いちよう:二千和会だより

 会報「いちよう」を通して、人生がさらに豊かに広がるよう「今も青春!」の心がけで楽しく交流しながら散策しましょう。

ゆとりじゃないのよ

2008年12月15日 | SO-Color

 いつになく計画的に時間割を組んで生活する昨今。なかなか張り合いのある展開があるが、かなりの綱渡りでもある。
 
 ここにお集まりの皆さんは高校時代の友人。11:30集合で、豪勢(?…私は参加できなかったのですが。)にお昼を頂き、場所を替えて、カラオケで時を過ごす。
 ここで親睦の時間を取れるのは、なかなかの名案だと思った。充分に我々のものとしての時を過ごすことができる。喫茶店に居たとしても、4時間を800円(昼間割引)でグループだけの空間と時間を共有することはなかなかできないだろうと思う。和みの楽しさを得られるというものだ。もっともカラオケが嫌いな方は、気分を悪くなさるという場合もあると聞いてはいるけれど…。
 私の場合は、母の昼食介護をしてから参加なので、お昼は家で簡単に摂って、駅前のカラオケ店で合流させて貰った。
 Takanashiさんは、いつもお芋堀を誘ってくださる方だが、今日はゆずの“お土産持参”で、この会には初お目見えとなった。
 
 “はなの舞”が、次の溜まり場。女性だけの集まりに粋なアルコールの注文。先日のクラス会では恩師高橋先生がお酒が良いとのことで、ビールと少しの清酒で楽しんで頂いたけれど、お相伴された方が何人か…、「あのお酒が旨かった!」など、通な発言も飛び出す。
 そして一日おいて演劇を見る会。これがあったから、一昨日は無理して母を見舞ったという心積もりでもあったのだけれどね。
 大地真央主演の「月の輝く夜に」を観劇したが、こちらの4人グループ(今のところ)に入らせてもらっている。やはり仲間であることを主体に考えておられるリーダー Isokoさんの計らいもあって、楽しさ倍増のこの1年目。芝居は演じて居る者と、観ている者の、目に見えない綱引きの上で進んでいくので、それが楽しいとも言えるかも。その流れでUmezonoで、粟ぜんざいを頂くコースは、今日の楽しみ。演劇のお話やら、ご家族のお話やら、いろいろおしゃべりを楽しんで、それぞれの方向に解散となった。
      
 さて次の週、今日月曜日はこれまた大変! 
 母と孫とを受け持つ日。もっとも、来週は娘の仕事も冬休みに入るのでお休みとなるのだが、11:30に出かけ母の許に、そして終わるとその足で、車で約1時間はかかる場所に赴く。その長い道中は、渋滞に出会うのは当たり前で、おにぎりをかじりお茶をペットボトルから飲みながら運転して、13:30には着かなくてはならない。ことのほか、こんな時は“あ~、運転免許を取得しておいて良かった”と感ずる。
 バス・電車で移動だったら、この二つをやってのけるなどは、とてもできない相談だから。今日は妹のプランのために、三つのメニューをこなさなくてはならない。まさしく東奔西走という言葉通りを、この高齢者と呼ばれる年齢でできるのだから、感謝しなくては…と、毎度有り難く思っているのだ。
 そして今日は特別に行動範囲が厳しく、夕方5:30頃までには、また母の許に舞い戻らねば成らないのだから…と一人で密かに“満足の域”に居させてもらうことになる。
  
  
 ここはいつも渋滞するところ。ノロノロとしか進まないので、走りながらデジカメを取り出して、シャッターを切る。もちろんフラッシュは焚かないように注意する。
  
 大きなトラックを前と横に走る位置で、手に汗握り、懸命に走る。右上には湾岸高速道路があり、その側道だから普通の国道よりは信号も無くまっすぐで走りやすいのだが交通量が多いので時間が気になってくる。ようやく、左に折れて気持ちにゆとりが出ても差し支えない道となる。
                             
  此処を右折すれば、母の許に着く。ちょうどよい時間に着けたので、ほっとする。母は、今の状態は良いと思う。周りは風邪でベッドで横たわりながら、食事を摂っている人も増えているのに、風邪も引かずに頑張っている。もっとも介護の我ら姉妹は、それぞれ今のところみんな、何とか風邪を吹き飛ばして母には風邪に罹らないように心がけてはいるが。
  
 母には気持ちよく食事を摂ってもらって後、京葉道路情報の電光板を見ながら帰宅する。
 今日もまた、ゆとりなく動き回ったけれど、運転の最中に眠気が来なくて助かった。やはり人間、忙しい時もうれしい悲鳴とか言うが…、休養もまた大事。昨日の日曜日には、ゆっくり体を休められた賜物だね。