全7話で、主人公西島秀俊が、事故で亡くなった妻が可愛がっていた7匹の猫たちと暮らす日常の中で、
「猫、譲ります」で、毎回訪れた人に預けて、その人たちの生き方を見る、
それぞれの家族生活、社会とのかかわり、けっこうシリアスでしたけど、
猫ちゃんたちの自由気ままな動きに目を奪われてしまいます、
1話、認知症のおばあちゃんに昔飼っていたそっくりの猫を身代わりに借りる
2話、リストラされ、家を売りに出した父親が最後に家の思い出に猫を飼う
3話、子どものいない夫婦が、初めて猫を飼う
4話、中学一年生の少年、学校に行けなくて、親にないしょで猫を連れて帰る
5話、火事で家族を失った大家さん、その店子との関わり
6話、生きることにつかれた女性、猫を連れて終わり方を探す旅に
このうち、里子になった子は3匹、
何匹居ても居なくなると寂しいもんです、
それぞれにゲスト出演があって、家族問題が主流でしたね
最終回は、「人はひとりでは生きていけない」孤独感を富田靖子さんが演じて、みんなのやさしさにキュン、黒猫の存在感大でした
レギュラー陣に吉瀬美智子、美保純、酒井美紀さんたち、
寡黙な主人公と対照的におせっかいでおしゃべりな獣医さんとのやりとりが暗くならず良かった
やっぱりネコちゃんたちが映ると身を乗り出してしまいました