CINEMAとMOVIE?

英語&米語

映画大好き、ごきげんな毎日・・・そして、やってきた猫の話

浜口 倫太郎・著「お父さんはユーチューバー」と、馳 星周・著「少年と犬」

2020-12-04 12:19:23 | 読書

ほんま、読書っていつ以来?

聖書読んでから・・

かつては小説なしでは寝れなかったんやけど、

Mさんからまわってきた2冊

ユーチューバーの方はつかみが面白くなくて興味がわかなくて、

返本依頼されちゃった

 

再度借りて、ななめ読みして程よい感じで、オチは良かった、

お話は、

宮古島に住むお父さんと娘の海香、

かつてお父さんは東京でお笑いを目指してたけど、故あって海香と共に故郷に、

ユーチューバーで有名な女性の話から、

お父さん、友人たちに勧められユーチューバーになるんですよね

で、面白い父さんなんやけど、なかなか盛り上がらず、

ある出来事でバズる

いろんな真実が明かされて・・・

展開は良かったです

 

馳 星周【第163回 直木賞受賞作】

 

こっちは、東北大震災で生き残った犬がはるばる熊本に居る少年に再会の旅をする

エピソードが5話で

「男と犬」「泥棒と犬」「夫婦と犬」「娼婦と犬」「老人と犬」「少年と犬」

の連作短編集

どの中にも「死」があって、

ちょっとミステリーっぽいけど、

その解決はなくて、

犬(一応名前は多門)の旅を追う

最後は、やっぱり切ない

しかしながら、なぜか涙はあまり出なかったんよ

直木賞受賞作なんですね・・・

 

2冊とも一気に読みました

 

ただ、私は有川浩さんの「旅猫レポートの印象が強くて、

映画まで見に行ったし、

 

本は好きで、けっこう読んできたけど、

「聖書」を読んでると、やっぱり興味深くて、

洋画にも、たくさんの引用があるし、絵画にも通じるし、

深く理解できるようになったかな?

 

そして・・話は変わるで・・

先週の木曜、Mさんから金剛山の紅葉がキレイかったって聞いて、

午後夫と車で、

ウ~ン、ザンネン、

ピークは終わってた

麓のコスモスだけ収めたw

奥の段々畑がステキ

 

コロナ・大阪府に赤信号!

また、自粛生活や

 

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湊かなえ・「山女日記」

2017-01-26 11:32:06 | 読書


湊かなえさんと言うと「イヤミス」もの、と勝手に思い込んで買った文庫本、
へえ~~山やりはるんやって第一印象

今まで読んだ中では違ったもので、
こんなんも書きはんねんなあ、と、お得感が、

「山女」やし、女性が主人公のオムニバスストーリー、

1.「妙高山」
デパートの店員しっかり者の律子と、上司と不倫をしている由美の山行、
もうひとりが急きょ来れなくなって、
律子はあんまし好きでない由美を遠ざけながらも、マリッジブルーの気分を整理するように淡々と登るが、
由美の本当の姿に気づいていく・・・


2.「火打山」
バブル期に青春を費やした美津子は集団お見合いをして、真面目な人と付き合うことになって、
彼から誘われ初めての登山をすることに・・

3.「槍ヶ岳」
学生の頃、登山サークルで槍ヶ岳に上るも、メンバーの体調不良で頂上を諦めた過去がある牧野しのぶは、
単独登山をしてきた、
そして今回こそ頂上をと目指していたところ、熟年男女と共に行くことになり・・

4.「利尻山」
何もかも手に入れ勝ち組の姉と未だ自立できず、父の仕事を手伝いながら翻訳の仕事をしている妹、
姉に誘われ、利尻山に登ることに、
常に上から目線の姉の物言いに反発を感じていた妹だが、実は姉は夫から離婚を切り出され、気を使わない妹との旅行で悶々としたこころと向き合うためだった・・

5.「白馬岳」
4話の姉が小学生の娘を伴い、再び妹と白馬岳を目指す、
プライドの高い姉が、妹と娘に助けられる・・


6.「金時山」
律子たちと妙高山に行けなかった舞子が、恋人に日本一の山を目指して富士山でなくなぜか金時山に・・


7.「トンガリロ」
帽子作家になった柚月、昔恋人と一緒に行ったニュージーランドのトンガリロを再びトレッキング、
そこには、2話と3話の登場人物たちも・・

8.「カラフェス」
単独行ばかりしてきた主人公が山友達を求めて「涸沢フェス」に・・



結構楽しく読みました、
女性たちのいろんな思いは共感できるものだし、山のイメージが出て良かったですね、
とりわけ、「トンガリロ」は素晴らしいとこなんやなあ、と行ってみてえなあ、と
ニュージーランドに弱いもんで・・
それにストーリーも切なくて、柚月さんの悲しい胸中がよく出てた


久しぶりの小説で重くなく、意外な山話、恋バナで楽しめましたね


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渡辺和子・著「マザー・テレサ 愛と祈りの言葉」

2016-12-29 11:50:34 | 読書
マザーが語られた言葉が多く載っているんです、
「貧しさの中にあるキリストの姿、
貧しい者となりなさい、」

カトリックなので戒律に厳しいんですが、何回も読まないと入っていかないです、
素直なこころで再度、


2016年もあと3日、
今年はもうどんだけハードな年だったか、
ほんま試練の年でしたw

去年は露ほどにも思い煩わなかった出来事に、こんなこともあるのかとつくづくと、
世の無常に思い知らされているわけで、

4月にハプニングがあって、それから7カ月間、映画三昧だった私の環境が一変しました、
人間関係のもろさ、はかなさを実感し、
信頼感、愛情の崩れ去るのを傍観しました、

その修復に奔走し、解決に奔走し、人生初の弁護士依頼になったわけです、
今では、また夫と二人の生活に戻れたわけですが、
当事者のPTSDは深く、まだまだケアが大切な状態です、


彼女の信仰がホンモノで、ほんま救われました、
ほんで、いっぱいバトルもありました、

この私も少しはその道を歩けてるのかな? 
~なんちゃってクリスチャンより、










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みなみななみ・著「シネマで知っ得ななみ的雑学」

2016-12-24 21:49:20 | 読書
教会で目にした一冊、
なるほどね、聖書が解れば映画も深みを増すわ。

ただね、英語を知ろう、的なことは覚えられんけど、



<目次>から
・「マトリックス」
 トリニティ:「三位一体」って意味なんだって
 「三位一体」とは、神(God)ーイエス・キリスト(Jesus Christ)ー聖霊(Holly Spirit)です。
 ネオが救世主で、人類を支配するマトリックスの奴隷状態にあると、そこからの解放だと、
 へぇ~、知らんかった、

・「レイダース・失われたアーク」
 アークは「十戒」を書いている石板を入れて運ぶ箱のことやて、
 知らんかった、

・「フォレスト・ガンプ」
 ベトナム戦争で両足をなくしたダン小隊長、
 旧約聖書の「ヨブ記」のヨブと言う男の話、
 ヨブは信心深い人なのに次々と不幸に見舞われる人、
 それで、神に怒りをぶちまける、
 ダンも神にぶつかると、そうか、今ならわかるわ、

・「炎のランナー」を見てユダヤ人の大変さについて考える。

・「オー・ブラザー」
 3人の脱獄囚、道中で川で洗礼式をやってたのに出くわす、
 そのうちのひとりデルマーが、その洗礼を授かるんだけど、
 洗礼式とは「魂と心の変化を公に発表する」ための儀式、
 その魂の変化とは「罪のために一度死ぬ、そして、キリストの命をもらって新しく生まれる」と、
 今までの罪もこれからの罪もすべてキリストの名において許されるんだけど、
 ただ、刑法と魂の法律とは違い、犯罪人であることには変わりはないわけです、
 だから、囚人は牧師との交流はよく出てきますよね

・「セブン」とかも載ってました、


宗教が解ればよりよく理解できる、
確かに、深くて面白い

こういうのんもっとないかなあ

昔読んだ「聖書入門」を再読、
今ならよう解る
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佐藤光弘「寝る前に読んでください。」

2016-08-03 12:04:32 | 読書
昨日見に行った「トランボ」で、オカメインコが出演、
なんとも可愛くて、シナモン種のおとなしい子でしたね、トランボの肩に乗せて外に連れてたけど、羽はカットしてるんだろか?
今、留守中の娘宅に2羽の世話に毎日出張中です

ちなみにもう一羽はルチノー種

それと、
二日ほど前NHKに岩合さんが出てらして、スマホで猫ちゃんを撮るときのレクチャーしてましたけど、
写真家である岩合さんご自身はケータイで写すなどしたことがないと、仰ってました、

優しく声をかけて、なでて、目線を低くして撮ると良いらしい



で、「寝る前に読んでください」と言う本を買ってて、


100篇くらいあるショートストーリーなんですけど、
なかなかよろしいねん、
癒されます、すぐに忘れちゃうけど、一篇一篇良いお話しが詰まってます、

生き難い世の中ほっこりしました



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浅田次郎・著「中原の虹」全4巻

2016-07-11 10:53:20 | 読書
開票結果は変化を求めない民意の現れ?
アベノミクスあかんやん、と思うてたけど、また勝ち誇るんかな?
改憲はどうなるんやろ?



清朝末期の光緒33年(明治40年、1907年)から民国5年(大正5年、1916年)

なんとまあ2月から読み始めてやっと先週読み終わって
な~がいことかかりました

チュンレイ(兄)、チュンル(弟)、リンリン(妹)の再会シーンは胸が熱くなります
ただスケールがでっかくて想像が私の頭では追いつけなくて、
中国の歴史、満州の歴史、なんや難しかったです

張作霖と袁世凱、それぞれに関わる人々、
孫文「辛亥革命」、中華帝国・・聞いたことある

「勳(イサオシ)は民の平安」を掲げて中原に向かう満州の覇者、
清朝西太后の人間性、張作霖の馬賊の話は面白かったし、3兄弟のエピソードは良かった、
袁世凱は憎まれながらもよくやったんでしょう、

3部作残りの「珍妃の井戸」もそのうちに読みましょう


それにしても遅々として進まなかったのは、環境の変化?と、政治のお話しにアレルギーがある?
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浅田次郎・著「中原の虹」まだ途中

2016-05-03 21:49:31 | 読書
舞台は清朝末期の光緒33年(明治40年、1907年)から民国5年(大正5年、1916年)6月の中国。
海外列強により蚕食されつつある状況を憂いた西太后は、かつて幽閉した光緒帝と共謀して自身の手で清を滅ぼすことを決意。
落日を迎える清朝に代わり覇権を握らんと各地の軍閥がしのぎを削る中、
占い師に王者となると予言された馬賊の張作霖は、己の野望を叶えるために苛烈な戦いに身を投じる。
その戦いは、彼に従う李春雷や周囲の人間たちの運命を大きく変えていくことになる。~wikiより~

文庫本全4巻
「蒼穹の昴」の続編ですね、
春児(チュンル)の兄・春雷(チュンライ)の物語、
馬賊の頭領・張作霖のもとに居ることになった春雷、
張作霖は、民からも一族からもぜったいの信頼を持ち、縦横無尽に活躍、勢力はいや増していく、

一方清の西太后は己の命と共に清を滅し、新しい時代がやってくる・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

張作霖に袁世凱が登場するんですけど、
なんやもうひとつ乗らず、遅々として進みません、

同居人(猫じゃありませんよ)の出現でペースも乱れ、床に入るとすぐに寝ちゃって、
なおさら面白くなくって、
「蒼穹の昴」はチュンルの物語でけっこう好きでした、
で、その兄の物語と思いきや、前述のふたり(張と袁)の話が主で、
満州の知識がなかったわたしは、中国の話とごちゃごちゃになってます、

後もう一巻あるんですけど、私にはこのまま盛り上がらずに終わりそうです、
でも、最後までは読みまする
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渡辺和子・著「目にみえないけれどたいせつなもの」

2016-01-26 10:59:25 | 読書
作者はクリスチャン、ノートルダム清心学園の理事長、1927年生まれ、
娘から回ってきた一冊、齢を重ねられてずいぶんとさまざまな事を経験されたようです。

若いときの勇気とは、何かに敢然と立ち向かい征服する勇気だったけど、
老いていくに受け入れ難いものを受け入れる勇気をもつ事ができた、と、

私も、目に見えないけれど大切なものを常に持っていたいものです。


あ~、しかし、パソコンが~
今日電気屋へ連れて行きます。
前のXP置いときゃ良かった❗😰
なかなかやね、
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黒川博行・著「落英」

2016-01-18 12:17:45 | 読書


<あらすじ>
大阪府警薬物対策課の桐尾と上坂、
捜査の追い込み中、拳銃を発見、
そのチャカは、16年前の和歌山の銀行・副頭取の射殺事件に使われたものだということが分かり、
ふたりは和歌山県警の定年前の満井といっしょに捜査を始める・・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

黒川博行さんのハード系小説、
地元が背景なのでイメージしやすいのと、大阪弁がけっこうキツイのでおもしろい

桐尾はバツイチ、ヘルス嬢と付き合っている、
上坂は薄毛で小太り、映画オタク~ここ良いよね~
満井は、なぜか金回りのいいハットを被ったおっさん

薬物捜査から浮かび上がった組、
その組員からつるんでのマリコン(海洋土木)、銀行融資と繫がって、

黒川さんの「疫病神」もそうだけど、組関係がよく出てくる、


満井が悪知恵を働かせて同じ拳銃を買い求めて罠にはめていくんですが、
事がうまく運んで、最後オチが、
そりゃあそうやな、そうは問屋は降ろさんぞ、的な、

まずまずでした、
「後妻業」はやっぱり面白かった


「英」は花・花びら。「落英」は散る花びら、また、散った花びらのこと。
繋げるとこうなるのか、良い装丁ですね、キレイけど、最後散るんや~死にませんけどね
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川村元気・「世界から猫が消えたなら」

2015-12-04 11:15:05 | 読書
木枯らしが吹いてるし、ときおりまた雨も、
昨夜は元ママさんバレーのメンバーと食事会、
久しぶりの夜遊びでちょいとお疲れ、
でも同じ釜の飯を食った仲間たちの関係は心置きなく時間が早い・・


「世界から猫が消えたなら」
 

30歳の主人公が脳腫瘍と言われ、悪魔が出現、
彼から命と引き換えに何かをこの世から消していく、
1日目、電話を消し、
2日目、映画を消し、
3日目、時計を消し、
4日目、ネコを・・

ってことですけど、原作者は映画プロデューサーなんですって、
「電車男」「モテキ」「告白」「悪人」とかの、

ついタイトルにひかれて買っちまいましたが、
割と本はシリアスなものが多くって、これはちいとばかり違うな?と思いました

コレ系では有川浩さんの「旅猫リポート」はわたしの中では珠玉の1作です、
「世界から・・」は、
やはり映画にまつわる話も出てきたし、うんうんと頷きながらの進行でしたけど、
なんか物足りないんですね、
猫のキャベツが消えるくらいなら、世界からネコが消えるくらいなら、
自分一人が居なくなっても世界は変わらないと、

生きることって、どういうことでしょうかね、ハードですよね

それにしても、このお母さん優しすぎ

佐藤健さん、宮崎あおいさん出演で来年ロードショー、
ひょっとしたら映画の方が良いかも



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