桜子の † 智天使工房 † 

カラーセラピストでメタルスミスの私が歩む日々。
みんながハッピーになれるものを作りたい。

サイパンでの祈り

2017-02-08 19:05:04 | 日々のこと

サイパンといえば今やリゾートアイランドでしょうが、やはり日本人の私には戦争の傷跡を残す地としてイメージされます。

昨日今日と、島の最北にあるbanzai clifとsucide clifに行ってきました。

戦争により、捨てなくてよい命を落としたすべての人たちを悼む記念碑があちらこちらに建てられています。
哀しいくらい蒼く美しい海に胸が痛みました。

戦争は誰ひとりとして幸せにしない。
最前線に立つのは偉い人たちではない。
一番弱い人から傷つくのです。
周りのみんなが幸せでなければ息子も幸せには生きていけない。
という思いは昔から変わることはありません。

息子を連れて旅をすること

2017-02-08 18:48:42 | 自閉症のtoshiya
正直なところ、重い知的障害と自閉症の息子を連れて行動するのは、30年近く育てている親の私にもとてもハードルが高い。

急なパニックや自傷もさることながら、ウンチやオシッコの心配や世話が常にあります。

ゆっくり買い物をしたくても、買い物が嫌いでグスり出すので無理です。

夫が大変理解が深く協力的なので、私単独よりも遥かによいのでしょうが、いつも緊張感が何処かにあります。

ならばどこかに預けていけばよいのでは?
と、思われるでしょうが、それはそれで心に引っかかるし、息子には経験こそが成長となるので、私たちは出来るだけ連れて行動しています。

どんなにコンディションが良さそうな時も、周りの誰かが咳やくしゃみをしたらアウト。激しい自傷が始まり、結局私たちが周りの人に謝ることになります。

今回もそういう場面が何度かあり、肝が冷えました。

決して大目に見て下さいとは言いません。

ただ我々も平気であっけらかんとそうしてるわけではないことを、少しでもご理解頂ければ救われます。

こういうことを百も承知で、いつも傷だらけになりながら家族として暮らしている夫には感謝しています 。
いろいろあったけど、今回も旅が出来てよかった。