「ラ・ラ・ランド」

LA LA LAND　　2016年　　なんば



≪ストーリー≫
女優を夢見るミアとジャズバーの店を自分で持ちたいセブとの出会い、
二人の生活もままならない毎日から、セブはミアのために一大決心をする・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

悲恋物語なんですけど、最後にもし彼と結ばれていたなら・・・のエンドが「そうやなぁ」としみじみ、ちょいとほろっとした、

ライアン・ゴズリングのきれいなラブストーリーは初めてかな
いつも個性的な役が多いように思うけど、
スーツ姿はやっぱりクール、ただ、わたしはダークスーツの方がピリッとしてて好きやけど、

エマ・ストーンはスクリーンで見るのは初めて、
そんなに美人とは思わなかったm(__)m
「ヘルプ（2011）」のときは初々しかったね

タップダンスのシーンが一番好きです、
ライアンの方ばっかり見てました、
エマはウマい

やっぱ、俳優さんたちって何でもできるのね、
歌も踊りも、
監督が「セッション」のデイミアン・チャゼル

最後終わったとき、隣の老婦人が拍手してました




久々の劇場で音響もムードも良かった、
良い気晴らしのなりました

「誘拐の掟」

A WALK AMONG THE TOMBSTONES　　2014年　　CS
TOMBSTONE：墓石、墓碑



≪ストーリー≫
アルコール依存症で遭遇した事件から刑事を辞めたマットは断酒会で、ある男から依頼が来る、
それは、妻を誘拐された弟のために捜査をしてほしいと、
麻薬ディーラーの弟のもとに身代金の要求が来るが、妻は残忍な殺され方をして戻ってくる・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

リーアム・ニーソンがシブい探偵役ですけど、彼のアクションはなんかキレ感がなくて、
たっぱがあるからかな、
悪くはない内容でしたけど、誘拐犯が猟奇殺人者で、金持ちそうな女性を狙っては遣っちゃうみたいな、

頭はスマートで、取引なんぞは強気でそこは良かったですけど

最近彼の作品でアタリが少ない・・・

「サード・パーソン」

THIRD PERSON　　2013年　　CS



3つのオムニバス、
一つは、小説家リーアム・ニースンが愛人との駆け引きの感じ
最も、この愛人、父親との関係もあってかなり心に複雑なものを持ってる、と
二つ目は、詐欺師エイドリアン・ブロディが美しい女性に惹かれ詐欺にはまる、
そして、
三つ目は、画家のジェームズ・フランコと元妻ミラ・クニスとの子どもの親権争い
妻が虐待をしたかどうかという事実、


一つ目の男女関係は複雑です、
あとは単品で仕上げてもそこそこ面白かったかもと、

見終わっても、そうかそう繋がるのかと言ったスッキリ感がなく、もやって消化不良でした
タイトルの意味が解らん、作家の目から？


ところで、「ゾンビランド」をレンタルして昨日見てたら、途中からDVDが壊れててアウト
「ウォーキング・デッド」を見てるから見れそうやったのに、
もうええかって感じ

「神様の思し召し」

SE DIO VUOLE/GOD WILLING　　2015年　　イタリア　　DVD



≪ストーリー≫
腕利きの心臓外科医のトンマーゾは傲慢で鼻持ちならない、
ある日、毎日男友達と出かける息子が話があると言ってきた、
家族たちはてっきりゲイのカミングアウトだと思い込み、大きな心で受け入れようと話を聞くが、
その内容とは、神学校に行くことを許してほしい、と

息子の後をつけ、ある集会で神父が語るのを聞く、
胡散臭いこの神父を調べると前科があり、刑務所に入っていたことが分かる、

トンマーゾは身分を偽って神父に近づく・・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

久々の大ヒットって感じでした、終始笑えて、

トンマーゾはほんまいけ好かないオヤジです、
妻の悩みにも気づかず、娘婿にも不満、
すべてが見た目の勝ち組に自身が満足、

ところが、神父はカジュアルにイエスの愛を語るわけで、
そこに若者たちは惹かれていくんです、

失業して困っていると神父に近づいて、
フェイクの家を用意して、だましていろいろ持ちかけて、本性を暴こうとするんだけど、

ところが、自宅に息子に会いに来た神父にすべてバレて、償いとして、一か月間奉仕をする約束をする、
そこで、ふたりの間に信頼が生まれて、トンマーゾは変えられていく・・

人間そうは変われんものですけど、いやあ面白かったですよ
徹底的にトンマーゾが打たれていくんですね、

娘のリアクションも楽しかったですね、

「最高のふたり」の感じ
笑ったり、泣いたり傑作です

日野原重明プロデュース「ベー・チェチョル コンサート」

23日（木）シンフォニーホールにて、
2005年に甲状腺がんの摘出手術で声を失ったオペラ歌手ベーさんは、
その後、日本の京大病院で声帯機能回復手術をを受け、2008年奇跡的に舞台に復帰、
昨年11月に「ラブ・ソナタ」に行った際、このコンサートを知り、娘の希望でチケットを予約、
夫と３人で鑑賞

聖路加病院の日野原先生も来られる予定が、体調を崩されこの日は飛行機に乗れなかったようです、
御年105歳と聞きただただびっくりですが、この公演の数日前も台湾に行かれたようです、

お会いできなかったのは残念ですけど、映像を通して先生のお話を聞き、
「自分が何のために生きているのか」命のメッセージが伝わり胸が熱くなりました、

２部はコンサートです、
ベーさんの歌声は素晴らしく、その声には魂が艱難を乗り越えてここまで歩かされてきた様子がよくわかります、

オペラ歌手ではありますが、この日は
1.ゴッド・ファーザー
2.枯葉
3.ラブ・ミー・テンダー
4.べサメ.ムーチョ
5.アヴェ・マリア（カッチーニ作）
6.アヴェ・マリア（シューベルト作）
7.見上げてごらん夜の星を
8.タイム・トゥ・セイ・グッバイ
9.アメージング・グレイス
10.花にねむれ

「Time to say goodbye （伊:Con Te Partirò コン・テ・パルティロ ）」は大好きです、

輪嶋さんの司会は時には笑いも入れながら、ベーさんとの交友関係もかなり親密な様子でした、


もうずっと涙が流れっぱなし・・でした(:_;)癒されました

甘えん坊将軍

3月2日に「ギャラリー　ひとつぶ」さんでゲットしたクッション、
あまりのコーディネートに、何でもよく似合ってるやんと、自画自賛のワチャ君


くしゃみ鼻水は相変わらずなんですが、多分アレルギー？って
猫アレルギーの本猫が猫アレルギー？・・なわけないか
検査ってお金かかるみたいやし、敢えてしてないんですが・・



一日食べなかったあの日から甘えん坊将軍が加速して、おやつ、おやつ、でついて回るのんが、おいおいって



ついつい食べんよりいいか、って
あまあまな飼い主
先生も、療養食じゃなくていいし、どんなフードでもOKですと、
４㌔に回復しました


ところで、昨日悲しいお知らせを聞いて、
5年前、ワチ君の兄弟姉妹たち初めは13頭保護されたけど、元親さんとこに残ってたテンテン似の最後の子が虹の橋を渡ったんだって、
当初、女の子と思ってたし、テンテンにそっくりだったし、うちの子にと思ってたけど、
やっぱり凶暴だったし、ワチ君になった次第、

最後は暴れなくなって、Tさんに抱かれて眠るように旅立ったらしい、
とうとうワチ君だけになりました、
いつどうなるかわからないけど、みんなの分出来るだけ長く生きてほしいです

「クーデター」

NO ESCAPE 　　2015年　　CS



≪ストーリー≫
アジアのある国へ海外勤務になったジャック(オーウェン・ウィルソン)一家、
当日に大統領が暗殺され、ジャックの会社が標的となる、
娘を二人抱きかかえながら、妻と逃走する・・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

ずっと緊張感があります、
逃げども逃げども敵は追いかけてくる、
「水」等インフラを支配する西側国に対する反乱「クーデター」ですね、
先進国はインフラ設備を提供するように見せて、その国を支配していく・・と

最後は助かるとわかってるから見られました、
ピアース・ブロスナンが一役買ってます

子どもを投げるかよ！って感じ

撮影地はバリ島？



お口直しに今朝の「スッキリ！」出演のShawn Mendes「Treat you better.」

「海賊じいちゃんの贈りもの」

WHAT WE DID ON OUR HOLIDAY　　2014年　　CS



≪ストーリー≫
ロンドンに住むダグとアビー（ロザムンド・パイク）は今は別居中、
ダグの父親ゴーディが住むスコットランドまで子ども三人と誕生パーティに行くことになるが、
長女のロッティはメモ魔
長男のミッキーは海賊大好き
末っ子の次女ジェスは石やブロックが友だち、
と言う奇妙なキャラクターたち、
ましてそれぞれがおしゃべり、
行くまでに相当な困難、

二日がかりでやっとたどり着くが、ダグの兄も子供たちに手こずる、
しかし、バイキングの血を引くゴーディだけは温かく見守る・・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

それぞれの子どもがユニークで最高だよ、
お姉ちゃんはちょっと引き気味で大人を観察、
男の子はまだまだごまかされ易い年、
末っ子は気に入らないと息を止めるというスゴ技を見せて、～意識不明までやるそうで～

おじいちゃんと浜辺へ遊びに行くのよね、
おじいちゃんも家のごたごたにウンザリなんよ、
で、子どもたちに自分がガンであまり長く生きられないけど、
自分の葬式はこうして欲しいねん、とか言ってるわけ、

そこで、死んだ真似とかして笑かすんやけど、ほんまに死んでまうんよ、
で、しっかり者のロッティが一生懸命走って、大人に報告しに行くんやけど、
大人は相変わらずごちゃごちゃしてて、
嘘ばっかりついてるし・・・って感じ

で、浜辺に戻ってじいちゃんの葬送を子どもたちだけでやるわけですよ、
ちょいと沁みますよ

まあ、子どもたちが戻ってから大人たちは大変で、警察やら児相やら何やら、
マスコミも張り付いて、えらい騒ぎです、

でもね、ごちゃついてたそれぞれの家庭も収まるとこへ収まってすべてハッピー、です


イギリス映画らしいね、
「天使の分け前」は最高だったけど、こっちも好きですね、
ロケーションもキレイ　、
レズの婆さんとか、ダチョウとか、なんか面白い
「ヴィンセントが教えてくれたこと」ちょっと思い出す

最近じいちゃん系ばっかり、
そういえば、ばあちゃん系ってないよね

「ビッグゲーム 大統領と少年ハンター」

BIG GAME　　2014年　　CS



≪ストーリー≫
フィンランド上空、テロリストに狙われたエア・フォース・ワン、
地対空ミサイルで狙われ、脱出ポッドで非難した大統領（サミュエル・L・ジャクソン）、

また、13歳の少年が大人になる「狩り」の洗礼を受けるのに、森で獲物を狙う、
不思議な光線に驚き、偶然にポッドを見つけ・・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

フィンランドの少年は大統領も知らんねん、
悪党から逃げる変なおじさんと少年のサバイバル、

荒唐無稽で面白かった、
「E.T.」を思い出すシーンがあってひとりクスクス、にやにや
少年にしたら未確認生物？って
ところがアメリカの大統領、

このアクシデント、アメリカにしたら沽券にかかわるって下ではえらいこっちゃなわけで、
名うての分析官とか右往左往・・こいつも一丁かんでたけど
下の騒動が軽いんですね、いつものパターンではさすがって感じですけど、おいおいって

逃げる二人も、身の軽い少年と見た目は強そうだけどほんまはそうでもない大統領、
少年のホームでリードされて、形無しです（笑）

箱で転げるとこなんか、こんだけくるくるゴロゴロ落ちたら骨折します！

全て、まあまあそんな甘々な設定、展開やったけど、けっこう面白かった、
コメディかい！

少年の素直さが良い！
サミュエル・エル・ジャクソンも、頼りないのが良い、


昨日の人間捨てたもんじゃない「先生と迷い猫」といい勝負な感じ

「先生と迷い猫」

そうね、2年前パークスでポスター見たね
あの頃はまだよく劇場へ出かけてたね、
今は物理的に無理、・・悲しい

2015年　　CS



≪ストーリー≫
退職後も未だ校長先生と呼ばれる、彼は偏屈でプライドが高い、
妻を亡くし、人と話すこともない、
その妻が可愛がっていた地域猫のミイ、毎日来るのが、辛くなってきつい言葉で追い返してから行方不明になる、

しかし、どうも気になって、
この猫ちゃんあちこちで可愛がられてて、パーマ屋のおばちゃん、クリーニング屋のお姉ちゃん、女子高生、たちと一緒に探す・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

イッセー尾形、岸本加代子、北乃きい、染谷将太、もたいまさこ、ピエール瀧らが出演
もたいさんが出るだけで良い雰囲気になる、

一匹の猫ちゃんで先生の人生観が変わっていくなんて、ちょっと出来すぎやけど、
結構人生の悲哀感があって、なかなか良かったです、
長く生きてるとよくわかる映画でした、

ネコは平和ですよ


人は折り合いをつけながら生きていく・・That's right!