CINEMAとMOVIE?

英語&米語

映画大好き、ごきげんな毎日・・・そして、やってきた猫の話

「間宮兄弟」

2011-09-29 11:01:59 | 映画・邦画
ほっこりのんびりまったり~~とした映画

「間宮兄弟」  2006年



(多分良い環境で育ったであろう)兄(佐々木蔵之助)と弟(塚地武雄)は二人暮らし
仕事も順調、仲もすごく良い

ただ女性に関してはずい分と純情で晩熟(オクテ)

ある日カレーパーティーをすることに
レンタルビデオショップの直美(沢尻エリカ)と学校の先生(常盤貴子)を招待する

風変わりな兄弟に毒気なしと見たふたり
彼らの家に訪れると、そこにはバラエティに富んだ本がぎっしり

アナログ系のゲームに興じながらも楽しく時を過ごす

ちょっとした恋心も芽生えるが実らず

ちょっとしたハプニングがあっても腐らず

ふたりでやり過ごしていく

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

全然盛り上がらないんですが、何だか妙にホッコリしましたね

今どきこんな人間いねぇよ、って思いながらも
なんかニンマリして、終いには大笑いもしながら

兄弟の母親が中島みゆき、またこの人がええ感じ
沢尻エリカは、ゴタゴタ事件の前なんかナ?やっぱりカワイイ
それに、妹役は北川景子

とってもハートウォーミングムービーでした
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「ラスベガスをぶっつぶせ」

2011-09-28 17:04:11 | 映画・洋画
「21」  2008年
ベンはハーバード大学に入ることが小さいときからの夢だった
今はマサチューセッツ工科大学で優秀な成績を収め、ハーバードにも入学の確定はできている
ただ、学費を奨学金で、と思っている彼にはあまりにも競争率が高すぎて
あっと驚かせるものがないとなかなか通らない、と言われる

まじめ一方だった彼にはそんな経験もなく
なんとか費用を捻出しなければならない

そんな時声をかけたのが同大学の〈ミッキー〉教授(ケヴィン・スペイシー)
彼はラスベガスでカード・カウンティングのチームに入るよう誘う



見たこともない世界で、ベンは成功し、大金を稼ぐ
そして、もっと欲を出すようになり、理性を失い失敗

ミッキーに有り金全部盗られ、すべてを失くす

何とかもう一度とミッキーに頼み込みにいくが・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

CS放送でしたがけっこう面白かったですね
ギャンブルのコワさ、純情青年が陥るコワさ
そして、したたかなミッキー、と役者は揃って
最後の展開もちょっとほくそ笑む感じでわたしは良かったですけどね

警備員(ローレンス・フィッシュバーン)との絡みも面白かったし


90年代にアメリカで実際にあった話らしいです
ケヴィン・スペイシーがプロデュースだって


~ちなみに、カード・カウンティングって「レインマン」のダスティン・ホフマンがやってた技だと~
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「ヴィクトリア女王 世紀の愛」

2011-09-27 11:35:53 | 映画・洋画
母の施設への道は狭くて大きな車は通りづらいと思います
そんな道をおばちゃんのチャリが前を走っていてはきっと邪魔なんでしょう

左が野ッ原のギリギリの線で車をやり過ごし、さてペダルをこいで・・・
あらら、バランスが・・・
左足を地面につくも、そこは大きな段差でそのまま野ッ原へ

まるでスローモーションのように倒れちゃいました

ひさしぶりに、ホントひさしぶりにこけちゃいました

でも、誰も見てなくてホッ


THE YOUNG VICTORIA  2009年


19世紀初頭時を制していたウィリアム国王は健康が思わしくなく
後継者となるべきヴィクトリア王女(エミリー・ブラント)はまだ成年にならず
誰もが摂政の地位を狙っていた

ベルギー国王もしかりで、彼は甥のアルバート(ルパート・フレンド)を呼び寄せ
王女に近づくことを画策
しかし、ふたりは惹かれあい、アルバートが帰った後も手紙のやりとりで絆を結ぶ

そして、国王が死去、新たに女王となったヴィクトリアは政治に関心を向けるが
首相(ポール・ベタニー)の言うがままになる

しかし政権が交代後も彼女は旧態を維持すると突っぱね、国民たちからの非難にあう

そんなときに、アルバートの純粋な愛に気付き二人は結婚
すくない休日を謳歌するが
アルバートがすすめる新しい体制に、自分が蚊帳の外に追いやられていることに憤慨
そして衝突

その後、お互いに理解が深まり、新しい統治をして行く

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

確かに、タイトルどおり「世紀の愛」ものがたりです
ヴィクトリア女王の歴史とは程遠くて

彼女の結婚、政治へのスタンスなどはわかります

このへんのストーリーとなるには、ちょっと物足りないかな?

エミリー・ブラント最近富みによく見る女優さんですね

あと、アルバートはオーランド・ブルーム似でした
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ケンコバ

2011-09-26 11:38:54 | Weblog
先日の連休
夫が1泊ゴルフのため、tちゃんと息子と3人で外食

しゃぶしゃぶを食しながら、ふたりの会話がおもしろい

tは息子が作る「リゾット」を食べたいらしく
「おっちゃん、いつ行って良い?」・・とか

また
「おっちゃん、ケンコバに似てるよな」・・とか

「おぉ、よう言われるねん、'キム兄'も言われたことあるわ」

わたしも知らないことがカミングアウトされたり
ゲームの話をしたりと、けっこう話がはずんでる

ちょっと面白い叔父、姪の関係



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「サーフィンドッグ」

2011-09-25 11:39:40 | 映画・洋画
動物のCGネタとかアニメーションは基本見ないんですが
つい予告の「サーフィンドッグ」に惹かれて

「鉄腕アンダードッグ」があまりにもわたしのツボにはまったもんで
それに今は笑が欲しいし

ところがこれがあまりにも幼稚すぎて、たくさん犬が出てきてダンスなんぞするんですが、
(-_-)フーッ

そう言えば、「マーリー」は人間社会の犬の話
「サーフィン」は犬社会の犬の話でした

たまに、サーフィンする犬の画像も見たことありますが、このグレートデン犬「マーマデューク」のサーフィンシーンはほんの少しだけ
なんで、邦題がこれ?

"MARMADUKE"


新作DVDで2泊3日520円、失敗でした


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「僕の大切な人と、そのクソガキ」

2011-09-24 11:32:40 | 映画・洋画
昨晩は寒くて合布団を引っ張り出し、でも今の外気は暑いし


CYRUS  2010年


7年前に離婚したジョン(ジョン・C・ライリー)は今でも元妻のことが忘れられず
立ち直ることが出来ない
そんな元妻にホットなパーティーをすすめられ
ジョンはアタックするも「シュレック」みたいないかつい面にことごとく彼女たちに敬遠されて
唯一興味を持ってくれた女性がモリー(マリサ・トメイ)

良い感じになるが、どこかミステリアスな彼女をある日つけていくと
家には22歳の息子サイラス(ジョナ・ヒル)がいて

母子家庭のふたりの関係はちょっと異常で奇妙

息子は母親を盗られまいと異常な行動をとるが
母親は溺愛していて

結局ジョンとモリーは別れるが・・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

昨日のウィル・フェレルとのコンビで「俺たちステップブラザーズ」はドタバタで面白かったし

このジョン・C・ライリーはとっても強面で、サスペンス、シリアス、コメディとけっこうよく見る顔です

その彼のこのタイトル、さぞや大笑い、と思いつつ・・
(ただし、原題は息子の名前「サイラス」)

結局はジョンとサイラスのかけひきで最後はハッピーエンド
重いっぽい題材をコミカルにしたような感じ、でした

悪くはないですが、・・

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「アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!」

2011-09-23 21:13:16 | 映画・洋画
ながいこと映画館へ行ってなかったような気がするけど
そういやぁ「モールス」を行ったのが8月6日

いろんなことがこの1ヵ月余りにあったからか

そんなこんなで梅田の「シネ・リーブル」へ

THE OTHER GUYS

≪ストーリー≫



N.Y.市警の花形刑事のふたり(サミュエル・L・ジャクソンとドウェイン・ジョンソン)は、体当たりで素早い犯人逮捕で有名

ところがヒートアップしすぎで呆気ない最後

そのふたりのポジションを奪うべくテリー(マーク・ウォールバーグ)は必死
ところが、相棒アレン(ウィル・フェレル)はデスクワークが良いと言う

何とか引っぱって彼の愛車、赤の「プリウス」に乗り捜査を始める



そこで、ほんの小さな事件、建築の足場許可を取っていない建築主アーションを逮捕するが、彼は何者かに拉致されて

実は彼の背後には大きな金融事件が隠れていた・・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

期待通り面白かったですよ
日本車「プリウス」の大活躍と
(わたしは存じ上げませんが)TLCの音楽ネタ
それに、ダサそうなアレンにホットな妻(エヴァ・メンデス)

ふたりのやり取りはウケる

のっけのヒーローデカも花を立派に添えてるし

ダメンズ刑事で終わると思いきや、けっこう最後シリアスな金融の話になったりで

そしてスタッフロールの最後のおまけも見たし

大満足の一日でした

でもね、ホントはダブルでもう一本「未来を生きる君たちへ」も見たかったんですが・・
ばあさんの所へ行かなきゃ(笑)
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ヘイデン・クリステンセン「アウェイク」

2011-09-22 10:48:35 | 映画・洋画
昨日の台風15号は東海から関東に行ったらしくって
ここ大阪はお昼辺りから雨も小降りに

あちらはずい分と大変だったようで・・


母の施設へ行くのはお休みと思ってたけど
今のうち、GO!
ちょっと早めに切り上げて帰って

トンガ対日本のラグビーの試合観戦
もっと善戦するかと思いきや、あららまた負けちゃいました

AWAKE 2007年


≪ストーリー≫

事業家の父の死後、後継者になったクレイは
益々拡大し、巨万の富を蓄えていた

彼には結婚を約束した恋人サム(ジェシカ・アルバ)がいたが
母親のリリスにはなかなか言えないでいた

心臓に大きな疾患を持っていたクレイ
移植の順番を待っている

母親は権威あるドクターをすすめるが、
クレイは親友のドクター、ジャックに任せると言い切る

そして、婚約者のことを話すが聞き入れてもらえず家を出る

心臓提供者が現れ緊急手術をすることになるが
クレイは稀に見る術中覚醒の持ち主だった

そこで聞いたことは、・・・

・..・*・.・*・.・*・.・*・.・*

ヘイデン・クリステンセンと言うだけでチョイスしました
「術中覚醒」って何?

コワいコワい、イタイイタイ
でも、痛みはあんまり感じないのかな?
でないと死んでしまうよ

手術シーンは目をあけて見られませんでした

結局はサスペンスで、覚醒してるけど訴えることが出来ず
魂が母親と会って・・・



面白い題材でしたよ

でも、やっぱり、痛い痛い(>_<)
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「運命の人」昨日の続き

2011-09-21 12:04:54 | 読書
台風の影響で昨日も大雨、今日も大雨
被害が出ないといいのですが 


山崎豊子「運命の人」
昨日の続きです
北九州の青果業の実家に身を寄せた弓成は、
記者になるべく、生業を絶って東京に出た彼だったが

豪腕でならした父親の庇護の下、何とか生活はしていたものの
すでに病を持っていた父が亡くなった後は、商売もうまく行かず、

終には他の青果業と合併の話が持ち上がり
彼は従兄弟にすべてを任して家を出る

身も心も荒んだ彼は、沖縄行きの船に乗り
まるで廃人のようになって、フラフラと海へ飛び込みそうになったとき
たまたま居合わせた渡久山に助けられる

弓成の様子を見て渡久山は自分の家に誘い
寝むことをすすめ、しばらくそこで静養することになり

やっと人間らしい心を取り戻せた彼は
その後伊良部島にわたり、島人たちと交わりながら
刺々しい気持ちも削ぎ落とされていく


そんな月日が流れ、
彼は再び沖縄の歴史を研究し始め、人々が閉ざしていた言葉を聞く

戦争のこと、基地のこと・・・・


一方、琉球大学・我楽助教授は
アメリカの大学へ客員研究員として出向していた
研究は、アメリカの対日戦略、そして沖縄返還に至るアメリカ側の政策だった

そこで手にしたのが沖縄返還に関する「復元補償費」400万ドルの密約文書だった

このとき2000年

数十年の時を経て、弓成の証言が立証される


・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*


沖縄密約、
詳しいことって知らんかったわ
いわゆる「西山事件」らしい

つい昨年、外務省が文書公開の決定をした、らしいです

いやいや、いつもながら山崎豊子さんの作品は社会派で良いですね
殆んど読んでいますが
この作品が最後になりそうって

主人公が絶望し、死ぬことばかり考えていたときに出合った渡久山とのくだりは
涙なくしては読めませんでした

裁判で、どろどろした男女の話に持っていかれ
検事側の「すりかえ」が功を奏して
外務省は無傷のまま

まったく理不尽な話で、やっぱり政府の不信感は募るばかりです

良い本でした
感動しました、おススメです


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山崎豊子著・「運命の人」全4巻

2011-09-20 13:11:46 | 読書
真夏のような暑さが今日は一気に涼しいです
台風の行方が気になるところ

「1Q84」BOOK2と並んで本屋さんに出てたのが2年前
単行本でよう買わなくて、文庫本になるのを待ってたんです



運命の人

≪ストーリー≫
昭和46年、新聞記者の弓成亮太は
外務省筋から情報を得て沖縄返還に伴う「密約」を手に入れる

当時、日本政府は3億2000万ドルを特別支出金としてアメリカに支払われたが

その内の400万ドル(時価で約12億円)は
アメリカが沖縄に「土地現状復旧費用」として支払うべきもので
本当は3億1600万ドルのはずだった

一時肩代わりとして日本側がそれも含めて支払ったもので

(~ちなみに、現在も支払われてはいない、~
ちょっとわたし頭こんがらがってるけど、この400万ドルって純粋にアメリカが払うべきで、この立て替え金は返してもらって、なおかつアメリカからもらうもの、ですよね)

このとくダネを女性事務官から得た弓成は
記事にするかどうかをキャップと協議の結果、情報筋を明らかにすることが出来ず、
「特集」として載せることにする

そして、政府に突き止めるべく、野党の議員に願いをこめて書類のコピーを渡す

ところがその議員がコピーを公にしたため
情報筋が発覚し、弓成と女性事務官の不義も露見してしまう

裁判になり、「国民の知る権利」を主題に戦った一審では
女性事務官は「国家公務員法・機密漏えい」として有罪に
弓成は無罪を勝ち取る

しかし、外務省は控訴
二審では弓成は「そそのかし罪」で有罪に

ふたりの間に情事があり、まして家庭もあった関係に
弓成は女性に、脅迫まがいのこともあった、と
彼女の身の上を守るべく、彼は反論せず

有罪を認め、新聞社も辞め、家庭も後にし

九州で大々的にやってる青果業の実家に身を寄せる


☆・・・・☆☆・・・・☆☆・・・・☆

後半まだまだありますので
続きは明日アップします





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