赤い指

　　父である院長から、


　　「これ借りた本だけど呼んでみな。」


　　と渡されたのは、こちらの本。

　　
　

　
　院長曰く　　「こんなおっかない本、なんでこんな怖い本をな～んで貸すんだと思って
　　　　　　
　　　　　　　読んでみたけど、最後にはジワッと涙がにじむ内容だから読んでみて」


　
　あまりにも「おっかない」を強調するので、どんな本かと思って読んでみると
　
　確かに、怖い。。。
　

　ホラーとかそういう怖さではない。恐怖もあるけど、読んでいて苦しくつらく感じました。
　読むのを途中で何度かやめようかとも思いましたが・・・

　
　現代における教育問題・超高齢化社会・そして介護問題と、どこの家庭にも起こりえる
　ことかもしれません。　それぞれにみんな直視しなければいけないことから目を背け、
　何かを見て見ぬふりし悩んで生きている。
　

　でも、やはり家族はどこかでつながっているんだ。。。つながっていたいんだ。。。　

　家族の絆を考えさせられる一冊でした。
　
　山形県　米沢市　笹生歯科医院　副院長のKazuyoshiでした。