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蛙と蝸牛

本の感想。ときどき競艇の話。

俳優 亀岡拓次

2017年06月10日 | 映画の感想
俳優 亀岡拓次

脇役専門の俳優である主人公(安田顕)は酒好きでロケ先でも酒場に立ち寄る。ある居酒屋で美人で気さくな女将(麻生久美子)に一目惚れするが・・・という話。

主人公が美人女将とカウンタをはさんでぼそぼそ話すところや、超いいかげんなフィリピン人女優??との撮影で酔っ払ってしまうシーンはなかなかよかった(特に、安田さんの「アル中になりかけ?の人が酒を飲む」シーンがいかにもそれらしくてよかった)のだが、舞台芝居の稽古のシーンやスペイン人名監督との絡みは幻想的というか観念的な場面が続いて「何かよくわからんなあ。監督の一人相撲?」という感じだった。

原作があるようなので、もともとがそういう話なのかもしれないが、美人女将との不器用な恋の行方が主軸の方が面白かったと思う。

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