「さよなら。いつかわかること」

GRACE IS GONE　　2007年

GRACEはスタンレー（ジョン・キューザック）の妻の名前
かつてスタンレーがキャンプに入隊してた頃、知り合って結婚

彼は視力の問題で退役になり、妻はイラク戦に軍曹として従軍している

妻の出征中、夫とふたりの娘（12才と8才）は淋しい気持ちを隠して
無事帰還するのを待っているのだが

彼の元へ訃報が届き、
どうして良いかわからず、そのまま３人は車に乗って旅行に出かけてしまう

長女とイマイチしっくりいってない父親は、気持ちがすれ違っていて
スタンレー自身、辛くて、悲しくて、寂しいけど、
でも娘たちに伝えなアカンし

そんな心の襞がよ～く現れて、

父親と娘たちの気持ちが分かり合えたとき
告白するんだけど

殆んど３人のみでしたが
こころに沁み～る良い映画でしたよ

ちなみに、音楽提供がクリント・イーストウッドです

「光州5・18」

「パッチギLOVE＆PEACE」に続けての韓国映画「光州5・18」を見て
お隣の国のことなのにホント知らないことばかり

いわゆるヨン様系のドラマは性に合わなくて見なかったんですが、

この映画は光州事件と呼ばれた軍部の圧力に抵抗した勇気ある市民たちが
必死に、町を家族を守ろうとした人たちのドラマでした

学生の弟とふたり暮らしをしている兄は、平凡なタクシー運転手
町にはキナ臭い軍部の進行があり
それを阻止しようと、弟たち学生はデモや集会を繰り返している
弟の成長を楽しみにしている兄は、過激な行動はするな、と言うのだが

純粋な彼は理不尽な軍部に反抗して
やがて、命を落とすことに・・・

町全体が抵抗軍になり、勇気ある人々は戦うことに・・・

・.*.・・.*.・・.*.・・.*.・・.*.・・.*.・・.*.・・.*.・

1980年の実話を元に描かれたもので、愛をベースに
ヒューマンドラマに仕立てた映画で、良かったですよ

ハリウッド映画が使う火薬の量はかなり違ってるけど
ドンドンバンバンだけじゃあねぇ

コツコツと、

昨日はｔ-ちゃん小学校最後の運動会
メッチャ暑かったｗｗ
息子も彼女から「見に来て」ってTELがあって
最後のプログラム、「組み立て体操」を観覧
でも、遠くて見えネェし、どこにいるのかも分からんし、土台やし
まぁ、それでも胸がちょっと熱くなる感じもあったりで

コツコツとみんなが練習してたから成功
そして無事終了

この前Mに、組み立て体操、外国にもあるの？
って聞いたら、“YES”って
・・言ってたと思うんだけど・・
わたしのEnglishがウマくいえたかどうだか？？？

で、その午後、
NOVAの強化レッスン最終日（LOW LEVEL～いつのまにかHIGH LEVELも混じってるウ！）
いつも、３人の受講でワンクール終了したらお茶してて

この日はKにも声掛けしてて彼には以前からOKのサインをもらってタンやけど、
結局、仕事のお付き合いが入っちゃって３０分くらいしか同席できなくなったらしく、ややこしいわ

カフェもKがリードしてくれる予定やったんやけど

スクールの一番近いとこにしようって、私たちが提案したり・・・

先にカフェに着いてた私達、彼の来るのが遅くって
急遽教えてもらったアドレスにメールしたり

まぁずい分と遅れて到着したんだけど

４人和やかに楽しく話できて
私も、「元ノバのティーチャーに教えてもらってるんです」
って打ち明けたり

ついつい年長の自分
間が空かないように、会話をつなげ、
でも不思議と何とかしゃべれるようになりましたね
「継続は力なり」Practice makes perfect.・・これは「習うより慣れよ」か？
Little by little, and bit by bit.・・コツコツと、一歩ずつ

「クローズド・ノート」

雫井 脩介著
本を買っていたことを忘れて、その前にCATVでやってたのを見ちゃいました
映画は沢尻エリカが問題発言で非難されてた分ですよね

TVで見てしまってイメージが固まっちゃって、
なんかコレって昭和？って感じの雰囲気で、
純愛物語で、スローな進行
ファッションもレトロでセリフも
それに小道具がマンドリンやし

で、彼の原作とは気付かず

この作家さんの本は「火の粉」「犯人に告ぐ」を読んだだけですが
ミステリーだったのと全然ちがってて・・・

主人公香恵が引っ越した家の戸棚に、先住者のノートが残ってて
それを読んでしまう

小学校の先生だった伊吹さんが新任の学校で４年生を担任するとこから始まり、
終業式まで、
伊吹先生の子どもたちに対するまごころと
片思いかもしれない隆への切ない思いが綴られて

登校拒否の君代ちゃんに向かうやさしさや
隆へのアプローチはあくまで謙虚で

こんな人おらんやろって、そんなやさしい女性

で、たまたま同じ部屋に住むようになった香恵の視線の中へ
追憶の目で眺めていた隆の姿があって、
香恵は恋をする

映画でも、最後君江ちゃんの手紙や
伊吹先生のポートレートのくだりは泣いたし
本でもヤッパリ泣いてしまいました

まぁ、モチロン脚色されてる部分もあったけど
ロマンティックなセンチメンタルなストーリーでしたね
「日本国憲法」を読んだ後だったんで、心に潤いができた感じ(^^)

で、またFさんからかた～い本が回ってきてるんですが、
今は、石田衣良「エンジェル」を読書中やし
友人から「IQ８４」も借りてるし、それと
チャールズ・ディケンズ「オリバー・ツィスト」と「大いなる遺産」も今日届くし

読書の秋～年内たっぷり持ちそうや！？

ドラマスペシャル「白洲次郎」

シルバーウィーク、夫は一泊でゴルフに出かけ
わたしは、「白洲次郎」をじっくり鑑賞

この前児島襄著「日本国憲法」を読んで、まだホヤホヤのところ
タイミングよく放送されたんで
ただ、本では彼の登場はあまり無かったんですが
むつかしい人物つながりも少しは予習的に頭に入っており
（もっと時間がたってたら、危ういけど）
まずまず理解できたようでしたヽ(^o^)丿

白洲次郎の一生をあらわしたもので
彼自身の生き方が、父親の影響、英国に住んでできた世界観で
この時代の日本には合わない行動も多かったみたい

ドラマを見る限り「吉田茂」っていう人物がクローズアップされて
重要な人物だったんだ、ってことがよく分かったけれど

赤紙召集をにぎりつぶすとこは、驚きだったです
そんなこともあったんや(@_@)？？

戦後、憲法草案のときに携わり、いろんなエピソードがあったらしく
わたしにしたら、この場面もっとズームアップしてって想いがあったけど、

次郎のブレない生き方が素敵でしたね

「正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官」

CROSSING OVER

移民局I.C.E.は不法滞在者を調査する機関
不法就労してたり、
観光に来て期限切れのままスティしてたり
かれらは、グリーンカードを取るため、苦労して

この前日本にもあった子どもだけ日本に居住できる、そんなような話とか

それぞれにストーリーがあって、
捜査官マックス（ハリソン・フォード）はそんな彼らの心情が分かりながら
仕事をしている
ときには、離れ離れになった母子のためにプライベートで助けてやったり
と、とってもヒューマンで



また、永年かかって市民権を得るためにマジメに暮らして
晴れて、取得できたとき
かれらは無上の喜びをあじわう
そこにはいろんな国の、さまざまな人種が居て・・

・.・☆・.・☆・.・☆・.・☆・.・☆・.・☆・.・

きのう、心斎橋に行く用があったんで、見てきました
けっこう良かったですよ

先日見た、「ファーストフード・ネイション」も密入国者のストーリーでしたね

「パッチギ! LOVE&PEACE」

2007年
前作の「パッチギ」が強烈で、印象が強すぎて
で、続編はキャストが変わってて、ちょっとどうかな？って

だからはじめは家族構成や背景がはっきりせず、もや～ッとしながら・・(?_?)

アンソン、キョンジャ兄弟（前回：高岡蒼祐、沢尻エリカ→今回、井坂俊哉、中村ゆり）
のイメージをリセットするのにしばらくかかり

前面にあるストーリーは・・
お兄ちゃんが結婚して子どもがいてて、奥さんは亡くなってて、
そして、その子どもが筋ジストロフィーで権威ある病院にかかるのに、
家族みんなで東京へ引越してる・・・

そして、その甥の費用を稼ぐため芸能界入りをしたキョンジャの出自に問題があって

背景に、戦争時アンソンたちの父親が日本へやってきた経緯がある

ストーリーのテンポは小気味よく、
笑いもいたるところで誘われますが
常に、「在日」の足かせがあって苦悩する姿が見える

そんななか、藤井隆の役（佐藤）が良いですね
この頃、佐藤首相がノーベル平和賞をもらって
ニックネームがノーベルって・・（笑)、

監督の狙いがとってもシニカルだよね

曲はやっぱり「イムジン河」「アリラン」・・
それと「あの素晴しい愛をもう一度」この曲やっぱりエエわｗｗ


長い間、日韓の間には確執があって、
朝鮮から見た日本、またその逆が、

井筒監督が言いたいこと、よく分かります
奥深い作品でした

シルバーウィーク

シルバーウィーク中日、夫と娘とｔ-ちゃんは金剛山へ行っちゃいました
わたしは溜まっている用事を済ますの


昨日はｔ-ちゃんお泊まりでちた
わたちも馴れたわ、もうお○○○はしましぇん
で、この白い子猫ちゃん、わたちの後輩でシュ(^_-)



先日、テンテンの元親Ｔ子さんに近況報告
返信にこの仔が添付
以前のおちびちゃんたち６匹は今月末に里親さんが決まってホッと(^_^;)していたところ
またまた、お店の前に新オチビちゃんが・・・ガーン

クタクタの彼女はそれでも可愛い声を聞いていると放っておけずまたまた保護
頭が下がります

「海辺の家」

LIFE AS A HOUSE　　2001年
劇場ではなかったけれど、もうずい分と前に見ましたね
ヘイデン・クリステンセンだったんですね
「スターウォーズ」でカッコイイ彼も、このときはヤクにピアスにコスメの反抗期バリバリの高校生
ケヴィン・クライン（ジョージ）が父親役でシブい

以前見たときけっこう感動したんで、じっくりともう1回

再婚した母親と義理の父親、おさない弟ふたりと一緒に暮らしているサムの生活は荒れて、誰も近寄ることが出来ない

建築設計事務所を解雇されたジョージは、夏の間古家を建て直すため、息子と一緒に作業することを望む

お決まりのプロセスがあって徐々に心を開いていくんやけど
ご近所さんやサムの友人のキャラがいいんよ
シリアスなテーマに冗談っぽいものがあって

まぁ最後はジョージが亡くなるンやけど、
ちょっと胸が熱ゥなります

「画家と庭師とカンパーニュ」

CONVERSATIONS WITH MY GARDENER　　2007年

フランスの田舎の風景が良いですね

名を馳せた画家キャンバス（あだ名）が故郷へかえって庭師ジャルダンを雇う
その彼とは、かつての同級生で、いたずら仲間

二人は一挙に友情を復活させ、
キャンバスは、ジャルダン（あだ名）の言動が新鮮でたまらない

それぞれが違う生きかたをして、それぞれが背景をもって

お互い遠慮なしのフランクな付き合い
一応、庭師は画家のことを「ボス」とは呼んでいるが

作風にマンネリ化してきたキャンバスは、イラッとしてる
そんなとき、ジャルダンが病気で入院することになり、あと僅かの命しかないことがわかる

退院後、ふたりは釣りに行ったりしながら
交友を深め・・・・

かつてジャルダンは自分の好きな明るい絵を描いてほしい、と

彼が亡くなった後、
素敵な作品がたくさんできて・・・・

長ぐつ、靴下みたいなスリッパ、ナイフと紐、奥さんの肖像画
そして、鯉（スゴイでっかい！）

生涯で３度、その最後に釣ったとき、「元気でな」ってリリースし

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途中寝ちゃったんですが、
けっこうこころに沁みる～