CINEMAとMOVIE?

英語&米語

映画大好き、ごきげんな毎日・・・そして、やってきた猫の話

「メイジーの瞳」

2014-11-30 23:17:53 | 映画・洋画
WHAT MAISIE KNEW  2012年  DVD



6歳のメイジーは両親が離婚、
父親ビール(スティーヴ・クーガン)と母親スザンナ(ジュリアン・ムーア)の間を10日間ごとに行ったり来たりすることになる

しかし、父親は海外の仕事が忙しく、以前からのベビーシッターで、恋人でもあるマーゴに預けっぱなしになる
母親はロックシンガーで、やはり仕事でツアーに出かけてしまったりで、若い再婚相手のリンカーンに預ける

メイジーは、父と母からは愛されていることは実感しているけど、我慢しながら淋しい思いをずっとしている・・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

※ネタバレあります


愛情って、いかにその人のために時間を割くか、ってこと

そこから見るとこの両親最低です
仕事が大事なこともよく分かるけど、だからって6歳の子どもをないがしろにして、
ほんと、「分かってね、アイラブユー、」って勝手すぎるよ

メイジーがじっと耐えて、泣かないで、良い子でいるのが何とも切なくっていじらしいです

たった一回だけ涙をこぼすシーンがありました
胸が詰まるよ

大人の都合で振り回されて、翻弄されます

ところがマーゴとリンカーンが、メイジーを通じてこころを合わせるようになっていくんですね
誰からも愛されるメイジーが、最後ふたりと一緒になるんですが、
~初めからちょっとそうなるのかな?って思ったけどやっぱり~

ママがツアーの途中会いに来て「誰がママ?」とか尋ねて、

あらら・・ですよ

リンカーンが学校へ迎えに行ったとき、「ステップファーザーです」って言うんですけど
学校側は「知らない人にはお渡しできません」と、
そっか、そりゃああかんわなあ、ひょっとして変な性癖とかあったら?
って、気を回し過ぎましたけど、そんなタイプの映画ではなかったです


それにしてもこのメイジーちゃんとっても可愛くって、お洋服もかわいかったですね

「キッズ・オールライト」のスタッフメンバーと聞いてなるほど、
けっこう良かったです






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「ソウルガールズ」

2014-11-28 21:34:34 | 映画・洋画
THE SAPPHIRES  2012年  オーストラリア  DVD



1958年、ゲイル、シンシア、ジュリー、ケイは歌うことが好きな少女たち
10年後、彼女たちはコンテストに出るが、アボリジニ人たちには差別の目があるだけ

しかし、そこに居たデイブは彼女たちの実力を認める

ゲイルたちはベトナムの慰問のオーディションを受けに行くことを決め、
デイブはそれに乗っかり、「サファイアズ」と名前を変える、

デイブのヘルプでオーディションのレッスンを重ね、慰問の歌手として雇われることに・・




・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

シドニーオリンピックのときにアボリジニ人たちの歴史的なことは少しだけわかったけど、
ここもやっぱり差別は厳しく、かれらは居留区に分けて住まわされていたんですね

なかでも、白色のアボリジニの子どもたちは、政府当局からさらわれ、白人の家庭で育てられていた、
「盗まれた世代」とか


で、サファイアズ、ベトナムの戦地で歌うんですが、
困難な状況の中生き延びて、成功を収める、と


モータウンの「ドリームガールズ」とはまた違い、
この映画は、アボリジニの過去を表しています

アメリカにわたって成功する話は出てきません


実話だし、歌も良かったんですけど
この日は電話やら、来客やらでまったく集中できず・・残念
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「ラストミッション」

2014-11-27 16:46:52 | 映画・洋画
3 DAYS TO KILL  2014年  BD



余命2か月、ポジティブに見て3か月と言われたCIAエージェントのイーサンは、
別れた妻と娘のいるパリに行くが、本部のヴィヴィから最後のミッションを頼まれる、
ヴィヴィから治療の試験薬を受け入れるかわりに仕事をすることを条件に、
3日間で組織のボスをつぶすことを約束させられる・・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

パリには今どきの16歳の娘ゾーイと共に生活しながら徐々に愛を取り戻していくんですけど、
そこのワンシーンに「ボディガード」のホイットニー・ヒューストンを抱いて逃げるシーンと同じとこがあって、
ちょっと思い出しましたね

ゾーイとの付き合い方や、悪者のデブの幹部とのやり取りはちょっと笑いましたよ

ストーリー的にはありがちなんですけど、
ケヴィン・コスナーを見るにはGOOD
やっぱり好きですわ
「アンタッチャブル」「JFK」「ボディガード」とかカッコイイです


で、脚本がリュック・ベッソン、な~るほどと納得
ケヴィンのくたびれた革ジャンはステキ

「プライベート・ライアン」よりずっとずっと良かった
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わたしの映画観

2014-11-26 20:11:03 | 英会話
午前中は英会話レッスン、
今日は生徒がふたり、E子さんはBSで見た「エアポート75」の話を始める
わたしはこの前見たGおススメの「レイルウェイ 運命の旅路」の話、
~ちなみに彼にすすめてた「ジャージーボーイズ」は良かったって~
それで、
新しい映画を見ていっしょに話しましょうと、GはE子さんに応えてたけど、~まあそれぞれだしね

で、私にとって「映画」って、それぞれの国の歴史、文化、ファッション、音楽、景色とか、いっぱい知ることができて、
全然進まないけど英語のリスニングも多少はできて、好きなんですよね
まして、こうして友人たちとああだ、こうだなんて言いあえて、面白いんです


今日、「まさか!」ってフレーズが「Surely not!」って言うことを聞きました
で、辞書には「No kiddinng!」とかあって、
映画でよく聞くワードだよね、

で、もうひとつ、手紙とかで、XOXO…ってのは
X=kiss ○=hug なんだって
Xは知ってたけど、○は知らんかったです

またひとつ解って、いやあ実に面白い

 




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「人生の特等席」

2014-11-24 20:05:02 | 映画・洋画
TROUBLE WITH THE CURVE  2012年  CS



≪ストーリー≫
メジャーリーグの老スカウトマンのガスは、寄る年波に契約切れの話が持ち上がってて、おまけに目も危うい、
弁護士の仕事をしている娘のミッキーは、長年の仕事仲間からその事情を聞き、父のいるノースキャロライナへ行き、父をヘルプする

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

ミッキーは母親を早くに亡くして、しばらくは父親の仕事に一緒に行ってたんだけど、
ある日親戚に預けられて、以来父に不満を持っていたんですね

父親はそれにも理由があって遠ざけてたわけなんですけど、
だから娘は父から離れるために、弁護士の仕事で一人前になってた、

でも、やはり気になって仕事先に行く


ガスは年いってきて、朝トイレに行って「カモン・・・チョロチョロ・・グッドボーイ」とか言ってんだけど・・


でも、クリント・イーストウッド、カッコイイよねえ、この年だからこそできる映画です

結局目は見えにくくなってても、長年の経験で選手の技能を見抜くんですけどね

すべてうまくいってめでたしめでたし、です
間違いないけど、ちょっと物足りないかな?
「グラン・トリノ」の方が好き


ミッキー役はエイミー・アダムス、この親子良いですね
それと、他のチームスカウト役に「TIME」のジャステン・ティンバーレイク
クリントの息子スコット・イーストウッドも出演してたのか、すべてデータはデジタルで、ってヤツかな?













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「ラストスタンド」

2014-11-22 21:50:04 | 映画・洋画
THE LAST STAND  2013年  DVD



シュワちゃんがLA知事さんから退任後の再登場主演作
いやいやこれがけっこう面白くって、わたしのツボでしたよ

ストーリーはかつてのFBI特別捜査官から引退後、小さな町の保安官になったレイが、
大物麻薬極悪犯が護送中逃亡して、この町を通るんで、
中には見て見んふりしようなんて者も居たりするけど、
そこはやっぱり正義の血が騒ぐんよね

おバカな銃器オタクに、拘留されてるイケメン、副保安官たちが結集して阻止する話

町の銃撃戦はまるで西部劇やし、
枯れたコーン畑のカーチェイスはなんだかコンバインでトウモロコシを刈ってるようだし、

シュワちゃんは「年や」って言いながら立ち向かっていくし、
イタタ、ってとこもあるけど、
なかなかテンポも良いし、面白かったですよ


最近シリアスものが続いてて、コメディでも見たい気分やったし、
ドンパチアクションでスッキリでしたね

おまけに拘留されてたイケメンは、竹野内豊似の最近気になるロドリゴ・サントスやって、なおさらでしたよ

町のダイナーの年寄りたちは逃げもしないで見物してるし、
そのひとことがまた面白くって、

決してコメディではないよ
でも、くすぐられましたね、
バンザ~イって気分
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「レイルウェイ 運命の旅路」

2014-11-21 17:44:09 | 映画・洋画
The Railway Man  2013年  イギリス  DVD



≪ストーリー≫
エリック・ローマクス(コリン・ファース)は鉄道の事が若い時から好きで、この日もたまたま乗り合わせたパトリシア(ニコール・キッドマン)と話すうち、彼女に興味をもつ
偶然を装い再会し、その後ふたりは結婚する

しかし、エリックは心の傷を負って、精神的に病んでいた

その傷とは、1942年、
第二次大戦シンガポールでイギリス軍に従事していたころ、戦況の悪化で日本軍の捕虜となり、
泰面鉄道(タイ~ビルマ)建設に送られる
過酷な労働、そして拷問が彼に忘れることのできない過去を根深く植え付けてしまう

そのときの憲兵の通訳者永瀬(真田広之)がタイで生きてることを知り、復讐をするために向かう・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

※ネタバレあります

向かい合ったふたりは共に傷ついていたことを知り、結局は友人として長く付き合うようになるんですが、
そこに至るまでの葛藤は並大抵ではなく、エリックも鬼気せまる状態になります


実は、英会話レッスンのGからこの映画なかなか良かったと聞いて鑑賞しました

エリック・ローマクスの自叙伝で実話です
日本部隊が出るとBGMが笛の音に、~ちょっと複雑な気分でした

泰面鉄道、クワイ川と言えば「戦場にかける橋」とかに出てきますが、
この映画ではクウェー・ノーイとか言ってて、ン?みたいな

でもそういうことでしょうね

ウ~ン、なかなか深い、シリアスで、
コリン・ファース良かったです
同じ傷ついている戦友のフィンレイ(ステラン・スカルスガルド)もツライ結果でした

若き日のエリック役が「戦火の馬」のジェレミー・アーヴァインだったんですね、

ニコール・キッドマン良妻でした ~でもやっぱり触ってる?


それにしても友人となるなんて、スゴイです
良い作品でした



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「母の身終い」

2014-11-19 11:10:49 | Weblog
高倉健さん83歳だったんですか、「単騎千里を走る」「あなたへ」は好きでした合掌

クリント・イーストウッドさんもそれくらいかしらね
もっと撮ってほしいですね

QUELQUES HEURES DE PRINTEMPS/A FEW HOURS OF SPRING  2012年  フランス  DVD



≪ストーリー≫
18か月の刑期を終え出所したアランは、母イヴェットが一人住む実家に身を寄せる
しかし、昔からうまくいってない母と息子は何かにつけ言い争ってしまう

そんなある日、アランは母の尊厳死の申し込み書を見つける
病院の医師に尋ねると、
イヴェット自身が、脳腫瘍で治療の効果がないときはスイスの協会で最期を迎えることを希望している、と聞く

アランはイヴェットに理由を聞くが、同じ病に苦しんだ夫のようにはなりたくないから、と答えるが、
その後も親子関係はうまくいかず、アランは家を出る・・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

まず、ずい分と確執のある母と息子なんだなあと、
息子は長距離トラックに乗っててふと密輸行為をするようです
で、18か月の懲役なんですが、出所後も就職はままならず、毎日不満を抱えているわけで
そんな息子に母はつらく当たって、行き場所がない

母は母で、息子に愚痴も言わず、毅然と気丈に生きてる
ただ、近所に住む友人にだけは本音を少しだけ語っている
フランスでは尊厳死は自殺ほう助になるため、スイスへ行くことを決心しているんですけど
ときどき、自制しきれず泣き崩れるところがあります

それでも、お母さん強いです
甘えることは一切ないですね

最後にベッドでお互い「ジュテーム」って言い合いますが・・


やっぱり重かったです、暗くはなかったけど、
「海を飛ぶ夢」よりは良かった
希望のない映画はしんどいですね
ただ、アランの今後の人生は希望がありそうですが、

アラン役のヴァンサン・ランドン「君を想って海をゆく」に出てました


最近、アメリカの若い女性が尊厳死を選んだ事がニュースに出てましたが、
今後このテーマは多くなるんでしょうね




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「少女は自転車に乗って」

2014-11-17 20:57:39 | 映画・洋画
WADJDA  2012年  サウジアラビア、ドイツ製作  DVD



≪ストーリー≫
10歳のワジダは、母と暮らす、たまに父親が訪ねてくる
学校へ行くときも定められた黒い靴じゃなく、スニーカーを履いている
いつも男の子の友だちアブドゥラがからかう、
自転車に乗っている彼が、悔しかったら抜いてみな、と言われ、
ワジダは自転車を買うことを決心

ミサンガを作り、友だちに売って小銭を稼ぐがなかなか、
そしてある日、学校でコーランの暗誦大会が開催されることに、その賞金で自転車を買おうと勉強を始める・・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

※ネタバレあります

イスラム国は女性には厳しい戒律が、
外出するときはヒジャブを被りアバーヤで体を覆い、ひとりで遊びに行くことも車を運転することも禁じられている
一夫多妻制で、男児を産まなければ正式な妻とも認められない

そんな環境で自転車に乗って競争をしようと思うワジダはおてんば娘
一生懸命勉強してついに優勝
で、校長に「賞金は何に使うの?」、と聞かれ、「自転車を買う」というと、
反対されて「パレスチナに寄付しなさい」って言われる

何ともなあ~って

で、買えなくなってふさぎ込むんですが、
ちょうどそのとき、母親が第二夫人になれなくって、やっぱり気落ちしてて、

結局、母親が自転車を買い与えるんですよね

お互い欲求不満があったわけで、母と娘はまた親子愛を深めるんです、
社会から見ればほんの些細なことなんでしょうが、一事が万事、なんでしょうね

女性は黒い布で全身を隠すけど、
その下にはお化粧も、洋服もけっこうおしゃれで、とっても魅力的です
ほんのちょっとだけ生活が見えました

あと自転車屋のおっちゃんエエ人でした


サウジの女性初監督でハイファ・アル=マンスール
おそらくこの映画、母国では上映されないでしょう、って
撮影はシリアでなされた、らしい

大それた映画ではないですが、
大きな権力に小さなクサビを打った、ような、

きっとこれからも自由な発想を持つ女性が増えてくると思います
シンプルで良かったです








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うっかりミス

2014-11-16 19:50:32 | 介護
母の一周忌と父の13回忌の法要でした
今回いつも仕切ってくれている義姉がわけあって出席できず
わたしがすることになり、
初めての事でちょっとウロウロ・・
抜かりなくしてるつもりが、

お餅屋さんの注文を一日早くに言ってしまい、
電話がかかったときは「はあ?日曜日って言ってませんでした?」、
ぎゃあ~

そして今日、
仏飯を炊くのをすっかり抜け落ちてて、今朝は大慌て
ぎゃあ~~


おまけ、
本家と次兄が一緒に車で来てくれたのはいいけれど、二人とも、「お供えを忘れた!」(@_@)、ってまたまた引き帰し、
坊さんの読経も終わってから再到着
ぎゃあ~~~


オチまでついて、

ほんまもう、「うっかりせんとしっかりせな!」
って母の声が聞こえてきたわ
ぎゃあ~~~~




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