CINEMAとMOVIE?

英語&米語

映画大好き、ごきげんな毎日・・・そして、やってきた猫の話

久しぶりに「アンタッチャブル」

2014-01-31 11:52:29 | 映画・洋画
THE UNTOUCHABLES  1987年  CS

1930年代シカゴ、禁酒法の裏で荒稼ぎするアル・カポネ(ロバート・デ・ニーロ)に、真っ向から対決する財務省酒類取締局の捜査官エリオット・ネス(ケヴィン・コスナー)は、
警察がカポネに買収されてるとき、新たなメンバーを組織する・・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

アルマーニのスーツが一挙に注目され、このときケヴィン・コスナーに惚れました、若いなあ32歳、ちょっとイグアナ系の顔?


ワイドパンツだったんや、かっこいい~~

ショーン・コネリーのシブい役どころ、
アンディ・ガルシアのイケイケ青年警官、乳母車のシーンの決め顔と決めポーズはさすが
それと、ちょっとここには似つかわしくない事務官との4人で、
カポネは逮捕されるんですね



デ・ニーロは役作りで額の毛を抜いたとか、

昔、テレビドラマがありましたよ、それをベースにしてるって
母がよく見てたけど、ほんでエリオット・ネスって名前は知ってた、ロバート・スタックか、なっつかしい~

エリオットが妻に赤ちゃんの名前をジョン・エドガー云々、ってくだりのとこ、そうかあれはFBI長官の名前やったんか


やっぱり映画っていいよね、古くてもまた見られる
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「ヴェラ・ドレイク」

2014-01-30 15:07:58 | 映画・洋画
VERA DRAKE  2004年  DVD



≪ストーリー≫
1950年ころ、ロンドンで家政婦をしながら、つつましやかに生きているヴェラ・ドレイク、夫と息子、娘と暮らす
彼女は困った人があれば進んで世話をし、
この日も、近くに住む青年を食事に招待し、貧しいながらも満足した生活をしていた

しかし、彼女には誰にも言っていない秘密があった
それは、女の望まない妊娠を堕胎していた・・・

以下ネタバレですが~~~

人伝に依頼が来るわけですが、ヴェラは無償で彼女たちをただ助けている、という意識でやってたわけなんですね
もちろん罪の意識はあったんでしょうが、過去に自身が傷ついたこともあったりで、

ところが、ある娘がそのために死にそうになって、医師から提訴するように諭されて訴えられます
娘の婚約パーテイーでみんなが揃っているところで逮捕されるわけですが
何が何だか理解できない夫、母親を恥じる息子、と混乱します

実直に生きてきた彼女を責めずいつも寄り添う夫、
刑事、弁護士たちが彼女を擁護しますが、実刑になります

そして家族は愛をもって彼女の帰りを待ちます

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

ただ、そんな大それたことをしながらも普段は鼻歌まじりで、仕事をしていたのがどうも、
彼女に失敗はなかったから、でしょうかねぇ
ディカプリオとケイト・ウィンスレットの「レボリューショナリー・ロード」を思い出しましたけど、

ヴェラ役にイメルダ・スタウントン(「ハリー・ポッター」の女の先生)、
口利きの女性がどっかで見た、と思ってたよ、マイク・リー監督「家族の庭」に出てた
もうひとり、家政婦の仕事先の女主人も    〃

地味な映画でした、佳作です、良かったですね、しんみりとしました
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「欲望のバージニア」

2014-01-28 11:47:00 | 映画・洋画
LAWLESS  2012年  BD



≪ストーリー≫
禁酒法時代(1890年-1920年)、
バージニア州フランクリンのボンデュラント3兄弟は密造、販売で町の保安官たちとも一定のリベートを払ってうまく商売をしていた、
ある日、新任の特別補佐官のレイクス(ガイ・ピアーズ)がやってきて、とてつもない賄賂を要求する、
それを蹴った兄弟は執拗な暴力を受け始める

また、気弱な末弟ジャック(シャイア・ラブーフ)が、町でシカゴのギャング、フロイド・バナー(ゲイリー・オールドマン)の報復を見て、兄たちを見返すべく取引をしようと接近する

長男のハワードも一目置く次男のフォレスト(トム・ハーディー)は、うまく商売をやっていたが、新しい顧客の相手に襲われ、死にそうになるがどうにか一命はとりとめる

その仕返しをフロイドの手を借りてするジャック

3兄弟は仕事もうまく運び、恋もうまく運びかけるが、レイクスたちが密造所に攻めてくる・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

原作はジャックの孫が書いたんだって
不死身の3兄弟と謳われ、伝説化して、もちろん脚色もあるでしょうが、
なかなか面白かったです

女性の出番が少しなんですが、物語にはなくてはならない存在ですね
ジャックの一目ぼれ相手がミア・ワシコウスカ、
町から流れてやってきて兄弟の店で働く女がジェシカ・チャステイン~彼女はきれい

ゲイリー・オールドマンもっと出てほしかったけど・・
トム・ハーディーは頑強でスマートな頼りがいのある兄貴で良かったです
それと何といってもあのガイ・ピアーズ、もう出てきた瞬間、ヘビ顔で執拗で陰険、恐れ入ったよ


アメリカの歴史、ピりグリム、西部開拓、南北時代、禁酒法時代とやっと理解できてきたかな

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「東京家族」

2014-01-27 11:59:00 | 映画・邦画
2012年  地上波



≪ストーリー≫
瀬戸内海の島から東京に住む子供たちに会いにやってきた夫婦、周吉(橋爪功)ととみこ(吉行和子)は
町医者の長男のところに遊びに来るんですが、お休みの日ドライブに行くつもりが患者から電話が入る

次に美容院をしている長女のところへ行きます
結構流行ってて客が多い、両親をかまってやれない
それで、気を利かせて横浜のホテルへ泊まらせるんですが

そんなところへ来ても時間を持て余すばかりで、周吉が今回の目的のひとつでもある亡くなった友人のお参りをしたら帰ろうと決めて、
とみこは次男の昌二(妻夫木聡)のアパートへ行くと言いふたりは分かれます・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

録画しつつ追いかけ鑑賞、長くて零時半ころまで見てました
小津安二郎監督のリメイクらしい、そうかあれは笠智衆が演じてたんですか

子供たちはそれぞれの生活があって、両親に親孝行をしようと思って呼び寄せるんです
とみこは大島紬とか、エプロンとかも荷物に入れて楽しみにやってくるわけなんですが
どことなくちぐはぐになって、

とみこが突然亡くなって島にみんなが行きます
残った父親の世話のことになって、長男はいずれは東京で一緒に住もうと言いますが、
周吉は「二度と東京へは行かん、子どもの世話にはならん、親戚も居るし役場もある、一人で何とかする」って言い放つんですね

前の作品は見てないし、ストーリーも少し違うようですが、
わたしはけっこう見入りましたね

ものすごく日常的で、幸せなんだけど、切なく物悲しい、ほんと自分に置き換えるみたいな、
~母も亡くなったとこやし・・

とってもスローで、山田洋二監督らしい
ドラマティックでもなくって、って思ってたら、とみこさんが亡くなって・・・
キャスティングも良かった
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「グレート・ディベーター 栄光の教室」

2014-01-25 12:08:56 | 映画・洋画
THE GREAT DEBATERS  2007年  CS
DEBATE:討論、議論



≪ストーリー≫
1935年、差別視の激しいテキサス州・マーシャルの学校の教師トルソンは、
今年もディベートクラスを編成する
ジェームズ、ヘンリー、サマンサたちは、トルソンの厳しい指導の下次々と勝ち進んでいく

しかし、一方では組合運動を推進しているトルソンは、保安官に睨まれて留置される
黒人たちの陳情で保釈されるも、行動は規制される
  
ディベートクラスはトルソンの挑戦する学校を次々討ち果たし、ついに夢であるハーバード大学からの招待の手紙が届く・・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

アメリカ南部で、バスを待つサマンサが白人専用と書かれたベンチの横に立ってる姿が映りますが、
まだまだ厳しい時代
黒人たちの虐げられた生活がありのままに語られます

そんななかで、アクションを起こしていく学生たちの真摯な姿勢に胸を打たれます

デンゼル・ワシントン監督・主演、また脚本もしたとか
彼らしい本来の映画な気がします「タイタンズを忘れない」と通じますね
久しぶりの王道映画、感動でした
ちなみに実話

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「リミットレス」

2014-01-24 15:34:00 | 映画・洋画
LIMITLESS  2011年  CS



≪ストーリー≫
ライターのエディは仕事が思うようにできず自堕落な生活、偶然会った元恋人の弟から脳を活性化させる薬NZT48を1錠もらう

試してみると効き目たるや過去に見たものすべての記憶がよみがえり、パワーも漲る
すぐさま再び弟のもとへ行くが、彼は何者かに殺されていた
そして、隠していた薬を見つける

短期間で仕事をこなし、次々と依頼も来るようになり、
ついには株取引で大儲けするようになって、ビジネス界の実力者カール・ヴァン・ルーンの片腕となる

しかし、薬の危険な副作用も現れ、また止めることもできず、トラブルが続く・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

覚せい剤の一種なんでしょうが、この薬のウラもあって
本が元なんだろうな、とは思っていました

えぐいシーンとかもあったりですが、ラストで救われましたね

今や旬のブラッドリー・クーパーと、大御所ロバート・デ・ニーロです
わたしは結構面白かったですね、とってもスリリングで

「世界にひとつのプレイブック」もそうやったけど、
もうすぐ公開される「アメリカン・ハッスル」にもこの二人出演してるんですね

見に行こうかなって
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「愛さえあれば」

2014-01-23 11:42:52 | 映画・洋画
寒い日が続いています。ワチャ(=^・^=)に昔タマが使ってたペット用のカーペットを出したけど怪訝そうにして使わず、相変わらずベッドでまんまるになって寝てます


DEN SKALDEDE FRISOR/LOVE IS ALL YOU NEED  2012年  デンマーク  DVD



≪ストーリー≫
ガンの治療を受けもうすぐ完治のイーダ、
夫はそんな苦しむ妻を見ることに耐えられず部下と懇ろに、
彼女はショックを受けながらも娘の結婚式で南イタリアのソレントへ

一方デンマークで仕事をするイギリス人フィリップも息子の結婚式でソレントへ
彼は以前妻を事故で亡くしていた

偶然にも空港の駐車場でトラブルを起こした花嫁の母と花婿の父、一緒に旅をすることに

そして、この別荘で結婚式を挙げる準備をするアストリッドとパトリック
嬉々とするふたり、しかし、パトリックの様子が少し変で・・・

・.・*・.・*・.・・*・.・*

言葉がフレンチでもスパニッシュでもない、ここはどこ?
そうかデンマークやったんか

南イタリアのロケーションは素晴らしい
レモンの木々、別荘のインテリアどれも素敵

前夜祭でのダンスシーン、曲が「ティンタレ・ラディ・ルナ」がかかってたなあ

ストーリーは熟年に差し掛かった二人が恋に落ちる話ですが、
フィリップ役のピアース・ブロスナンは仕事バリバリの上品な男性
そして、イーダ役のトリーヌ・ディルホムはかわいい女性を演じる、
スタイルが素晴らしくって、「未来を生きる君たちへ」に出てました


とにかくこれは風景にやられちゃった大人のおしゃれなロマンス映画でしたね


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ひとこと

2014-01-22 15:31:20 | 旅.散歩
忘年会をするつもりだったけど、母のことやらあって今日ランチ新年会。
たった3人だけど、古~いお付き合いの友人たち

明日と思い込んでいた彼女と、しっかり者の彼女
車で羽曳野市の中華海鮮「季し菜」へ
中は満席(@_@)、賑やかしい、おばちゃんばっかり

お味はフムフム、お酒がほしい・・・
しゃべりながら、しゃべる、いや食べる

奥のグループが盛り上がってる

しばらくしてグループ(10人?)が帰り際、おひとりが「うるさくてすみませんでした」って
嫌な顔したのを見られたのかも

次にお隣に座ってたご年配の方、「お先です」って

な~んとなく「阪急電車」の本を思い出したよ

一言って大事だよね

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「ペーパーボーイ 真夏の引力」

2014-01-21 11:29:45 | 映画・洋画
THE PAPERBOY  2012年  DVD



≪ストーリー≫
1969年フロリダのモート州、スイマーとして将来を有望視されていたジャック(ザック・エフロン)、
挫折して、父親がやっている新聞の会社のペーパーボーイ(新聞配達員)をしている

マイアミ・タイムズに勤める兄のウォード(マシュー・マコノヒー)が、同僚の黒人ヤードリーと、ある事件を追ってジャックのもとへやってくる
それは4年前、町の保安官が殺害された事件で、殺人犯ヒラリー(ジョン・キューザック)の冤罪の可能性を調査しにきたものだった

すでに死刑の判決を受けている彼と、数回の手紙のやり取りだけで婚約したシャーロット(ニコール・キッドマン)がやって来て協力する
その彼女に一目ぼれしたジャック

裏付け調査を進めるうち新たな事実も浮かび上がる
そのうち、彼は恩赦を受け出所する・・・

・.・*・・.*・.・*・.・*・

キャスティングがドンピシャで
ジョン・キューザックのクレイジーな演技は初めてだし~エドワード・ノートンっぽかった~
ザックのうぶな感じも良かった~ダンスはありません(^^♪
マシュー・マコノヒーの映画付いてますがこれはたまたま~マッチョ?ではなかった~
ニコールも彼女らしい

ストーリーはスリリングでとってもサスペンス
犯人捜しじゃなくてそれぞれのキャラが立ってて、
とっても面白かったです予備知識がなかったもんでやられちゃった感じです

ストーリーテラーがジャックの家の黒人メイド、アニタ
彼女には素直になれるジャックのこの事件にかかわる顛末を話しながら進んでいきます

ザックがこれからも良い作品でおとなな俳優さんになれればいいなあ
かつてのジョン・トラボルタのイメージと被るんですけど(*^-^*)


ところで、マイアミの舞台の映画「スプリング・ブレイカーズ」との映像が、陽と陰でこっちは沼地のジメッとした感じがとっても合ってたと思いますね
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桜木柴乃・著「ホテルローヤル」

2014-01-20 11:43:11 | 読書


<ストーリー>
第一話『シャッターチャンス』
男に請われラブホテルでヌード写真を撮られることになった女性
心憎く思っていなかった彼とのデートが今は廃墟になってしまったホテルで、
女性の気持ちはどんどん離れていく・・・

第二話『本日開店』
寺の後を継いだ息子、その嫁(大黒って言うんですか、知らんかった)がお布施と称して檀家に体を売る話

第三話『えっち屋』
父母が経営していたホテルを今日で閉めるその日
Hグッズ販売業の(真面目な)社員が引き上げに来る、
娘は最後に使ってみようと誘う

第四話『バブルバス』
お盆に墓参りに来た夫婦、待ち合わせの住職は約束の時間に来られず、
浮いたお布施のお金でホテルへ行く
久しぶりに数時間夫婦の時間を過ごす

第五話『せんせぇ』
高校教師の男性、妻が浮気をしている、しかも結婚を勧めてくれた校長と・・
単身赴任の自分が、妻には内緒で突然自宅に帰ろうとするが、
その電車に乗り合わせた生徒が予定を狂わせてしまう

第六話『星は見ていた』
ホテルの清掃員の女、夫は仕事がなく自分よりも年下、しかし毎夜営みは求めてくる
息子たちはいるが唯一連絡をくれるのは末の息子
お金を送ってくれた次の日、犯罪を起こしていた彼はこの世を去り、
仕事で遅くなった彼女は真っ暗な山道を帰る・・・

第七話『ギフト』
いつかここに「ホテルローヤル」を建てようと夢を見る男
仕事もうまくいってる、でも妻に浮気がばれ、男は女と一緒にホテルを始める

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

これも友人に借りた本
直木賞をとったとか、単行本でした。わたしは文庫本しか買いませんが(>_<)、
読み始めは結構キワキワで、あらま!、って
ところが意外と良かったですね暗いけど、

なんちゅうか、人生の悲哀・・みたいな
登場人物の生き方が、切ないです

物語の構成は面白く、心中事件もあったりと、ホテルにまつわるエピソードが書かれて
男女の裏に何があったのか、それぞれがイメージできます、つながりもあったりで、


作者自身が釧路のホテルローヤルの娘さんだったんですね
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