主にオートバイ。時々クルマ。
なんだかんだと永年のブログです。
風に向かう刻
人生の潤滑油(意味不明
もはや語り飽きた感もございますが、
2週連続の歴史的大雪に続いてまた水曜も降るとかなんとか。
職業ドライバーの皆様本当にお疲れ様でございます。
ただ一般ドライバーの皆様は
あまり徒に世間様に迷惑をかけるものじゃありませんね。
何故、敢えて自家用車で出かける必要があったのか。とね。
自分だけは大丈夫という慢心は自宅内だけにしておきたいものです。
さてさて。
そんなこんなで大人しくしていた由でございますが、
2週間前からやろうと思っていたCBRのグリスアップを行いました。
今回のターゲットは次の4箇所。
【シフトリンケージ】 【ブレーキペダル】
と、ついでに油圧クラッチのフルード交換も行います。
まずは左右のレバーを取り外して洗浄。
写真はクラッチレバーですが、
ご覧の要領でパーツクリーナー&ブラシでごしごしと。
片側のレバーを洗ったのみでこんなに汚れが出ました。
あまりマメな方じゃありませんで汚れが溜まりがちです。
洗浄&脱脂が終わったらばグリスを塗布して組み付け。
ステアリングステムでも使用したウレアグリスを
これでもかと叩き込んで、はみ出したものは後でふき取ります。
組み付けたあとはスイッチ類の動作を確認して
レバー及びグリップを脱脂したらばひと段落♪
お次は油圧クラッチのフルード交換です。
ブレーキほど神経質に管理をしておりませんが、
容量の少なさゆえか、
比較的早くマスターカップ内の作動液が黒くなります。
諸説ありますが、東京は町田のバイク屋曰く黒さはグリスだとか。
ご覧の通り結構黒いです(苦笑
汚れた液をホース→スレーブシリンダへと流す理由もないので
エアが混入しない程度に古くなったフルードを除去しておきます。
よし、これでカップは綺麗に。
こうなればあとはフルード交換だけ。
茶色くなった古いフルードがたっぷり取れました。
ハンドル周りのレバー類のメンテを終えたら今度は足。
オートバイは両手両足を独立操作して操るのも醍醐味ですゆえ、
足で操作する部分のフィーリングもとっても大切です。
まずはシフトリンケージから。実はここの清掃は久々です。
普段は細いノズルのスプレーグリスで誤魔化しておりました。
ともあれぴっかぴか。
シフトリンク部2箇所とペダル軸を
共に洗浄・グリスアップして再び組み付けてゆきます。
うむ。気分がよいです♪
あと一息で作業も完了。続いてまいります。
・・・が、この辺で写真を撮るのが面倒になったようで
色々と割愛して参ります(笑
ブレーキ側のヒートガードを外しステッププレートを外してから
ブレーキスイッチを外しつつ、リターンスプリングも外します。
更にマスタシリンダのピストンとの接続軸を抜いてペダルをフリーに。
『そういえばスナップリングプライヤどこだっけ』と
2秒ぐらい悩んだのですが
そういえば元々持っていたものが行方不明になり、
100均なのに315円で売っていたものを予備に買ったのでした。
チェストケースを買う前は、
使用頻度の低すぎる工具は行方不明になりがちでした。
スナップリングを取ればあとはペダルが抜けます。
が、ここの潤滑不足は酷いものでした。
いくら今はリアブレーキを基本的に使わなくなったとはいえ、
思い起こせば買ってから1度もバラした記憶がありません(苦笑
グリスが完全に油分を失い、ボンド状に固化していました。
こちらもシフト側同様に完全に清掃し、グリスアップして組み付け。
ブレーキスイッチの作動を確認してから、
各部を本締めして組み上げて終わり。
最後に今回分解整備した各部の動作確認を行い、
メンテスタンドで上げていたので
エンジンをかけてシフトチェンジの確認も完了です。
作業自体は至極簡単なことではありますけれど、
やるとやらないとでは大きくフィーリングが変わる部分4箇所の整備。
自分のオートバイですからこれぐらいはマメにしないとですね。
各部の増し締め方々確認されるのもありかと存じます。
さて、次のメニューはペダルの滑り止め加工かしら。
社外バックステップに換えるのが手っ取り早いのですが、
なにぶん先立つモノがございませんで。
CBR600RRではモリワキ、NSR250RではTSRを使いましたが
TSRのステップはかなり好みだったのでずっと欲しいのです。
とはいえ6万円からの金額はポンと出ません(苦笑
かといってペダルだけのものに1万数千円も出し難いですし。
とりあえず春までにはやりたいところです。