今日はトシヤを障害者歯科での4ヶ月に一度の定期健診に連れていきました。
春休みで退屈しまくりなので、あまり機嫌はよくなかったのですが、担当の女医さんは本当に丁寧に診てくださって、毎回感謝しています。
トシヤは歯がとても丈夫で、寮生活をしてるにも関わらず虫歯が一本もありません。
赤ん坊のころから歯には気をつけているので、その積み重ねのせいかと思いますが、お医者さんもほめて下さいます。
私がトシヤの身体のことをものすごく気をつけて育てているのには、訳があります。
昨日の日記にも関係があると思いますが・・・
どんなに寝たきりの子供であろうと、重い知的障害がある子だろうと、わが子として生まれてきた人であれば、少しでも良い人生を送ってもらいたいと願うのが親だと思うのが私の考えです。
じゃあ良い人生って何でしょう。
子供が小さいころは、少しでも普通に近づけたら幸せなのかな?、と勘違いして頑張ったこともありました。
なんせ未熟な親でしたから。
でも、すぐにそうじゃないな、と気づきました。
一言で言ってしまうと、子供が笑顔になるような時間が1時間でも10分でも長いような人生です。
僕いま楽しいよ!という表情をしてくれるような環境や人的結びつきをもって生きていくこと。
私がこの世からいなくなった後もです。
そう、私がいなくなった後のほうが大事なんです。
だから、そのために必要になるだろう基本的なことだけを子供にしてやろうと考えました。
まずは健康な体。
食べ物や免疫を上げることは研究に研究を重ねて育てました。
自己管理が出来ないわけですから、多少のことではヘタラない体とか丈夫な歯が必要です。
これはかなりうまくいってると思うんですが。
あとは、家族以外の人とも生活が出来るような柔軟性を育ててやること。
自閉の息子にはこれが一番大変なことかもしれません。
それを3年前から親元から離して寮に入れることで学んでもらっているところです。
文字が読めなくっても自分の名前が書けなくともいいのです。
人に愛されて、出来ることなら自分も人を愛せるような人として生きてくれればそれでいいのです。
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