ジュエリー制作は癒しです

今日は週に一度のジュエリースクールでした。

左手はまだ腫れたり痛んだりするけど、料理や作業するのには、それほど不自由はありません。

ただ、実は今朝も突き飛ばされて尻もちをついて坐骨が痛いのです。

2週間前にも歯磨きの時に押されて同じ坐骨あたりを打ったので、まったく治らないのです。

さすがに今朝は挫けそうになったんですが、ここで学校を休んでしまうことは絶対ダメだとわかっていました。

黙々と2時間以上ジュエリー制作に集中しているうちに、気持ちは大分落ち着いてきました。

こういう大好きなことがあるというのはとても有効です。

来週はゴールデンウィークでお休みになってしまいますが、銀粘土の教室もあるし、心の立て直しが出来そうです。

畏れ多くもVivienne Westwoodとのシンクロ orb

ヴィヴィアン・ウエストウッド、このデザイナーブランドのロゴのオーブをご存知の方もいらっしゃると思いますが、王冠と土星みたいな地球をモチーフにしたもので、この惑星っぽいのをオーブと言います。

私もヴィヴィアンのモチーフは好きでしたし、オーブのネックレスも欲しいなぁと思ってました。

ところで、昨年のシルバーアクセサリーコンテストで作った作品の名前を散々考えてつけた『玉響（たまゆら）』って、実はオーブ（正確にはオーブ現象）を玉響というのだと、最近になって知りました。

何だこのシンクロニシティ⁉️

憧れてはいたけど、まったく意識せずにつけた名前です。

なんだかドキドキ💓が止まりません。

フリーサイズ arabesque ring 2.0

2021年末から唐草模様（arabesque）に夢中です。

先月また、改良版アラベスク フリーサイズリングを作りました。

最初のがあまりにも華奢だったので、少し太い銀角線を使いました。

重さにして1.8g→2.6gと変わり、しっかりしました。

原型に銀線の花を後からロウ付けしました。

裏側はこうなっています。

12号〜15号あたりまで対応出来ます。

石枠や爪がないので引っかかりもなく軽いので、普段使いにOK。

飾り部分も後付けなので、ほぼ一点物です。

アラベスクペンダント No.3

アラベスクのハートペンダントに装飾を施してバリエーションを作るシリーズ第3段。

今回は丸カンと淡水パールでお花を付けた可愛いやつです。

ちなみにこれまでのは

きっとまだまだバリエーションは作れるでしょうが、この辺りでヨシとしましょうか。

この第3段目がいちばんのお気に入りです。

リーフペンダント 自然の造形はパーフェクト

 銀粘土のお教室用のサンプルにしようと、葉っぱの両面転写でいくつか作りました。

銀粘土では、植物などの有機物にペースト状粘土を塗り乾かし、焼成して銀だけ残す手法がポピュラーですが、これは葉脈をそのまま転写しているため少々厚めのパーツになります。

小さなツツジの葉っぱでピアスも作りました。

ペンダントはあまりにシンプルなので、バチカンを銀角線で唐草状に作ってポイントにしています。

超過密スケジュールの中で作業しましたが、やはり楽しくて面白くてたまりません💕

メンズリング コレクションbyレコール ジュエリーと宝飾芸術の学校

昨日の記事の続きです。

ヴァンクリーフ&アーペル支援のエキシビションですが、メンズリングに特化したコレクションは珍しいと思います。

しかもかなり歴史ある対象が多く、当時の歴史的あるいは思想的背景のみでなく、宝飾技術や素材を知る貴重なコレクションでした。

以下が動画での紹介です⬇️

レコールジュエリーと宝飾芸術の学校によるエキシビションメンズリング イヴ ガストゥ コレクション

実は、身を飾る宝飾装身具は女性だけのものではないばかりか、古代から18世紀あたりまでは、権力的地位にある男性たちの力の象徴としてたくさん作られていたのでした。

そして20世紀の個人主義の時代になり男性のファッションが画一化に向かうと、ジュエリーは決められた社会秩序や束縛的な規範に反抗する象徴として身に着けられるものになった。

例えばバイカージュエリーやロックミュージシャンのそれみたいに。

昔のことを見渡せるようになると、未来のことも予測出来るようになる。

これは最近私が学んだ考えですが、なるほどな！と思ったのでした。

宝飾品あるいは宝飾芸術は、無駄な贅沢品ではないのだ。

人が今生の自分自身の「よりしろ」として持つものなのではないか。

そういう感想を抱きました。

大変勉強になったイベントでした。

宝飾品とは何か Van Cleef &Arpels に学ぶ

やっと一日半の自由時間を手に入れたので、飛ぶように!とある素晴らしい展示会に行ってまいりました。

レコールジュエリーと宝飾芸術の学校によるエキシビションメンズリング イヴ ガストゥ コレクション

あのハイジュエリーメゾン、

Van Cleef &Arpelsが支援する

レコールジュエリーと宝飾芸術の学校によるメンズリングコレクションの展示が、東京ミッドタウンの21-21DESIGN SIGHTで今月13日まで開催中です。

宝飾に関わっていながらも、ヴァンクリーフなどあまりの敷居の高さで近づくことも恐れ多かった私ですが、オンラインで貴重なレクチャーを受けられることに、物凄い興奮を覚えています。

Van Cleef &Arpelsは9年前からYouTubeに短い動画をあげていますが、アトリエで働く『黄金の手』と呼ばれる一流の宝飾エキスパートの見事な技に感動しまくりです。

ハイジュエリーのハイジュエリーたる所以がここにあります。

いずれ自分の力でこれらのジュエリーを買うのが夢。

そういう力が宝飾品にはあるのです。

メンズリングエキシビションの記事は追って書きます。

地球からの贈り物

最近『宝石・鉱石 自然の芸術』というグリーティング切手が発売されました。

ジュエリーに携わっている者ならば即喰いつくと思われます。

私も日頃から切手はよく使いますし、すぐに買いに行きましたよ。

63円切手が鉱石シリーズ。

主に原石のクラスターの図柄です。

84円切手は研磨された宝石。

それぞれ枠外には宝石、鉱石の名前が記されていますが、実際に切手を剥がすと一般の人には何の石だか分からないものが多いかな？

私は当面コレクションとして保管しておくつもりですが、いざ使う時は欄外に名前を書いて相手に送ろうと思います。

リーディングにジェムストーンのオラクルカードなども使いますので、結構役に立つのではないかな。

余裕があったら買い足そうっと💎

アラベスクにこだわる訳

昨年来ずっと、私のジュエリーの題材は唐草模様（アラベスクarabesque）です。

思えば、ずっと前から好きなデザインでした。

それが、実際に創作意欲を掻き立てるきっかけになったのが、ドビュッシー作曲の２つのアラベスクでした。

本来ピアノ曲として作られたものをハープで聴いたことが心に火を点けたのでした。

Héloïse de Jenlis（エロイス・ジェンリス）というハープ奏者の動画です。 

２つのアラベスク（Deux Arabesques）

流れるような美しい曲を形にしたら、どんなに楽しいだろう？

音楽で癒されるのと同じように、ジュエリーで癒されたらいいのに。

そんな思いで、しばらくこだわって作ろうと思います。

原型からのバリエーション二つ

今年になってやっとゴム型ができたので、いくつかキャストして装飾加工をしてみました。

原型は唐草のシンプルなリング。

フリーサイズ Arabesque ring原型

日常で使いやすいように、あまり引っかかるものを付けたくなかったので、小さな金属の花を付けました。

ひとつめは

小さなデイジー。

画像で見にくいかもですが、少し高さがあります。

ふたつめは、丸カンで作った花をロウ付けした後、全体に銅メッキして花の部分以外のメッキを磨き落としました。

銅メッキは自分で簡単に出来ますよ。

綺麗なピンク色になります。

なんか楽しくてワクワクします❤️

２バリエーションのアラベスクペンダント

ちょうど3か月前に

アラベスクペンダント原型完成

ひと月半前に

続•アラベスクハートペンダント今ココ

の記事を書いていますが、じわじわ作業をして、二つのバリエーションを作ってみました。

⚫︎唐草の一部を切り取り、石座をロウ付けするパターン

予め石座を作っておけば何個でも入れられますが、配置バランスや石の形状などが悩ましい。

せっかくの唐草を切り取るのがちょっと惜しいです。

ただ可能性は大ですね。

(今回は試作4mmのロンドンブルートパーズ）

⚫︎唐草上に芯立てをしてパールを付けるパターン

今回はボタン型とラウンドの淡水パールを付けています。細い唐草の線上に芯を立てるのは工夫が入りますが、平面的なペンダントに凹凸が出来て表情豊かになりました。

結論。

カラフルな石を入れるつもりで作っていましたが、パールを躊躇せずに使えるのが楽しかったし造形的にも良い気がします。

リングにパールを使うと気を遣って普段使いが難しいけど、ペンダントなら大丈夫かな？みたいな。

元々パールが好きだからというのもあるかな😄

フリーサイズ arabesque ring 原型

唐草模様シリーズで作っています。

今回は地金（銀線）で唐草を作って、それぞれをロウ付けした後リング状に曲げるやり方にトライしました。

唐草線を瞬間接着剤で仮留めし、耐熱ファイバーを水で練り、パーツに載せて固定。

バーナーの火を当てファイバーを固めて

崩れないよう裏返して、接合点をロウ付けします。

その後、12号サイズに曲げて磨きます。

また、これを原型にゴム型を取り、キャストしたリングに石座などを付けてバリエーションを出すつもりです。

ゴム型は年明けになりそうですが、楽しみです❤️

ワイヤーワックスでも作れると思いますが、繊細さは地金の方が出し易いと考えました。

セレンディピティが始まる

銀粘土でつくるシルバーアクセサリーコンテスト国際展の授賞式に行って参りました。

展示会場近くのホテルのバンケットルームで、授賞者と来賓、審査員だけの限られた人だけの式でした。

今回は21ヶ国約300の出品だったそうです。

上位入賞者にも海外の作家が何人もおられるのですが、このコロナ禍で来日が叶わず、私たちとの交流もなくとっても残念に思います。

それでも式には橋本聖子氏がプレゼンターとして出席され、私も橋本氏から副賞を頂きました。

握手なしですが。

ところでずっと食欲がなくて不調だった私ですが、昨日やっと診察を受けお薬をもらい、なんとか症状を抑えることが出来ました。

今日は、他にもいつになくたくさんの気づきや嬉しいことがあり、元気を取り戻すことが出来たのです。

奇しくも今日はクリスマスイブ🎄。

イルミネーション輝く池袋の夜をぶらぶら出来たのも、偶然の贈り物でした。

公園のカフェでハーブティーとバスチー❤️

芸術劇場横のエクストリーム イルミネーション

疲れたけど楽しい一日でした。

Merry Christmas 🎄   

明日から東京芸術劇場にて

ご無沙汰してます。

怪我して以来体調が悪化しており、今は全く食欲が無く困っています。

鍼灸治療院では背中を中心に血の巡りが悪くなっていると言われ。

「ヤバいとこがあり過ぎて治療が追いつかない😩」とまで言われ。

たぶん精神的ストレスが日常的にあるせいでしょう。

それでも世の中は進んでいく。

明日からいよいよ、シルバーアクセサリーコンテスト国際展が池袋の東京芸術劇場で開かれます。

自分の作品が展示される喜ばしいことなのに、行けるかどうかも分からない状態で悲しいばかり。

息子を預けるのも大変で、やっと24日の授賞式の日だけ受け入れてもらえました。

なんとか行けるように頑張ります。

友人知人にお知らせしているのに、私が行けないとは何事だ？

皆さまが私に会いたいと言って下さるのに、本当に残念です。

食べられないので体力がなく疲れます。

あと三日ありますが、仕事などで超多忙ながら努力してみます。

もしよければ、作品をご覧頂ければ嬉しいです。

続・アラベスクハートペンダント 今ココ

11月の初めに、唐草模様のハートペンダントの原型を完成させて、ゴム型を作りました。

それでキャストしたものがこれ。

左側のが原型です。

若干、小さく複製されます。

で、今は、唐草の一部を切り取り、石座などを組み込んで、さまざまなバリエーションのペンダントを作成中。

まず、3.5mmのラウンド石座を入れましたが、石座をいろんな箇所に入れたりパールを付けたり、思いつくままやってみます。

後日、サンプルをお見せしたいと思っています。

楽しい〜💕