3月21日、宮城まり子さんが旅立たれました。
一般の私たちも、宮城まり子さんが成されたことの社会的意義に対して、残念で仕方ない思いと悲しみを抱きますが、まり子さんが愛情を注いだねむの木学園で暮らす人たち、関係者の方々の悲しみや寂しさはいかばかりかと思います。
私もかつてねむの木のこどもたちとまり子美術展という記事を書いていますが、その頃からまり子さんは私の中で、唯一尊敬してやまない人となりました。
その情熱と行動力、愛情の深さ、真似できる次元ではありませんが、少しでも近づきたいと思う私です。
私がどんな言葉を紡ごうが、何の役にも立たないでしょうが、ねむの木開設当時、障がいのある子は学校へも行けないばかりか、座敷牢に居させられたという社会に一石を投じられた勇気に、重い障がいのある息子を与えられた私は感謝と感服の気持ちが溢れています。
ありがとうございました。
安らかにお眠り下さい。