「フィクサー」

ゴールデンウィーク、
ホントはもっと早く行きたかったんですが、やはりタマのことがあったんで、
それにきのうは、夜もだ～れもいなかったんで、夕方上映の「フィクサー」行ってきました
なんばの敷島シネポップ、小さなシネコンで、人もまばら。

最初、ねむかった、何か分からんし、

初めに、ポーカーのシーンから始まって、もみ消し依頼の電話が入る
自動車事故のもみ消しなんだけど、ぜんぜんマイケル（ジョージ・クルーニー）がつれないんです。

帰りマイケルの車が爆破されて・・・

そこから、４日前にさかのぼってのストーリー展開
同僚の弁護士アーサーが探ってる農薬会社の訴訟問題をアーサーは証拠固めもしつつ、深く、複雑に解き明かしていく



後半、のってきます。
ちょっと、前のめりになるぐらい、

ジョージ・クルーニー渋いです
納得のいかない現実に疲れてて、精一杯の毎日を送る、しがない弁護士役を
演じてるんだけど、ちょっと男前過ぎるかな？
でも彼のシリアスな思いが伝わってきそう

「エリン・ブロコビッチ」 「シビル・アクション」を思い出します

ペットロス

きっとペットロス症候群になると思ってました
意外と淡々としていて、自分でも不思議なんです

昨日いつも良くして下さっているお姉さんの所へやっと行ってきました
私が尊敬している方です
実は、お孫ちゃんがそろそろ産まれそう、って頃が
タマも危なかったんです。

ドンピシャ、２２日、愛猫がなくなったすぐ後にメールが届いて、
男の子が産まれました、・・・って
で、しばらくタマのことは言わずにいようって心に決めて
お見舞いにも行かず、接触を避けていたんですが
きのう、様子伺いに行ったんです

あちらから、
タマちゃんどう？って聞かれ、
生まれ変わりやねぇ、って
そんな、動物と一緒くたにしたらあかんやろ、と思いましたが
彼女は、
タマちゃん賢かったからいいのよ、そんな気がしてたよ、なんてやさしく言われ、
しばらくはふたりで、ウルルゥゥ・・(T_T)

「 リトル・ミス・サンシャイン」

タマが逝った火曜日家に帰る前にＤＶＤを借りていました
さっきやっと観ることができました



問題だらけのどこにでもあるような家族の物語です。

イケイケのおじいちゃんと仕事にあぶれそうな旦那とファーストフードで夕飯を済ませる妻と何もかも嫌気がさしてる息子とミスコンに憧れている女の子と自殺未遂の叔父さんが、
ひょんなことから美少女コンテスト会場に行くことになった６人がぼろ車に乗って
何日もドライブします。

かねてから負け犬にはなるな、という夫のポリシーで、
娘の参加を決めるけど、気持ちはバラバラで
しゃ～ない成り行きの家族が、なんか色んな挫折を味わいながらひとつになっていく、

おかしくもあり、悲しくもあり、
でも最後ほんわか、良かった、って思える映画でした
役者もみんな、素敵！！
ブラボー！

さよなら、タマ

昨日タマの「お見送り」をしました。
1ｋぐらいしかなかったかも、とっても軽くって、
大好物のカツオとジャーキーとおもちゃとお花と共に預けてそこで「さよなら。」しました。

若い日の写真を出し、家の花をかざり、タマのスペースはカツラの横

少しずつ彼女の物が目の前から消えて、何だかやけに広くなったような、
がらーんとしています。

でも思いのほか、わたしは元気です。
昨日は胸がつぶれそうで、ＴＶをつけてないと、たまらなく
昨晩も、２階でぐっすりと眠れたし、
何なのか、またリバウンドがくるんでしょうが、

ウチの猫は天国へ(T_T)/~~~

昨日の２：５０とうとうタマは天寿を全うして旅立ちました。
朝、荒い息から、か細い息になり体温も何となく熱を帯びてる風でもなく、
立つこともできず、もちろん声もでず、体重はおそらくは１キロぐらいしかないような、水もスポイトで２CC飲んだだけで

毎日毎日、それこそ危ないんとちゃうかな？って思いながら
わたしも同窓会にも行き、遼太郎館にも行けて、
それに、あまり手も焼かせず、とっても親孝行な仔でした

３週間前から食欲がマッタク無くなって、様子が変で、獣医さんに診てもらい
それからは、３日に一度は通い続け、家では流動食を与えていました

日に日に弱って行く彼女を見るのはとってもつらく、
わたしも夜はいつもそばで寝るようにして、
もう駄目かな？と思いながら、彼女はよくがんばってくれました。

スポイトで飲むことも苦しがるようになり、
ペースト状のものを与えると、ペロペロと少しなめて

彼女のために買ってきたクリームを夫が食べてしまったりしたこともあって、
「さすが、お父さん、やってくれるねぇ」
精一杯看ている私に、
「オレの時も、そんだけ看てくれるか？」
なんて大ボケの夫に、娘や息子たちと笑ったこともあったりして、

昨日は、急にアベノまで行く用ができて、すぐに帰るつもりが
近鉄電車の人身事故があってしかも２件、
待っている間に本屋へ行き、やっと松原に着いて買い物も終えて帰ったら

タマは大きな口を開いて苦しそうにしていました
あわてて抱きかかえ、体をさすり、呼びかけながら・・・
でもそのまま息を引き取りました。

きっと待っていたんだと思います。

ありがとうね、おつかれさま。
ずい分と長い間２０年と６ヶ月もこの家をなごませてくれました。
５年まえに先に逝った犬のカツラと、あっちで仲良くね。

日本とイギリスは似てる？

タマも何とか持ちこたえています
だから、今日も英会話のレッスンに行くことができました。
ありがとう、タマちゃん

こないだ行って来た司馬遼太郎館で、Mに「竜馬がゆく」のブックマークを買ってプレゼントしました。
彼は、坂本竜馬や西郷隆盛などの名前は知ってて、幕末から明治維新の頃にとっても興味を持っているらしくって、小説も読みたいとか、
ただおかしなことに、英訳本ってなかなか無くって、日本に住んでるけれど、ネットで探した方がゲットしやすいみたい？(゜o゜)

彼の国イギリスと日本はとってもよく似てて、
島国だし、小さな国だし、歴史があるし
なーんて、いろんな話をして、
ただわたしは、彼に会うまでイギリスに興味は無かったんですがm(__)m

その内、お国柄の話でオリンピックの聖火の話になり、
なんで、日本人って中国や韓国を嫌うのか、とか
またまた込み入った話題になって、

でも今日はわたしもとっても面白かったです

明治維新の時に、「ザンギリ頭をたたいてみれば、文明開化の音がする」
これ、ホ－ムワークになっちゃいました

「パイレーツ・オブ・カリビアン」

“PIRATES OF THE CARIBBEAN: THE CURSE OF THE BLACK PEARL”
もう５年前になるんですか、あの頃、息子たちが面白いって言ってたけど、毎日がとっても忙しくゆっくり見てなかったんだわ。
“world end"まで見て記憶もまだ残っているとこへ復習？したらとってもよく分かって、最初に見たときはノリントン卿って悪いイメージしかなかったけど、最後物分りのいい人だったんやって解ったし、“end”で死んだなあ、悪いのはベケット卿だったんやなぁ、なんて確認したり、やっときちんと理解できました^^;

改めてみると、（ジョニー・デップはモチロンですが）
オーランドも良かったし、キーラ・ナイトレィもキレイ！
だってあの頃ふたりを見た映画は初めてだったもんで？？
でもオーランドってROAD of THE RINGに出てたんやったなぁ、分からんかったもんで・・・

ジョニーの海へ飛び込むところはとっても素敵だし、船上のアクションシーンもかっこいい、
月光で変化する骸骨と人との変わり身もとっても面白いし
ヒットした理由がわかったって感じ、今さらデスm(__)m

司馬遼太郎記念館

東大阪にたたずむ館でした
平成８年に他界したんですって、もう１０年以上になるんですね。

書斎を庭からガラス戸越しに見て、種々様々な木草の小庭を回って記念館へ

彼の書いたたくさんの本が展示されてあり、資料もまた気の遠くなるほどの蔵書がありました。
この土地は東大阪の物らしくて、記念館を建てるにあたって協力した多数の方々があって完成したようです。（知らなかったんですが、安藤忠雄の設計でした）
記念財団がその後運営しているとか
司馬遼太郎賞の設定もされて、若者の知的文化活動にも寄与してるんですって

前からとっても行きたくて、ホントは菜の花の咲いているときが良かったんだけど、な～んもない、雨こそ降らなかったけど、少し肌寒いような日になっちゃって

おまけに、タマのことも気がかりでもう少し足も延ばしてみたかったんだけど、そこだけで帰ってきました。

でも、やっぱり良かったです。
少し映像も見て、背景もちょっとわかって、
あれもこれももっと読みたくなってきました
今は、「歳月」を読んでいます
幕末から明治維新の頃の江藤新平を書いたものです。

「竜馬が行く」も「菜の花の沖」もまだ読んでないんです
長編過ぎて敬遠してました
つぎはどっち？？

「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」

原題“PROOF”
何の証明って数式の発見と
彼女のnot crazyな生き方の証明

天才数学者の父（アンソニー・ホプキンス）が、後年壊れていく
そんな彼の生活が気になって世話をしに娘キャサリン（グウィネス・パルトロウ）が戻ってくる
彼女も数学を学んでいる。
一緒に暮らすうちに、彼女は偉大な数式を発見する
しかし父に伝えられない。
数年後、彼が亡くなって若い教師ハル（ジェイク・ギレンホール）が父親の103冊のノートブックを調べにきている。

葬式の後彼女が検証したノートが出てくる
でもハルもキャサリンの姉クレアも彼女が証明した物と信じない
それどころか、姉は父と同じように妹も正気じゃないと思っている

NYに連れて行かれるキャサリンにハルが
彼女自身の発見であったことを伝えに来る

走り去るタクシーにハルが窓から彼女のノートを放り込む

・・・このシーン好きです！・・・

最後、もう一度“TRUST ME!”

って、彼女のこの言葉がこの映画の全てだと思います。

回想シーンで時間がちょっとだけややこしいですが
ほとんど4人だけで展開していくストーリーでした。
でもとっても見応えのある、シリアスなヒューマンドラマでした。
わたしは○マル

「ふたりにクギづけ」

こういうの好きです
マット・デーモンとグレッグ・キニアの結合双生児のめっちゃコメディーです
ちょっとクールなマットからは遠いキャラクターでしたが
彼のファンとしては大満足の映画でした

とっても明るい二人はファーストフードの店を経営している田舎町の人気者
得意の早業でオーダーを次々こなしていく。
モチロン常に同体の彼らなんだけど何をしてもうまい。

野球もホッケーも。
ある日ボブ（マット・デーモン）を説得してウォルト（グレッグ・キニア）が目指すアクターにチャレンジするためハリウッドに出ていく
お決まりの笑われ者で、揶揄される二人だけれど、
あったかい人もいっぱいいて、

メリル・ストリ－プやシェールが実名で出てて、
音楽もとってもいい！
「ムーンリバー」が流れる中を彼らは出て行き
そして帰郷する時にまたかかるの

「ボニーとクライド」の劇中劇でもミュージック最高

こんな映画があったことも知らなくって、
I was happy!
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