主にオートバイ。時々クルマ。
なんだかんだと永年のブログです。
風に向かう刻
オートバイにできる がんばろう!日本 -最終話-
きょうもあづいですね・・・
「昔は○○だった」などという懐古趣味はないのですが、
(産まれてからこっちの”昔”はあんまり。大昔はかなり興味深いです)
明らかに昔より暑いですよね・・・(大汗
不謹慎極まりない発言ですが、
(人類に都合の良い)地球滅亡の足音は確実に近づいてきている気がします。
人類史ではなく、地球の歴史を紐解けば別になんてこたぁない範囲ですが、
つくづく生き物なんて脆いもんです。
なればこそ、せめて今を精一杯生くるのみ。
この夏もオートバイに乗るぞーっとヽ(´▽`)ノそういうコトです!
1週間に渡りお伝えしてきた
【 がんばろう!日本 】を高らかに掲げたツインリンクもてぎ復活祭の終盤。
午前中のJSB1000クラス第一ヒート観戦を終え、
ピットウォークの後は週刊バイクTVのイベントに参加致しました。
【 チバテレビ 週刊バイクTV 】←番組ホームページはこちら。
厳密には、観戦前の段階で既にイベント参加申し込みはしていたのですが
どちらかというとイベント目的というよりは、
番組がライダーの為に用意してくれた専用駐車場に停めさせて頂いたお礼にと、
プログラムの賑やかしになればとエントリーしたというのがホンネだったり。
※7/12 23時追記:今週はちらっと(人文字のシーンでちっこく)映りました(笑
バイク品評は7/19放送の後編みたいです^^
ちなみにエントリーしたのは【勝手にツーリングアワード】というもので、
任意で申し込んだライダーの乗ってきたオートバイの中から、
”番組MCが気に入ったものor特定の条件に合致したものを表彰する”というもの。
”任意”ですから、参加しなくても駐車場は利用させて頂けるのですが、
入り口から専用駐車場に入るやいなや、
スタッフさんが、番組本部テント目の前に誘導してくれたのも参加の動機です(笑
運営テントの目の前、入り口からすぐの場所に誘導されました。
前回も申し上げた、エントリー特典としてのピットウォーク券プレゼントの他に、
抽選会に参加させて頂いたりもしました。
くじを引き、係員さんに手渡すと・・・にわかにテントがざわつきます。
スタッフさん揃って「おめでとうございますー!すごいです!」みたいな。
当初の私は『・・・?木の棒???』と不思議な顔をしていたのだと思います(笑
実はこれ、スタッフさん曰く
「日光の縁起物なんですよ!おめでとうございます^^」だそうで、
余所のイベントであまったTシャツやらなにやらよりは”アタリ”だったようです。
頂いたものにケチをつけるほど落ちぶれてはおりませんが、
理解するのに少し時間がかかってしまったのは反省点ですね(苦笑
わざわざ”日光”名義でご用意くださったのですから、今は素直に嬉しいです♪
ところで、昼過ぎの”週刊バイクTVイベント”というのは
この”勝手にツーリングアワード”の表彰を兼ねた番組収録というわけでした。
肝心の結果は・・・基本的にこういうものは、
”版権モノNG(ロスマンズはブランドです)”という不文律がある上に、
缶スプレー塗装の私のCBRじゃあ流石に箸にも棒にも引っ掛からないというか(笑
詳しくは《チバテレビ 7/12 22:00~》の本放送を御覧頂ければ、
或いは端っこの方に映っていたりするかもしれません。
関西方面やテレ玉でも放送されている番組なので、
ツインリンクもてぎ自体や、全日本の雰囲気を御覧になるのも楽しいかもです♪
(通例として数週間遅れますが、ネット動画としてもuploadされます)
エントリーはすれども、
自宅を出発直前に施したチェーンオイルがベトベトでしたし、バッグも積んだまま。
そりゃ選ばれるわけもないわという話で(笑
気温も湿度もかなり高く、
熱中症寸前の状態で焼けた地べたに座っての観覧だったバイクTVイベントも終わり、
もはや枯れ果てかけた体の水分を1Lほど補給してから、
午後のJSB1000第二ヒート観戦の為に、ダウンヒルストレートエンドに移動します。
おお?バスが90°コーナーを攻めていますね?
実は各レースの合間、ロードコースをバスで案内するというイベント。
ライダーのみならず、ご家族も楽しめる素敵なイベントだと思います^^
『それにしても暑い・・・というか頭痛い』
我ながら弱ったなぁと自嘲するかぎりでは御座いますが、
今にして思うと”所謂Ⅱ度”の熱中症だったようです。
結局のところKIAIしか選択肢はありませんが(笑
頭にタオルを縛り付け、日曜大工のお父さんみたいな状態で暫くいると、
いよいよJSB1000の第二ヒートのスタートとなりました。
TSRのCBR1000RRを駆る秋吉選手、第二ヒートも圧倒的でした。
そういえばこういうのも参戦しているのですね。
初号機だとか。実はエヴァンゲリオンはよくわからんのですよねー。
ガンダムならVからVダッシュ、ヘキサからセカンドVまで判るのですが(笑
でも好きな人にはタマラナイかもしれませんね^^
レース自体は秋吉選手の強さが光っていましたが、
今の時代では速さには繋がらない走法ながらも、
派手なドリフトを繰り出しながら90°コーナーを抜けるR1なども居て
なかなかにアツいレースでした。
そしてついにその時。
レース後、ウィニングラップで「うおおおっかっこえええ!!!」という事件が。
場所は同じくダウンヒルストレートエンドの90°コーナー。
SUZUKIのGSX-R1000を駆る加賀山選手が、ファンサービスの為に魅せてくれました。
「ギャギャギャギャギャッ」と、
白煙を上げながらリアを流してテールスライドをして90°コーナーに進入します。
『ギャギャギャ(中略)やけに深くまで流していますね?』
『・・・・???ガシャーン?????』
「な・・・なにやってんすか(汗」
グラベルに捕まるとタイヘンですよね^^;
拍手をする観客に颯爽と右手を挙げ、
なんとか無事?にコースに戻ってゆきました。
無論、ダウンヒルストレートエンドサイドで観戦していた人々は
万雷の拍手をもってお見送り致しました(笑
この選手、今年の参戦では自力でチームを立ち上げた凄い方で、
Tカーも補修パーツも満足に用意出来ないような状態だというのを、
第一ヒートのナレーションで伝えられていました。
そんな状況での身を挺してのファンサービスに、
(もちろん故意に転けているわけはありませんが、魂的な意味ですよ)
一気に『アツいライダーだなぁ』と好きになってしまいました。
次回、何かの形でレースを観戦する時には、是非応援させて頂きたいと思います!
JSB1000クラスが終わると、暑く長かった2日間も・・・
おっとその前に、最後のイベントがあったのでした。
本当の最後。
つい先程まで1000ccのレーサーが競い合っていたロードコースを
自分のオートバイで走れるという【パレードラン】が行われます。
でもこの参加は最後まで悩んだのですよね。
かなり体力と精神力の消耗が進んでいたので、
果たしてその状態でサーキット走行をしていいものかと。
とりあえずコース内でも標高の低いダウンヒルストレートエンドから、
ゲートまでの長い坂を上りながら様子を見つつ、
バイクTV駐車場までゆっくりと戻ると、少し体力も回復しなんとかなりそうです。
サーキット走行といってもパレードランですし。
バイクに積んで置いたライダー装備をフルに纏い、
(レーシングブーツ・グローブ・フルフェイスメット・プロテクタ入りジャケット)
場内を抜け集合場所の東パドックに向かいます。
参加条件も台数制限もとくになく、東パドックに集まりさえすればOK。
それこそスクーターからハーレーまで許容してあるので様々なバイクがいました。
コースイン待ちの列に並び、今か今かとライダー装備のままスタートを待ちます。
・・・5分。・・・・10分。・・・・15分。
「まだかーーーいっ!」普通の姿でも熱中症になりそうな状況だというのに、
ライダー装備では本当に死ねる気がいたしました。
こういう時ばかりは、半袖&半ズボンのハーレー乗りが羨ましいですね^^;
もうどれくらい待ったか解らない頃になって、
ようやくスタートの合図がありましたので、エンジンに再度火を入れて待機です。
『それにしても一切のルール説明が無いんだな』
パレードとはいえサーキット走行だというのに、安全説明がなにもありませんでした。
走り出すとその結果が如実に顕れまして。
こと、サーキットというフィールドでは、露骨にオートバイの性能差が出ます。
その為『パレードだし隊列ぐらい守らないとマズイんじゃ?』とペースを落とすと
スクーターや、ネイキッドにおねーちゃんを乗せたタンデマーが抜いてゆきますし、
抜かれたバイクにコーナー入り口のかなり手前で詰まり、
立ち上がりでは完全にブロックされた形になります。
(そこからインにもアウトにも自在に入れますが、相手を驚かせたら危険ですよね)
当然、ペースが低い方に合わせるコトは可能ですから対応はしていましたが、
そのリズムの合わなさたるや・・・それはそれは酷いものでした(苦笑
走りながら手を繋いでフラフラしているハーレー&ビクスクもいれば、
『なんでそのラインやねん!』という初心者風の女の子のドゥカティモンスターまで。
そして、彼らの邪魔にならないように考慮しながら走っていると
調子に乗ったバイカーに次々と抜かれる・・・と^^;
東パドックからの出発でしたが、2コーナーあたりでもう完全に面倒になったので、
そこからは一番左のコース際まで寄り、
グラベル手前の白線から10cmほどのラインをトレースして進むコトに。
コース際ならば他のライダーと絡むコトもありませんし、
パレードランで目を三角にして進むような空気を読まないのもちょっと(笑
当たり前のコトではありますが、
こういう事があるので、通常の走行ではレベル毎にクラス分けがされるんですよね。
そういう意味で、様々な素性のライダーが入り乱れているのは判っているわけですから、
運営サイドにはせめて最低限のルールの説明ぐらいはして欲しかったと思います。
そんなパレードランが終わると、
2日間のレースも本当のフィナーレを迎えます。
結果としてパレードランに参加したライダー達が主に、
一番最後にサーキットを離れることになるのですが、私も例に漏れず。
実は荷物満載のままパレードをしていたのでそのまま空いた北ゲートを抜けました。
時間は既に夕刻ですから、
社会人の宿命たる翌日の仕事が気になる時間帯でもあり。
もてぎからは結局、守谷SAでハイオクを満タンにしただけで
一切のトイレ休憩も取らずに帰宅と致しました。
今回の走行距離は【 431.1km 】
主にツインリンクもてぎの中に居たものですから、走行距離は控えめです。
そんなこんなで、
1週間に渡った今回のツーリングレポートを完了とさせて頂きます。
総括としては、
・熱中症に気を付けてください。一歩間違えると本当に死んじゃいます(苦笑
・オートバイに、そしてライダーにできる、日本を活気づけることもある筈。
・オーバルコースの修復は困難なようですが、もてぎロードコースは復活!
・個人的に、7/12放送の週刊バイクTVが楽しみです(笑
そしてなにより【 がんばろう!日本 】ということでヽ(´ー`)ノ。
お付き合い、ありがとうございました~♪