碁盤斬り
彦根藩士の柳田格之進(草彅剛)は、藩主秘蔵の絵巻を紛失した罪を着せられ、妻も失い、今は江戸の長屋で娘と暮らす。囲碁が趣味?で、碁会所で商人の源兵衛(國村隼)と知り合い、その店で対戦を重ねる。ある時、その店で五十両がなくなり、格之進が疑われるが・・・という話。
副題が「柳田格之進異聞」。柳田格之進と聞くと、志ん生がこのネタを演ったとき、柳田格之進という固有名詞を忘れてしまって「何とかというお侍さんがあ・・・」などと始めたのだが、お客さんはあきれるどころか(いつものように)大爆笑だったというエピソードを思い出す(もちろんすでに名人として認識されていた時代の話だが。その当時は深酒して高座で居眠りしていてもお客さんが「寝させておいてやれ」というくらいだったとか)。
落語とはちがって、チャンバラシーンを入れるため??に同じ彦根藩士だった柴田兵庫(斎藤工)が登場する。アクションとかセリフ回しとか明らかに斎藤工の方が上手なのだが、格之進と比べてどちらがより侍らしく見えるかというと草彅剛の方なんだよなあ〜不思議な役者さんだと思う。
遊郭の女主人役の小泉今日子も好演なのだが、まさかあのキョンキョンがこういう役が似合う齢になってしまったのかと思うと、なにか虚しさを感じてしまうのであった。
彦根藩士の柳田格之進(草彅剛)は、藩主秘蔵の絵巻を紛失した罪を着せられ、妻も失い、今は江戸の長屋で娘と暮らす。囲碁が趣味?で、碁会所で商人の源兵衛(國村隼)と知り合い、その店で対戦を重ねる。ある時、その店で五十両がなくなり、格之進が疑われるが・・・という話。
副題が「柳田格之進異聞」。柳田格之進と聞くと、志ん生がこのネタを演ったとき、柳田格之進という固有名詞を忘れてしまって「何とかというお侍さんがあ・・・」などと始めたのだが、お客さんはあきれるどころか(いつものように)大爆笑だったというエピソードを思い出す(もちろんすでに名人として認識されていた時代の話だが。その当時は深酒して高座で居眠りしていてもお客さんが「寝させておいてやれ」というくらいだったとか)。
落語とはちがって、チャンバラシーンを入れるため??に同じ彦根藩士だった柴田兵庫(斎藤工)が登場する。アクションとかセリフ回しとか明らかに斎藤工の方が上手なのだが、格之進と比べてどちらがより侍らしく見えるかというと草彅剛の方なんだよなあ〜不思議な役者さんだと思う。
遊郭の女主人役の小泉今日子も好演なのだが、まさかあのキョンキョンがこういう役が似合う齢になってしまったのかと思うと、なにか虚しさを感じてしまうのであった。
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