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まさか此奴に…

 『まさかこの存在に心動かされる日が来るとは。』
今日はCMを見た瞬間にそう感じてしまったお話。

 まず最初に、車好きの皆様ごめんなさい!
いつも通りではありますが、
車に興味の無い人間の戯言ですが、純粋な感想です(笑

 
 さて、TOYOTAというメーカーがあります。
日本人なら誰しも知っている、日本を代表する車メーカー。
私のイメージでは、
『イモみたいな実用車しか作らない面白みのない会社』でした。
 

 が、このCMで衝撃を受けました。
下記リンク先の、中段に掲載されている動画を
御覧頂いた上で続きを読んでいただけると幸いですが・・・

【 PAST&FUTURE ときめきのスライダー編 】
http://toyota.jp/tvcf/contents/past_future/index.html
   
  
 
 CMの中で、在りし日のスポーツカーでのレースや
TOYOTAが最近力を入れていると思しきコンセプトモデルなどで
路上をごく普通に走っている車両を、
実にスマートに追い越して行くシーンが繰り返されます。

 動画に登場する車種そのものを、
好むや好まざるやという事は別と致しまして
「あの頃、スポーツカーはみんなの憧れだった」
から始まるメッセージは、とても心に響くものがあります。
 
 私の勝手なイメージではありますが、
”こういう感動”は、【HONDAのイメージ】だった筈です。
ありえないような手法で面白いスポーツカーを出したり、
普通のメーカーではやらないような技術を使って、
本来はレーサーでしか乗れないような機構や性能を持ったバイクを、
開発者の努力によって一般人のレベルまで下ろしたり。

 随分前からですが、
今やHONDAの四輪ラインナップにスポーツの陰は見えず、
HONDAの精神が色濃く宿っていた筈の二輪でさえ、
”コストダウン”や”エコ”を免罪符にお茶を濁す、
不誠実な企業のイメージに変貌しつつあります。

 TOYOTAのイメージCMが
必ずしも今後の企業の姿勢と同調するかは解りかねますが、
もし、未来があるとすれば
”こういう姿勢の企業”なのではないでしょうか。
僭越ながら、TOYOTAさん頑張って!!

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