンジで粘土を乗せる図柄を下書きし、粘土を乗せていきます。

その後、数日自然乾燥するか、ドライヤーなどの熱で乾燥させます。

次に続きます。

智天使を胸に cherubim pendant

唐草模様ジュエリーのバリエーションを展開中です。

最新作は、『智天使ケルビム』のペンダント。

ジュエリー制作を始めた頃に、自分の工房を『智天使工房』と名付けました。

そろそろイメージキャラクター？的なジュエリーを作ろうと思いまして。

アラベスク模様（唐草模様）はとても魅力的な意匠ですが、私はそれをさらに立体にしたくて試作しており、羽、翼辺りが作れたら面白いかも❤️と。

すべて銀線をロウ付けして組み立てています。

2〜3㍉の淡水パールを表裏に6個付けました。

透かしなので軽いのも魅力です。

真珠の力でしょうか

灼熱の暑さの今日、都内の真珠卸問屋さんのセールに、意を決して行ってきました。

トシヤをショートステイに預けた足で、電車で約1時間。

最近寝てないし体力に自信もなかったけれど、夫の「今日みたいなチャンス滅多にないよ」のひと言が効きました。

前から知り合いに教えてもらって、ずっと行きたいなあと思っていた店です。

普段はなかなか手が出ないアコヤパール（本真珠）と血赤珊瑚の片穴ビーズを買うことができました❤️

最近はご時世もあり、実店舗で石を見て選ぶのが難しいのですが、やはりネットでは得られない細かい知識を、売り手側から得られるのが魅力です。

もう10年以上、16時までには帰宅していないとならない生活だから、どうしても自分のやりたいことを制限する習慣が抜けません。

家事に支障が出る体力の消耗も避けています。

根深い自縛は自分で解く以外にないのも理解しています。

体力こそ自分を解放する鍵かもしれない。

美しい真珠を求めに出かけたのだけど、真珠は『強い保護力で身を守る』

『美と健康をサポートする』という石言葉があるんですよ。

何のために宝飾品を作るのか

駅のホームは35°Cです。

人影はまばらなのにマスクしてなきゃならないって狂気だなと思ってます。

電車乗る寸前まで外すことにします。

話は変わりますが、

先週の土曜日は夫の父の葬儀が行われ、近しい親族のみでの小ぢんまりと温かなお式となりました。

夫の母とも久しぶりに会えました。

少し認知の力が弱くなってきている義母ですが、私のことは分かって頂けてホッとしました。

「みんなマスクしているから、だれが誰だか分からないわ」と言いつつ「あなたはね、このネックレスで分かるわよ」と言われました。

その日私は、自作の純銀とパールのネックレスを着けていきました。

より自分らしく、弔意も込められるものだと感じたからです。

その後も何度か「これ（ネックレス）であなただと分かるのよ」と言われましたが、私には最大級の褒め言葉でした。

ありがとうございます。

義母は素直で純粋な人柄で、決してお世辞のつもりで言っておられないとわかるので、なおのこと嬉しく思います。

私が思い悩んでいた、自分が作るものの側面がまたはっきりした出来事となりました。

最近はこういう気づきが多いように感じます。

アルテミスが守護する

arabesque moon pendant 

月の女神アルテミスをイメージしたペンダント完成です。

直径34mmの存在感があるペンダントです。

バチカン部分も特徴的です。

この部分は自由自在にデザインしています。

月モチーフに淡水パールと、女性生を高めるお守りになりますが、もちろん男性が着けるの全然OK⭕️だと思います。

お似合いです♪ Arabesque men’s necklace

本日、先日完成したばかりのシルバーネックレスをご依頼主に渡すことができました。

「作ってもらえます〜？」

「わかりました。すぐに必要ですか？」

「いや、いつでも」

…みたいなオーダーでしたので、ゆるゆると作らせて頂きましたし、仕事の都合などでいつジムに行けるか、両者ともはっきりと決まってないしで数ヶ月はお会いしてなかったのです。

ですが、さぁ完成したぞ❗️

となったら私の勘が 今日は会えるかも！と働くので、ネックレスを梱包してジムに行ってみたら、

やっぱり、いた〜

すごくないですか？アタシ

ということで半年後にやっと納品。

喜んで頂きました。

そういえば、お手入れや保管の仕方などを説明するのを忘れてしまったので、次回お目に掛かった時にまた。

オオミズアオのオラクル

先日道を歩いていたら、大きなペールブルーの蛾の亡骸を見つけました。

人生二度目に見たオオミズアオです。

翅がぼろぼろで、短い命を頑張って全うしたんでしょう。

蝶と蛾は厳密には区別はないらしいのですが、やはり蛾の姿はちょっと…と苦手な人は多いのでは？

私も同じく苦手ですが、この美しい蛾は別だと思っていました。

うちに帰っていろいろ調べていたら、オオミズアオの別名はActias artemis 、アルテミスというギリシャ神話の月（あるいは狩猟・貞潔）の女神の名がついているとありました。

なんと、今私が絶賛制作中の月のペンダントをアルテミスと命名したところだったので、シンクロに興奮してしまいました💓

オオミズアオさんの神託だと受け取って頑張って作ります。

もう少しで完成しますので、お楽しみに

Arabesque men’s necklace 自由を手にする

昨年末にクライミング仲間の方からゆる〜くオーダーを受けていたメンズネックレスがやっと完成。

こだわりの唐草模様を使いたいけど派手にはしたくないという意図でデザインしています。

アラベスク模様は、繁栄、成長、永遠の象徴として長く使われている意匠です。

私はそれに、自由という意味を込めました。

裏側です。

地金を曲げて、銀線で唐草を作りロウ付けしています。

メンズジュエリーということで、久々に燻しを入れてみました。

世界でたったひとつ。一点物です。

Arabesque Moon ペンダント作成中

私の中で、アラベスク（唐草模様）ブームが続いています。

素敵なペンダントを作りたいなと、月のモチーフを選択しました。

ところが、これがなかなか難しい😩

地金を真円にするには型というか棒が必要ですが、作りたい大きさの型が無い。

なんとか間に合わせましたが。

後は、唐草パーツを立体的に組んで、奥行のあるペンダントにしています。

只今、ピックリングコンパウンドにつけて酸化膜を除去しております。

これもゴム型を取りますので、完成まであと2〜3週間は掛かるかな？

お楽しみに❗️