いちよう:二千和会だより

 会報「いちよう」を通して、人生がさらに豊かに広がるよう「今も青春!」の心がけで楽しく交流しながら散策しましょう。

クリスマス

2008年12月25日 | SO-Color
 クリスマス・イブは如何でしたか?きっと皆さんは楽しいイブを満喫なさったことでしょう。
 ここで、先日麻布七福神の下見をしたそのあと、きっと素敵なイルミネーションがあの辺りなら見られるだろうと番外篇ですが、時間を延ばして見て参りました。皆さんもどうぞご一緒に!
  
 辺りは暮色に包まれだしました。このたびは季節柄、クリスマスバージョンのイルミネーションが心を打つに違いないと、下見係りとなった役員4人は新橋・汐留駅に寄り道を致しました。この青いLEDの光りに圧倒されました。
  
 17時点灯となっていましたので、たどり着いたとき、集まった大勢の人たちがその点灯の瞬間を待ち構えていました。点灯の一瞬はどよめきと歓声が渦のように沸きあがりました。光のデザインは汐留という地名に相応しく、“海・波・うねり”の表現で、灯りが点いた時は、その光の海と大勢の声の渦のハーモニーが、まるで夢の中に立っているのではないかと錯覚するようでした。
 
 
 下に降りて見て行きましょう。

 人・人・人とLEDの光の波と、そしてゆっくりと点滅する煌きの中での、夢の世界。そして現実的には目がそれに対応しきれず、チカチカとしてきてクラクラとして~うっとりと倒れてしまいそうな……これは歳のせい??
 
 中心の鐘の塔は白くなったり、赤味を帯びてきたり…。
  
               
 塔の光が変化するのは、カップルが鐘を撞くたびに赤色に、緑色に、または青色に変わります。このイルミネーションの期間は東儀秀樹の演奏曲が流れるようです。若い恋人たちは、どっぷりと夢幻の世界に誘われることでしょう……。
 
 
 おや~!? “若さ”に指を咥えていてばかりはいけませんよ。
 これはどう見ても、老夫妻お二人のようです。ふたりは鐘を撞いて光を赤く染めました。それを映しそびれてしまいましたが幸せを絵に描いたよう…赤い色の光を映せなかったのは残念に思いましたけれど。
 さあ、まだ間に合います。お二人で、ご夫妻でお出かけなさろうとしている方はどうぞ汐留にお出かけください。
 今日25日までの限定ですけれど、夕方のことですからネ。どうぞ、お幸せなお時間をお過ごしください。

(付録) クリスマス

2008年12月25日 | SO-Color

 汐留駅隣接地ですが、Carettaの物凄いイルミネーションに目を見張り、余りに魅了されてしまいましたので、これは本当に付録程度にしか感激の度合いがアップしませんでした。けれど、これは私の感想なので、とにかくアップロードします。
 
            
  
 階段を登る壁をスクリーンに見立てて、どこの窓からか光を当てて影絵を映し出していました。ちょうど画面にお疲れ気味の会長が写っていました。そして更に地上へと続きますと、光のトンネルです。今日の下見参加の4人(3人の後ろ姿。あとの1人はこの撮影者なので写らない)は、この「機関車の広場」に移って行きましたが、先ほどのカレッタでのイルミネーションの残像がちらついて、あとは何を見ても感激する“気”が湧いてこないような、心が吸い取られてしまっているような様子でした。
 今日は何方もまともには映像に納まって下さらなかったのです。いわゆる盗み撮り?となったと言えましょう。
  
 
 今回の麻布七福神の下見時のご案内映像は敢えてしません。文学散歩の最初のころでした。故山田俊雄先生に、文学散歩のご案内をここ汐留から麻布地区を歩いてみたことがありましたっけ! 今年の夏に彼岸に旅立たれました故山田先生は、お元気に先頭を闊歩しておられました。荷風の足跡や愛宕山辺り、そしてまだ新国立美術館が建っていなかった頃のことでした。在りし日の山田先生のお姿が、立ち止まって会員と会話されていたとき、道路わきに立って説明されていたときなど、その見覚えのある風景と共に、先生のお姿が浮かんできて思わず偲んでいたシーンもありました。
 今生きて生活している私たちの脳裏に浮かんでくる間は、全くあちらの世界に逝ってしまわれているわけではなくて、まだこちらの世界を散歩して居るのだとか…本の題名は失念しましたが、子どもの読書感想文の「課題図書」にあって、子どもと共に読んだことがありました。
 これぞ私たちの心に息づいているのだろうな…と思いました。
 勿論、会員の故楠重夫さんも然りでございます。たびたびにこやかに笑うお姿や散歩のときや、日本酒をおいしそうに頂いているようなときの楠さんを思い起こすことが皆さんにもお有りだと思いますが、二千和会でいろいろ手助けをしてくださった彼は、たくさんの機会にお出ましいただいておると思います。(合掌)