「レミーのおいしいレストラン」

RATATOUILLE　　2007年　　DVD
RATATOUILLE：ラタトゥイユ



≪ストーリー≫
健啖家のネズミ、レミーは
余り物やゴミをあさって食べるのではなくて、美味しいものを頂戴する、
のが、彼の流儀
料理家グストーの本を読んだり、テレビで料理の仕方を見たりとか

ある日、家の主に見つかって仲間と共に逃げるが
レミーは一人ぼっちに
そして、そこはレストランの厨房

美味しいものが山のよう

目まぐるしい厨房で新入りのリングイニがスープをメチャクチャに、

それを見ていたレミーが味の修正をすると

お客は大喜び

意地悪なシェフは、リングイニに再び同じ味のスープを作ることを命じる

レミーとリングイニの奇妙な暮らしが始まって

・．・*・．・*・.・*・.・*・.・*

ブラッド・バード監督のアニメーション

で、初の実写が「ミッション・インポッシブル　ゴースト・プロトコル」だったとか

何だかずい分と趣が違ってるけど
「Mr．インクレディブル」なんかも面白かったなぁ

アニメって奇想天外なことができるから良いんでしょうね
ネズミが厨房なんて、不潔極まりないって、普通考えられないけど

アニメだとキレイな友情物語に変身するんや

この前の「魔法にかけられて」が意外と良かったんで、こっちも借りてみたけど・・
硬くなった頭にはちょっと・・
でも、映像はキレイ、舞台もパリで、

吹き替えの方が良かったかな？

「ペーパーバード 幸せは翼にのって」

日曜洋画劇場で「ハムナムトラ」を見、ジェット・リーが好きだから
でも彼のアクションはあんまし無かったな

いつも、「インディ・ジョーンズ」と被ってるって思っちまうんだよ
ユニバーサル映画とディズニー映画の違い？

ドラマ「運命の人」は録画
弓成が捕まったとか、あぁ、そこか、フムフム

で、

ペーパーバード　2010年　スペイン



≪ストーリー≫
1940年ころスペインは
ファシズム化するフランコ政権時代、国民は自由を奪われ
内戦で家族を失うものが多勢いた

そのうちのひとり、芸人のホルヘもそのうちの一人だった
妻と子を失ったホルへはその後一年間姿を消す

再び、劇団の前に現れ、相棒のエンリケと舞台に立つことに

そこへ孤児のミゲルと出会い、エンリケは世話をすることを提案する

息子と重なるホルへは彼に厳しくあたるが
エンリケのすすめで３人でパフォーマンスを演じることに



当局ににらまれているホルへだが、自分の信念は気高く貫いている

そんなとき、フランコ将軍の前で演技をすることになり

反体制側の者は彼を討つまたとないチャンスとばかりに、ホルヘに言い寄るが・・

・．・*・．・*・.・*・.・*・.・*・.・*

スペイン映画で、しかも"フランコ将軍"ってとってもマイナー素材です

そんな名前聞いたことあったよなあ

写真を見る限り、ウィットにとんだヒューマンドラマ？って思ってたら
それがとってもシリアスで

ホルへなんぞ笑ってる顔なんか舞台の上だけ
あとはずっと苦虫をかんだ顔で・・

やっぱり暗いですよ
でもね、その中で折り紙の"ペーパーバード"だけ白くてキレイなんです

最後の最後、ミゲルがおじいちゃんになってマドリードに帰って歌うシーンは胸が熱くなる

静かに、良かったです

「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉」

ヘアーカットをしていただくマスターがおススメの"ハリー・ポッター　死の秘法"
「えっ、まだ見てないんですか？」
って行くたびに問われるけど

今回は息子から
「見た？」
って聞かれた方をチョイス

というのも、「ペーパーバード/幸せは翼にのって」を見つけたもんで
もう一本は、こっちにしました


PIRATES OF THE CARIBBEAN: ON STRANGER TIDES　　2011年　　DVD
tide:潮の干満、潮流



人魚の棲む入り江の奥地に「生命の泉」（the fountain of youth）と呼ばれる泉を探しに
その水を飲むと、若さがみなぎり、生命が延びると言われる

キャプテン・バルボッサ（ジェフリー・ラッシュ）率いるイギリス国と、
海賊黒ひげ一味に加担するジャック・スパロウ
そして、泉を破壊しようとするスペイン国

その３者がジャックの謎解きをあてにたどりつく

・．・*・．・*・.・*・.・*・.・*・.・*

このシリーズするほど面白いと感じたことはないんですが
今回もやっぱり、わたしのツボとは微妙に外れていました

ジェフリーラッシュは「英国王のスピーチ」とはかけ離れていて、同一人物とは・・

ジョニー・デップは相変わらず面白いし、とっても楽しそうにやってる感はありますね

黒ひげの娘役の、ペネロペ・クルスは、・・スパニッシュで、お色気プンプン

ふたつの聖杯に、ひとつは泉だけ、もう片方は泉に涙を入れる
涙のほうを飲むと命が永らえるが、
泉だけの方を飲むと死んでしまう
という代物

これ、「インディ・ジョーンズ」でもあったよな

３Dで劇場で見ると面白かったかもね
音楽は好き


それと、オーランド・ブルームとキーラ・ナイトレイ出てません
実は知らんくて、いつ出てくるのかと・・・

「10日間で男を上手にフル方法」

HOW TO LOSE A GUY IN 10 DAYS　　2003年　　CS



≪ストーリー≫
雑誌社に勤めるアンディーは、
HOW-TOものばかりやらされて、自分の書きたい時事ネタをなかなか書かせてもらえない

で、新提案が「10日間で男にフラれる」HOW-TOもの
これが成功したら、望みをかなえましょう、と言われる

一方、広告社に勤めるベンは、
宝石の宣伝をゲットするために、ボスと賭けをする
それが、「10日間で恋人をゲットすること」

そのふたりがバーで出会い、お互い恋のかけひきを始める

フラれようとイヤ～な女を演じるアンディーと
ドン引きしながらも何とか恋人になろうと心広く持つベン

・．・*・．・*・.・*・.・*・.・*・.・*

シンプルで楽しい
お決まりのプロセスですが

ケイト・ハドソンのキュートなキャラがとっても良いし
マシュー・マコノヒーのイラついた様子もウフフって

2003年製作ですが、ファッションもステキおしゃれ度私好み

ただ、ラストはイージーでした

でも、ラブコメ、こんなもんでしょ
あとくされなく、素敵なケイトにGOOD

「オーストラリア」

AUSTRALIA　　2008年　　CS



≪ストーリー≫
２次大戦前、
イギリス人のサラは、オーストラリアで野生牛、馬を追う仕事をしていた夫の元へ訪ねるが、夫は何者かに殺されて・・

その事業の跡を負うことになる

雇い人のフレッチャーは粗暴で野心があり、現地人たちとの関係も悪くクビにしたため

何千頭もの野牛をダーウィンの港まで連れて行く仕事に雇ったのが
一匹狼のドローヴァー（ヒュー・ジャックマン）


アボリジニとフレッチャーの間に出来た少年ナラたちと共に旅は始まる

・．・*・.・*・.・*・.・*・.・*

港について終わり？ドローヴァーとサラとナラは幸せに暮らしました

いや、まだ犯人生きてるし・・・

そして、大戦が始まり、バラバラになった家族は？

実は３時間近くあって
もう終わり？と思うと話が続くし、
なんとなく、しまらないちゅうか、欲張りすぎっちゅうか、

ニコール・キッドマンとヒュー・ジャックマンのふたりのため、ちゅうか
いやこれは、ニコールのための映画だね

彼女のキッとした表情が全画面にずーっと続いて

オージーのふたりが祖国の物語をダイナミックに綴ってるのはよくわかるんやけど

「風と共に去りぬ」もどき？

ちょっとリキが入りすぎのように感じたけど

「縞模様のパジャマの少年」

一時期ナチス物はよく見ましたが、ここしばらく食傷気味で遠ざかっていましたが
CSで録画

THE BOY IN THE STRIPED PYJAMAS 2008年　　CS



≪ストーリー≫
ナチス将校の父を持つ８歳のブルーノは
母と姉の４人家族で、ベルリンに住んでいた

ある日父の転勤で郊外に行くことになり、ブルーノは友だちとも別れ
そこで新たな友だちとの出会いを待っていたが
屋敷の外へ出ることも禁じられ、学校にも行けず、・・

そんなときに裏庭から見える、みんなが縞模様のパジャマを着ている農場（みたいに見える）に近づき
塀際に居る８歳のシュムエルと話が出来る

強制収容所のことを知らないブルーノは、中で何が起こってるのかもわからず・・

ある日、シュムエルの父親がいなくなり、ふたりは探すことに
そして、ブルーノはフェンスの下から入り込み、縞模様のパジャマを着るが・・

・．・*・．・*・.・*・.・*・.・*・.・*

最後はきっついですね
こんな終わり方って、

心が折れるゥ


将校家族がひっこすのは家族揃ってじゃないとダメやったんかな？
将校の母親も、ブルーノの母親も、ナチスのやり方に疑問を持って、
そんな人もたくさんいたんだろか？

この時代、ブルーノの姉がどんどん洗脳されていくが、

彼は知リ得なかった結果の悲劇が・・


子どもを通しての残酷さが、見るものに後味の悪さを残す作品でしたね

運命の人

去年の夏、キタの雑貨屋さんでついでに買った小さな葉っぱに
ちっちゃいお花が咲いて、とってもキュート


セダムの一種らしいです

で、
「運命の人」
原作はついこの前に読んだとこ

山崎豊子さんモノといえば、渡辺謙とか唐沢寿明とか、あと上川隆也とか・・

テレビ化でもっくん？
さてどうでしょうか

とってもしっかり作られていると思います

長編でしたが、うまい構成になってますね
～なーんちゃってえらそうやけど～

昭子役の真木よう子さん、良いですね
さてこれからどんな風に悪女になっていくのか・・

それと、大森南朋さん演じているのはナベツネさん？(@_@)

楽しみなドラマです

「フル・モンティ」

DVDで借りるつもりだった「フル・モンティ」
グッドタイミングでCS放送
予告編通りのストーリーではあるものの
やっぱり面白かった

THE FULL MONTY　　1997年　　CS



≪ストーリー≫
かつては鉄鋼業で栄えた、イギリス・ヨークシャー地方のシェフィールドの町

そして失業したガズが考えた商売が、

たまたま見た、
巷での女性たちに人気のパブ・男のストリップ

友だちのデイブを誘い、かつての主任ジェラルドも引き入れて
オーディション？でタレントを募集



おじいさんやら、自殺志願者やらヤバイ連中ばかり

そんななか一応レッスンも積んで
いよいよ１週間後に本番というとき・・・

・．・*・.・*・.・*・.・*・.・*

フル・モンティってスッポンポンって意味らしい

イギリス・コメディもまたいい

やせぎすのガズ（ロバート・カーライル）とおなかポッコリのデイブ（マーク・アディ）
かつての上司（トム・ウィルキンソン）と
それぞれのキャラが面白いし

けっこう楽しめましたね
こんなん好きです

「デュプリシティ ～スパイは、スパイに嘘をつく～」

DUPLICITY　　2009年　　CS
duplicity:裏表があること、二枚舌



≪ストーリー≫
元CIAのクレア（ジュリア・ロバーツ）と元MI6のレイ（クライヴ・オーウェン）、
今は、トイレタリー商品のライバル会社の産業スパイ

そのひとつ、B&R社、どうやら新製品を開発
ペンタゴン並みのセキュリティに
エクイクロム社があの手この手で資料を入手しようと動く

・．・*・.・*・.・*・.・*・.・*

ネタバレあります↓


結局のところ、ふたりで大金を稼ごうと横取りするんだけど
相手が一枚上手だった、ってこと


「フィクサー」、「消されたヘッドライン」、そして「ボーンシリーズ」のトニー・ギルロイ監督なんですが、

これはふたりの恋愛関係にユーモアもあって、
キツイ社会派サスペンスではなかったようです

ストーリー的にはなかなか面白いんですが
そこもっと早く調べるやろ、普通、って

それと、
ジュリア・ロバーツ、クライヴ・オーウェン、以前の共演作品から
なんかふたりとも年とったなあって

クライヴ・オーウェン、やせ過ぎ？サングラスかけてる方がカッコイイ

「魔法にかけられて」

ENCHANTED　　2007年　　CS



≪ストーリー≫
ジゼルはおとぎの国で、最愛の人・エドワード王子と結婚するためお城に行き

王子のステップマザー、ナリッサ王女に魔法をかけられてニューヨークの現代へと落ちる

ビックリはするが
そこでもポジティブにお城を探すジゼル

そして、ロバートとその娘モーガンに助けられて・・

・．・*・．・*・.・*・.*・.・*・.・*

実は馬鹿にしてたんです
でも、エイミー・アダムスがお姫様だし、

ところがこれが面白い

エイミーのハイトーンのしゃべり口調がボケてて、

このとき33歳だったらしいですが
目元のリンクルが少しは気になりますが(^_^;)
いえいえ立派です、すっかりとお姫様

ストーリーはプリンセスもののお約束事にちょっとツイストも絡めて

スーザン・サランドンの魔女もイケてたし
チップモンク（シマリス）も活躍

白雪姫にシンデレラ、赤ずきんの要素もウマくミックス


ハッピーな気持ちになれました


ヒュー・ジャックマンとメグ・ライアアンの「ニューヨークの恋人」より
夢の世界でした