「TIME/タイム」

IN TIME　　2011年　　DVD



≪ストーリー≫
近未来、お金の代わりに「時間」で全ての対価が支払われる世の中、
貧富の格差はますます極端となり、

富める者は永遠の時間を手に入れ、
その反対のものは、短い命で終える

ある日、そんなスラムの町へやってきた時間（金？）持ちの男は、
人生をはかなんで、ウィル（ジャスティン・ティンバーブレイク）に時間を与え、自殺する

ウィルは、一部の人間が操る世の中を壊そうと富裕層へと入り込む

そして、そこに居た大富豪の娘シルビア（アマンダ・セイフライド）と知り合うが、・・

・.・*・.・*・.・*・.・*

ふぅ～ん、
良いようなそうでないような、

それこそタイムリミットが秒刻みで、
"オ～ッ走れ、走れ"って感じなんやけど
～よく走る映画です、ハイヒールで全力疾走～

スタイリッシュではあります

でもなんかちょっと残念な感じ

「ヒート」

HEAT　　1995年　　DVD



≪ストーリー≫
ニール・マッコーリ（ロバート・デ・ニーロ）たち一味は、
現金輸送車を襲い、狙った有価証券を強奪、

予定通りの仕事を終え、ボス（ジョン・ボイト）と密会、

そして、次の銀行強盗の話へと進む


その一味を追う刑事ヴィンセント・ハナ（アル・パチーノ）は、
家庭もなおざりにし、仕事に没頭する毎日

一味の内の一人を特定できたヴィンセントは、そこから彼らを追うが
その上手をいくニール

そして、銀行強盗決行の日、金を盗んで逃げるところへ警察が取り囲む
激しい銃撃戦で、仲間の数人は撃たれる

・.・＊・.・*・.・*・.・*・.・*

ストーリー的にはそんなに入り組んでもいないんだけど、
３時間弱と長かったです
次々と切り替わる場面で飽きる事はなかったし、

さすが、デ・ニーロとアル・パチーノ
カリスマ性たっぷり、見応えは充分でしたね、鉄板ですよ

デ・ニーロが書店の店員に出会ったり、

アル・パチーノは、妻や義理の娘（ナタリー・ポートマン）と軋轢があったり、

と、両主役が進行していくんで長尺になるんでしょう
銃撃戦はスゴかったです(*_*;


当時アル・パチーノが55歳と、デ・ニーロが52歳か
貫禄たっぷり

昨日の続き、「裏切りのサーカス」ネタバレ

昨日は一日雨で、日の光がささなくて、
「裏切りのサーカス」再度見てて、
なんだか、胸いっぱい、って感じで

多分こういうこと？


まず、去年の11月、ジム・ブリドーは、
ハンガリーの要人（将軍）を亡命させる事を、サーカス（組織の名）のボス、コントロールから依頼される

極秘任務であるが、
彼のゲイ友で、サーカスのメンバーであるビル・ヘイドン〔コードネーム＝テイラー〕に話しています

ミッションに失敗したジムはソ連で拷問を受けます
背景でビルの手回しで、ジムは殺されずに田舎に追放されます


また、別の一件で、リッキー・ター（＝ピーター・ギラムの部下、トム・ハーディ）は、ソ連で任務を果たしながらも、女スパイ、イリーナに心を奪われて懇ろになり、
彼女から、サーカスの中に二重スパイが居る事を聞きだします

「サーカス」に打電するも、それを受けた何者か（おそらくビル）が握りつぶして、
リッキーも命を狙われるようになります

すぐにイリーナに連絡するが、彼女は拉致され、送られ、
既に捕らわれているジム・ブリドーに面通しをされた後、殺されます


また同時期、ソ連側の貴重な情報がサーカスのパーシー・アレリンのもとに入ります
それに対応する「ウィッチクラフト作戦」と名付けられます

しかし、ガセネタの疑いを持つコントロールです


そして、コントロールがハンガリーの事件の責任をとらされて退職、
その後亡くなります（殺された？）


彼の側近だったジョージ・スマイリー（ゲイリー・オールドマン）が、
レイコン次官の要請で、ピーター・ギラムと共に、「もぐら」捜査を始めます


そして「ウィッチクラフト作戦」の素となる情報を流したのが、
ソ連大使館のポリオコフだと分かります

ジョージたちはサーカスの4人がポリオコフと密会する場所を突き止め、
誰がソ連の秘密組織のリーダー、カーラと繋がっているかを確信する


最後、囚われの身になったビルの所の遠くから、
ジム・タッカーが銃を構え打ち抜きます
その後ジムは涙を流します
～つらい目に合わすことを避けるため？～

・.・*・.・*・.・*・.・*


実は、ネタバレのサイトを読んで、それからもう1回見たんです

劇中、ピーター・ギラムがジョージから身辺整理をするように、と言われ
彼の恋人（多分学校の先生らしき男性）に会うところがあって

そこなんか、あぁ、お父さんか、とか思ってて、

あちゃちゃ、ですよ


1回目見たときは、
何のためにトム・ハーディーは出てたん？、そこも分からんようになって
あの家のバスタブで死んでたんは誰？～彼女の夫？～

～てな具合で、
二度見ておいしい、作品です

「裏切りのサーカス」

TINKER TAILOR SOLDIER SPY　　2011年　　イギリス　　DVD



≪ストーリー≫
1980年代、英国諜報部・「サーカス」のボス、コントロールからハンガリーの将軍の亡命任務を受けたジム・ブリドーは、将軍と会う前に撃たれる

コントロールはジムにしか仕事を言ってなく、洩れた事に、内部に「もぐら（スパイ）」が居る事を確信する

しかし、その責任を負われコントロールは解雇される

程なく力を蓄えていたパーシー・アレリンが後釜に座るようになる

コントロールの右腕にもなっていたジョージ・スマイリーは、
彼とともに退職していたが
上層部のレイコン次官から組織の中の「もぐら」を探し出すように言われる


「サーカス」の組織下のピーターギラムと共に、
4人の主力メンバー、アレリン、エスタヘイス、ブランドン、ヘイドンを捜査していく・・・


・.・*・.・*・.・*・.・*

シブいです、とってもおとなです

1回見て、ちょっと分かりづらい
4人のメンバーの中に「もぐら」が居る事はわかるんですが
名前がファーストネームで呼ばれたり、コードネーム（TINKER TAILOR SOLDIER ‥）で呼ばれたり、
ぐっちゃぐっちゃになってきます

イギリスのＭＩ6というと、「007・ジェームズ・ボンド」を思い出すんですが
この映画はとってもシビアでシリアス、
エージェントも汚れ仕事でつらそうです

ジョン・ル・カレ原作だということだし、出演者がみなさん大人で大体は予想していましたが
犯人が分かって、もう一度見るつもりです


ヨーロッパの雰囲気はいい感じだし、
小道具もノスタルジックで良いですね


嫌いじゃないし、むしろ好きな系統です

ジョージ・スマイリー＝ベイリー・オールドマン
ビル・ヘイドン＝コリン・ファース
コントロール＝ジョン・ハート
ジム・ブリドー＝マーク・ストロング

他に、トム・ハーディーも

こういう映画に出られるって良いんじゃない？

「アメイジング・スパイダーマン」

THE AMAZING SPIDER-MAN　　2012年　　DVD



＜レビュー＞
トビー・マグワイアのスパイダーマンは面白かったし、
USJのアトラクションも面白い

さて、アンドリュー・ガーフィールドはどんだけ面白く見せるのかな？って


結構楽しめましたね

彼は新鮮な感じだし、そして繊細でしなやかでした
若干暗めだけど・・
～子役もキュート、アンドリューの子どもの時みたい＾＾知らんケド～

ガールフレンド役のエマ・ストーンも可愛かったしね
～「ヘルプ」見たね～


スパイダーマン自身の姿形がしなやかで好きですね


トビーとアンドリューは、
リアルスパイダーマンより肩幅がちと足りない、と思うんだけど・・


アンドリューは4ヶ月間体づくりに費やしたんだと
「ボーイA」や「わたしを離さないで」とはずい分と違います


劇場は3Dだったかな？

ストーリーは大して変わりはなかったですけど
娯楽映画として楽しめましたね

一段と大きくなりました(=^・^=)

さっぱり遊ばなくなったワチャ
寝てる


寝てる～～モフモフ倍増


寝てる


寝てる～～アイラインがくっきり


眼はきれいなゴールドなんですが、
目やにがすぐについてしまいます

まだ抱けなくて、
目薬もさせないし、ふけないし、
全く困った子ちゃん、なんですよ

でも、夫が帰っておやつを貰うときだけは
猫なで声3種を、みゃっ、みゃあ～、わ～ぉン

「ザ・ロード」

THE ROAD　　2007年　　CS



≪ストーリー≫
天変地異で全ての生き物が死に絶え、
わずかに生き残った人々、

悪しき者は人肉をくらう

その悪人どもから逃れ、ただひたすらに生き延びる事だけを考え、
南に移動する父と息子



・.・*・.・*・.・*・.・*

まぁ暗い、
劇場では見れんね

始まってすぐに「ザ・ウォーカー」を思い出したけど
こっちの方が希望がなくて、いかに今日を生き延びるか、ってことだけ

異変後に妻（シャーリーズ・セロン）が出産
その後数年は自宅で生きていくが、先が見えない世界に妻は死を選んで出て行く

残った父と息子は、ただ南に向かって旅していく
そこは温かいだろう、と

旅の途中で、いつかは父親が死んでいく事を想定しながら、
息子に「いかに生きていく」かを教えていく

"survive"って言葉が繰り返し出てきます


原作本があったんだろうな、


ヴィゴ・モーテンセンはとっても良いですね、ひきこまれます

暗い映画ですが、子どもに救われますね

あれ、ロバート・デュバル？
ガイ・ピアーズ？

って、

しんどかったけど良かったです

「フリーダ」

FRIDA　　2002年　　DVD



≪ストーリー≫
1925年メキシコのメキシコシティー、17歳のフリーダ・カーロ（サルマ・ハエック）は、
活発で奔放な高校生
壁画家のディエゴ・リベラ（アルフレッド・モリナ）を、太鼓腹さんと呼び、彼をからかう

そして自分もボーイフレンドとセックスを楽しむ

ある日通学の途中バス事故に遭い、重傷を負う

ベッドに寝たきりになった彼女に、父親は絵を描くことを勧めて

奇跡的な回復で歩けるようになる

そのときに描いた画をディエゴに見せに行く

その才能を見出した彼は、共産活動していた生活も彼女を連れて歩くようになり、
ふたりは結婚

しかし元々ある浮気癖は治らず、フリーダは苦しむ

ディエゴは、アメリカのロックフェラーから壁画の依頼が来て、渡米する
ところが、スターリンの肖像を描いたことに怒ったロックフェラーは契約を解除する

メキシコに戻ったディエゴは以来スランプに落ち、生活も苦しくなり
フリーダの妹と関係を作ってしまう

そんな折、ロシアの革命家トロツキーが亡命、
フリーダの実家に匿う

そして、フリーダの体に変調が起きる・・・


・.・＊・.・*・.・*・.・*・.・*

メキシコで最も有名な画家、らしい
メキシコ紙幣の裏側に肖像がある、ちなみに表側はディエゴ、だと

自由奔放で情熱家、自身を強くアピールできる

やっぱりラテン系

映画に出てくる絵は、彼女の内面の苦痛がよく解る
絵だけだと、なんとも奇妙
彼女の人生そのものなんでしょうねェ

リンク貼っておきます、興味があれば、


ラテン音楽と合わせて、けっこうあくが強くて、ドラマチック
見応え十分でした

女の生き方って、いろいろやねんな


出演者はこれまた多彩でした

初めのボーイフレンド＝「ダンシング・ハバナ」「ルド・アンド・クルシ」に出てたディエゴ・ルナ
画家で革命家シケイロス＝アントニオ・ヴァンデラス
ロックフェラー＝エドワード・ノートン
トロツキー＝ジェフリー・ラッシュ

等々、他にも・・

重厚で良かったですね

「ドラゴン・キングダム」

THE FORBIDDEN KINGDOM　　2008年　　CS
forbiddin:禁じられた、タブーの、



≪ストーリー≫
ボストンに暮らす17歳のカンフーオタクのジェイソンは、
チャイナタウンの質屋に行ってはカンフーのビデオを手に入れる

ある日、街のチンピラたちに襲撃された店の老主人（ジャッキー・チェン）は、
預かっている如意棒を、引取りに来る人に返して欲しいとジェイソンに頼み、そのまま息絶える

ジェイソンは、気付けば中国のあるところにタイムスリップ

そこで不死の酒を飲むルー・ヤン（ジャッキー）に会う

話すうちにその如意棒は、石にされた孫悟空のものと謎が解けて、
キングダムへ行く事になる

途中、サイレントモンク（ジェット・リー）と出会い、
ルー・ヤンと争うが、ふたりの行く道は同じである事がわかる



・.・*・.・*・.・*・.・*

うわぁ～なつかし～なつかし～

ジャッキーの酔拳って、若いとき思い出すなあ
あんときの「酔拳」（1978年）の師匠くらいの年になってるんや

それに、ジェットーリー
いっとう初めに「少林寺」（1982年）で、リー・リンチェイって名前で
華麗な拳法を見せてくれましたね
そのころ、わが家もよく映画館へ家族で行ったものでした

そのふたりが共演って、知らんかったよ

それと、意外とこの映画良くって、孫悟空のなんかおとぎ話かと思いきや、
結構アクションシーンも重厚やし、
ストーリーもよくかみ合っていましたね

CSで得した気分
面白かったよ


あと、ｔちゃんに、ジャッキー・チェンやで、って言うと
彼女びっくりしてましたね
だって、彼の映画って知らんかったみたいで

「マシンガン・プリーチャー」

MACHINE GUN PREACHER　　2011年　　DVD



≪ストーリー≫
1990年なかば、麻薬密売の罪で服役していたサム・チルダース（ジェラルド・バトラー）は、
ペンシルバニア州の刑務所から出所する

ストリッパーだった妻（ミシェル・モナハン）は教会に行くようになり、稼ぎも低い仕事に変わっていた

ある日サムは、ドニーと密売人の家に押し込む
その帰り、車に乗せた男ともめ、半殺しにする

その罪に苛まれたサムは教会に行くようになり、洗礼を受ける


建設業の仕事を始め、生活は安定して。

この日も、教会でウガンダからのゲストの話を聞き、彼は強烈に印象を受け、
ヴォランティアに参加することを決心する



ウガンダに渡ったサムは、
人民解放軍のデンに、スーダンの様子を見に行きたい事を告げる
そしてそこで目にしたものは、

難民キャンプで、LRA（武装ゲリラ・神の抵抗軍）に襲われる人々、そして、少年兵に仕立て上げるために拉致される子どもたちの現状を知る



帰国後、自分たちの生活とのギャップに、
次第に正義感が募っていく

そして、それはエスカレートしていき、・・・

・.・＊・.・*・.・*・.・*・.・*

実話ベースなんですって、


まず、サムの改心があまりにも容易だったので、えっ？、って感じ
～多分スーダンのところに時間を置いたんでしょう～


のめり込んでいく牧師なんですが、
家に帰るたび、恵まれている環境に腹立たしいし、
もっとお金も欲しい、

身を守るためとはいいながらも、
銃に興味を持っていた彼が、傭兵さながら戦います


ちょっと痛快活劇を期待していました
牧師がマシンガン持って悪と戦う、みたいな

でも途中で、たぶん実話？と思い、見方が変わりました

サムの良いとこばっかり映すんじゃなくて、
ちょっと狂気じみていく様子も、
キャスティングはバッチリですね


少年兵の映画は最近ちょくちょく見ますね
つらい気持ちになります