天離り果つる国(宮本昌孝 PHP文芸文庫)
飛騨の白川郷の帰雲城に寄る内ヶ嶋氏は、金の採掘や火薬の原料の塩硝の生産を行い、周辺の諸勢力から圧力を受けていた。覇権を確立しつつあった織田信長は、竹中半兵衛に師事する津田七龍太を目付役として白川郷に送る。七龍太は、内ケ嶋氏の姫:紗雪に一目惚れするが・・・という話。
書評や各種ランキングなどで、非常に高く評価されているのを見て詠んでみた。
実は、同様に高評価の著者の他の作品を過去に読んでいるのだが、どうにもピンとこなかった。
読み進めば盛り上がってくるのでは?と上下巻約1000ページを読んだのだけれど、やっぱり「次どうなるの?」みたいなワクワク感はわいてこなかった。
全くのフィクションではなくて、ある程度史実に沿っているらしいのだが、七龍太や紗雪にどうしてもリアリティを感じられないのだった。いや、エンタメなんだから、現実感なんか超越して、キャラやストーリー展開を楽しまなくちゃ・・・ということなんだろうか?
飛騨の白川郷の帰雲城に寄る内ヶ嶋氏は、金の採掘や火薬の原料の塩硝の生産を行い、周辺の諸勢力から圧力を受けていた。覇権を確立しつつあった織田信長は、竹中半兵衛に師事する津田七龍太を目付役として白川郷に送る。七龍太は、内ケ嶋氏の姫:紗雪に一目惚れするが・・・という話。
書評や各種ランキングなどで、非常に高く評価されているのを見て詠んでみた。
実は、同様に高評価の著者の他の作品を過去に読んでいるのだが、どうにもピンとこなかった。
読み進めば盛り上がってくるのでは?と上下巻約1000ページを読んだのだけれど、やっぱり「次どうなるの?」みたいなワクワク感はわいてこなかった。
全くのフィクションではなくて、ある程度史実に沿っているらしいのだが、七龍太や紗雪にどうしてもリアリティを感じられないのだった。いや、エンタメなんだから、現実感なんか超越して、キャラやストーリー展開を楽しまなくちゃ・・・ということなんだろうか?
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