今回の家族帰省は、母の86歳の誕生日を祝うためのものでした。
今までは遠方ということもあり、そんなことはしたこともなかったのだけど、父を亡くしたばかりの母を励まそうと、夫が旗を振ってくれたのです。
優しい夫を母は大好きです。
実の娘の私は、近い関係なだけについ厳しい見方をしてしまうので、おっとりした夫がいて丁度よいのです。
施設で手厚く介護を受けて、母も元気で食欲もありますが、いまだに父の死をはっきりとは受け入れていません。
弟にも電話で「お父さんは元気だろうか?」と聞いてきたり、私たちが帰る際も「お父さんが元気になったら、次はご招待するけんね」と、父がまだ入院中だと認識しています。
同じ話を何度も繰り返す、リピートークも当然あります。
本人曰く、頭がぼうっとして夢か現実かわからんらしいです。
老化により、そういうことはよくあることでしょう。
何事もすぐ忘れてしまうので、家族としては少し悲しいですが、手押し車で歩けるし、まだ排泄も自立しています。
父の遺したもので良い環境で暮らすことも出来ています。
失われていくものを数えても詮無いこと。
いまだある出来る能力に喜んでいられたら幸せです。
30年息子を育てていると、自然と幸せの欠片を拾うのが上手になります。
全てがありがたいことに繋がります。
今までは遠方ということもあり、そんなことはしたこともなかったのだけど、父を亡くしたばかりの母を励まそうと、夫が旗を振ってくれたのです。
優しい夫を母は大好きです。
実の娘の私は、近い関係なだけについ厳しい見方をしてしまうので、おっとりした夫がいて丁度よいのです。
施設で手厚く介護を受けて、母も元気で食欲もありますが、いまだに父の死をはっきりとは受け入れていません。
弟にも電話で「お父さんは元気だろうか?」と聞いてきたり、私たちが帰る際も「お父さんが元気になったら、次はご招待するけんね」と、父がまだ入院中だと認識しています。
同じ話を何度も繰り返す、リピートークも当然あります。
本人曰く、頭がぼうっとして夢か現実かわからんらしいです。
老化により、そういうことはよくあることでしょう。
何事もすぐ忘れてしまうので、家族としては少し悲しいですが、手押し車で歩けるし、まだ排泄も自立しています。
父の遺したもので良い環境で暮らすことも出来ています。
失われていくものを数えても詮無いこと。
いまだある出来る能力に喜んでいられたら幸せです。
30年息子を育てていると、自然と幸せの欠片を拾うのが上手になります。
全てがありがたいことに繋がります。
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