ふくいんちょのつぶやき

山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長Kazuyoshiの
日常を通してのつぶやき

O院長の気持ち

2010-10-14 19:46:36 | 勤務医時代
 岩手での勤務医時代をつぶやく 

 理論も必要だが、なにより手先の動きが大事な歯科医師というこの職業。
(もちろんどちらも大事ですよ)大学では多くの患者さんに触れ合う機会が少ない
かな、と思い、大学の部活の先輩の勧めと、「多くの患者さんに接したい」その思
いがあり開業医へ勤務することに。大変な日々でしたけど、歯科医師として、そし
て、社会人として大切なことを学んだ勤務医時代をつぶやきます。



 勤めるスタッフの身だしなみにうるさい私ですが 


 それには勤めていた医院のO院長の影響が多々あります。
 
 
 

 ま、ただ、影響されただけでなく、基本的に身だしなみはきちんとすべきであると
 強く思うわけで、髪の色が明るすぎたり、髪で顔が隠れるようだったりする場合、
 患者さんに不快感を与えることもあるわけですから医療機関であり、社会人である
 以上身だしなみはきちんとしていて当然・・・ 

 そして

 身だしなみを整え、自分を律することのできること 

 ってスタッフ本人にとっても十分プラス なことだと思うんです

 
  
 
 なんですが、身だしなみを統一するのってけっこう難しく・・・・


 基準を作るのが難しいんですよね。





 盛岡で勤務していた頃、O院長も苦労していたのを思い出します。


 
 O院長がスタッフに身だしなみについてアレコレ指摘、改善するよう何回か言った後・・・

 数日はいいんですが、ある程度日数が経過すると元に戻ってくるんですね

 
 





 O院長  「同じこというのって、自分も疲れるんだよな~。アレコレ言いたくないんだけど。。。
      
      もう、言うの疲れたから・・・・

      Kazuyoshi先生、君が指導しなさい」 
   


 ・・・・誰であれ、共に働く人とは上手くやっていきたいもの。
     
 内心、スタッフに注意なんてしたくないのはやまやまでしたが、ここはきちんと注意することが
「患者さんのため」「スタッフ本人のため」そして「医院のため」
 になるわけですので、それからは私がみだしなみに関して規律をはかることとなりました。
 (あと、きちんとしないと私が注意されるので・・・) 
 
   
 そもそも身だしなみがいいかどうか決めるのは、本人ではなく、

 「来院される患者さんがどう思うか」がもっとも大事なポイント。

 本人が「これでいい」と思っているのは判断基準にはならないんですよね。
 

 

 O院長も言いにくいことだけど、「患者さん、スタッフ、医院のために」に言わなければならない。

 でも、スタッフには「それくらいいいじゃん」「これくらいいいじゃん」とマイナスに受け止められやすい
 身だしなみのことは言いにくい。

 でも、言わなきゃならない。


 そんなO院長の葛藤。。。


 「Kazuyoshi先生、君が指導しなさい」 の一言で自分もよ~くわかりました。  

 

 医院や職業によって基準は様々でしょうけど 
 山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長のKazuyoshiでした。
  
コメント (4)
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