桜子の † 智天使工房 † 

カラーセラピストでメタルスミスの私が歩む日々。
みんながハッピーになれるものを作りたい。

心の限界をこえて 破壊と再生1

2022-11-06 16:41:03 | 癒し
息子はスペシャルオリンピックスで陸上競技をやっています。
もちろん、夫が連れて参加してくれているので可能なのです。
週に一度でも仲間と運動をやる環境があるのは有難いこと。
とても感謝しています。

夫はさらにスペシャルオリンピックス神奈川で陸上のコーチの資格を取り、他の子どもたちの面倒もみています。
今月はスペシャルオリンピックス日本の全国大会があり、夫はコーチとして随行しています。
数か月前から知らされていたので、この間は何とか息子を短期入所(ショートステイ)に預けられるようにお願いしてありましたが、送り迎えは私がひとりでやるわけです。
ご存知の方はご存知でしょうが、数年前から息子は私への他害(暴力)が酷く、今年になって何とか収まりつつあったものの、気は抜けない状態です。
ショートに預ける際はタクシーを使い、施設に入る前にコロナの抗原検査をするためにコンビニに寄ってもらい、トイレを済ませて車内で検査します。

ところが11月3日は祝日でコンビニにも人が多く、トイレも塞がっており、待てない息子は私に掴みかかり、さらに右手に噛みつき、店内はちょっとした騒ぎになってしまいました。
送り届けるまでは私も気力を保っていられたけど、とにかく公共の場で噛みつかれた上に、周囲にいた人たちを怯えさせてしまったことで今まで以上にショックを受けたせいで、ひとりになった途端に不安感が押し寄せて動けなくなりました。

誰に助けを求めればよいのか、回らない頭で考えて、昔からお世話になっている鍼灸院の先生に診て欲しい旨のメールを入れ、次の日に行けることになりました。
ただ、今日一日をこの精神状態のままでいられないと思い、重たい体を引きずってクライミングジムへ行きました。
とにかく誰かと会話出来たらいい。
不安が出てから弱点の背中がカチコチに固まって痛くてたまらず、少し運動出来ればと。
幸い顔見知りの数人とお話することで、少し気持ちがほぐれ、こういう状態になったことの理由を考えてみる余裕ができました。



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