今日は月一回の自宅ジュエリー教室でした。
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年間を通して、いろんな技法を使って生徒さんが作ってみたいものを使っている、いわば癒しの時間になっています。
今日から、Viking Knit(バイキングニット)という特殊な金属編みで、ジュエリーを作っています。
1300年近く前、バイキングの人たちは金や銀の線を編んでロープを作り(元々は武具だった)、それが装飾品に転用されたと言われています。
チェーンメイルもそうでしたが、武器や鎧が原点の装飾品は多いです。
私はおよそ8〜9年前にバイキングニットに出会い、それ以降研究を重ねて、いろんな作品に取り込んでいます。
ただ、教えるとなるとツールが必要で、まだ日本では手に入らなかったため、コストが掛かりすぎるので、今まで教えたことはありませんでした。
たまたま過去に作ったブレスレットを見て、ぜひ習いたいと言われたので、やっと日の目を見ることになったのでした。
使うツールはシンプルで、鉛筆みたいなスティックと目打ち、ドロープレートです。
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いつもは銀線を使いますが、今回は14Kのゴールドフィルドワイヤーを使います。
金属ワイヤーを編む技法はいろいろありますが、私は編むことが大好きなので、どれも好きです。
指輪の一部にも使えます。
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根気は要りますが、集中するのでマインドフルネスな作業ですよ。