あれから1年。新聞もテレビも、様々な情報を発信しています。
まだまだ被災された地域の復興はこれからというのが本当のところかもしれません。
自分に何が出来るかを考えたとき、まずは自分がきちんと生活していくことかもしれないと思います。
直接被災してはいないまでも、あの震度5というかつてなかった揺れを経験して、いまもあの時の恐ろしさが蘇ってきます。
揺れだけではなく、停電の恐怖、食糧不足の恐怖、放射能汚染の恐怖、それまでの日常のすべてのことがガラガラと崩れていってしまった恐怖を思い出しては、もしまた災害に遭ってしまったらどう対処したらよいかを真剣に考えるようになりました。
地震国のわが国は、もう避けられないことはわかってますからね。
自然災害だけではなくて、パンデミックのような事態も起こるかもしれないし。
うちでは、震災後にこの地域の避難場所に指定されている小学校までのルートを何度か歩いて確認しました。(少し離れているので)
それと積極的に自治会運営に関わって、わが家には障がいを持った家族がいるということを周囲の方に認知していただくことを心がけています。
これは相方が、忙しい仕事の合間を縫ってマメに動いてくれています。
主婦の私がやるべきことは、何と言っても食料品や生活必需品の備蓄です。
これはあくまでも買い置きであって、決して買いだめではないというのがミソです。
日常よく使うものを買い置きして順番に消費していけば、長期間放っておいて消費期限を過ぎて無駄に捨ててしまうということもありません。
それと何かあったときに買い占めるという行為、これ震災後に各地で起こりましたよね。
それはある意味略奪と同じと思います。
そういう恥ずかしいことをしないように、やっぱり知恵と工夫を働かせるというのも自分たちがするべきことかもしれません。
あんなに大きなことがあったのだから、私たちは少しでも学習出来たんじゃないでしょうか。
これからもいろんなことを考えていかねばなりません。
折しも今日は日曜。
家族と備えることについて話す時間を持とうと思います。